Ramones - End of the Century

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Ramones - End of the Century (1980)
End of the Century Rocket to Russia
End of the Century (Remastered) - Ramones End of the Century Rocket to Russia (Deluxe Version) - Ramones Rocket to Russia

 ニューヨークパンクの代表格として持ち上げられることばかりのラモーンズの意外性を知ったのはそんなに古い話ではない。元々アメリカのパンクにはさほど興味を持っていなかったので最初のアルバム「End of the Century」を聴いてそういうもんだよな、くらいの感覚しかなかったのだ。テレビジョンにしてもちょっと違うしさ。芸術的なんだよね、NYパンクってさ。だからちょっと深みにはハマらなくってね。ところが何の気なしに耳に入ってくる音楽の中で「へ?」ってのがあったりする。それがラモーンズの「ロックンロール・レイディオ」だったワケだ。

 流れてきた時に誰だこれ?って思ったもん。ラモーンズ=3コードパンクのみ、なんて印象があったからまさかこんなにポップでキャッチーで快活なサウンドが出てくるとは思わなかったのだ。それから気になってアルバムを聴くことになるのだが、1980年リリースの「End of the Century」という作品の一発目だ。ちなみにあちこちで目にしていると「End of the Century」というアルバムのプロデューサーはフィル・スペクターってことで、ラモーンズ好きな方々からはこの「End of the Century」というアルバムはあまり好評ではないらしい。もちろんラモーンズらしさよりもフィル・スペクターの個性のほうが出てしまっているからという理由らしいのだが、そりゃそうだ。聴いてて思うが、こんなのラモーンズだけじゃ出てこないだろ?って思うくらいにポップでキャッチー。それでもリスナーを惹き付ける価値は十分にあるワケで、実際に自分も引っ掛かったしさ(笑)。

 なんつってもアルバム「End of the Century」を聴いて「へ?」って思ったもうひとつの理由が「Chinese Rock」です。ジョニー・サンダースは好きなので結構アルバム聴いたりしてたから「Chinese Rock」ってジョニサンのカバーかいな?と思ったらどうも元々がディー・ディー・ラモーンとテレビジョンのリチャード・ヘルで書いた曲らしくてさ。それをラモーンズでは取り上げることなかったのでリチャード・ヘルが絡んでたHeartbreakersがやることになり、そこにジョニサンが合流したのでジョニサンの代表曲のように定着してしまったという…。それからこの「End of the Century」でラモーンズが取り上げたってことのようで、なかなか狭い世界の複雑な事情。しかしラモーンズってパンクっつうよりもサーフィンロック的な方が強いんじゃないか?って気がする。しかしこうしてラモーンズを聴いているとハノイ・ロックスの陰がチラチラと浮かぶので、ハノイは相当な影響を受けていたんだなぁと改めて実感。「End of the Century」ってアルバムだけかもしれないけどさ。

 何となくラモーンズが世界で愛される理由がわかってきた。あのルックスとワンパターンの曲ばかりのイメージがこんなに多彩で可愛らしい曲をやってるってのが不思議。そしてその能力を存分に引き出してしまったフィル・スペクターもさすが。



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フレ
Posted byフレ

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新井亮太  
このサイトすごい

はじめまして。今さっきこのサイトの存在知りました。すごいですね。僕は最近バンドはじめた高2です。ラモーンズとかクラッシュとか最近のではミューズ、シガーロスも好きです。でも一番はレッドツェッペリンだと思います。まわりに詳しい人がいなくてすごい助かります。しばらく毎日読んでみます。

2010/11/24 (Wed) 23:24 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>新井亮太さん

ロックの世界は広いのでどんどん楽しんで吸収してってください~♪

2010/11/27 (Sat) 12:31 | EDIT | REPLY |   
K平  
PUNK系初来日時の思い出

すでに私はサラリーマンでしたが
1)RAMONES 実によかったです。
大阪の「あひる」と言うLIVE HOUSEで観ました。RAMONESと言えば、その時すでにNY PUNKの雄なのに 観客50人 いなかったんじゃないでしょうか(30人強位?)。ステージは無く、機材は床に置いてあって、観客が半円形に彼らを囲む 路上LIVEみたいな感じでしたので、4~5M位の距離で 彼らを観れました。本当に熱いLIVEでした。今や メンバーのほとんどが故人。残念です。
2)STRANGLERS
京大西部講堂。座席を取っ払って 立ち見。私は、ステージに向かって、右の最前列にいました。J.J.バーネルやH.コーンウェルが目の前に見えてて ラッキーと思ったのもつかの間。興奮した客が 後ろから押し寄せて 圧死しそうになり 生命の危険を感じました。実際に つぶされて バイトの警備員からステージに助け上げられてる女性も何人かいましたね。内容は最高でした。
3)TOM ROBINSON BAND
大阪フェスティバル・ホール。これもよかったです。特にギターのお兄さんが。
4)CLASH 
フェスティバル・ホール。コンバットロックの後で、初来日するのが遅かった感じ。
個人的には、2NDの直後に来てほしかった。
5)PATTI SMITH
大阪厚生年金会館。この人も遅すぎ。
1~4枚目の間に レニーケイを連れて来てほしかったです。
あとADVERTSやALBERTO Y LOST TRIOS PARANOIASに来日して ほしかったですね。それも旬の時期に。
長々とコメントすみませんでした。

2011/01/24 (Mon) 19:03 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>K平さん

うわ~、いいなぁ…。リアルで見てたんですね、羨ましすぎますっ!
Ramonesをその距離で…、そりゃもの凄い熱気でしょう。
Stranglersのライブってそんなに白熱したんですか…、音はともかくクールにかっこ良いっすもんね。
Clash…、羨ましい、羨ましすぎる…。大阪ですか?名演と言われる1/30午後の部とか?
Patti Smith…初来日1996年だったからこれは自分も見れました♪

パンクは熱いうちに見たかったっす!

2011/01/25 (Tue) 22:56 | EDIT | REPLY |   

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