Motorhead - Better Motorhead Than Dead: Live at Hammersmith
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Motorhead - Better Motorhead Than Dead: Live at Hammersmith (2007)
![Stage Fright [HD DVD] [Import]](http://ec2.images-amazon.com/images/I/51Ftu4JMezL._SL500_AA300_.jpg)
ちょっと前にスカパー流してたら音楽系チャンネルで唐突に轟音が聴こえて、なんだ?と思ったらモーターヘッドのライブビデオ流しててさ。モーターヘッドかぁ…と思ってちょっとボリューム上げて見てたら普段あんまり聴かなかったので滅茶苦茶新鮮でカッコよくってそのまま見入ってしまったんです。音的にもメタルじゃないしロックンロールっていうロックンロールでもないしハードロックじゃないしパンクじゃないし、何というのか…、モーターヘッドなので改めてその存在感に驚かされた。そこで気になって、というかちゃんと聴きたくて見たくて入手して見る聴く、です。
モーターヘッドの2007年にリリースされた30周年記念ライブの模様からDVDでは「Stage Fright」、CDでは「Better Motorhead Than Dead: Live at Hammersmith」という二つの公演がリリースされている。DVDはドイツでのライブなんだけど、モーターヘッドって21世紀に入ってからドイツではヒットチャートを駆け抜ける存在でもあり、ここ数年ではチャート上位に必ず入るバンドになってるらしくて他国では考えられないくらいの人気を誇っているんですよ。なのでDVDの映像的にももの凄い広い会場で大観衆を前に三人で叫んでる姿がカッコ良いんです。CDではやはり英国人としてのプライドと記念ってことでロンドンのハマースミスでのライブを音源化している。そりゃそうだろうな、ポートベロー出身だっけ?ロンドンだもんね。なのでリスナー的には二粒楽しめるお得な記念盤なワケだが…。
まずもって、全く変わらない音と声。それよりももっと凄みと迫力を増しているんだが、とにかくロックンロールな音であることに全く変化はなくって、これはもう見ていて聴いていてラモーンズと同じ領域に入っている気がした。アルバム「エース・オブ・スペーズ」が非常に有名で、多分一番売れたという名盤に挙げられているけど、どう聴いたってそれもモーターヘッドの一部でしかなくて、こうしてライブで紛れ込んでくると全然突出しているってものじゃないことに気づく。それよりももっと迫力満点なロックンロールが山のようにある。最初から世界に引き込まれるもん。それでいて、全然飽きないというのか、つまんないってのがない。だから途中で切るってのがなくて最後まで聴いちゃう。聴かせる魅力がある。不思議だなぁ、飽きっぽい音なのに。多分ライブだからその熱気に押されるのかな。
映像の方でメンバーのプレイを見ていても全然衰えてなくて…、それどころかホントに迫力を増した暴走族って感じで、でも英国人なんだよな。そして当たり前だけど、メンバー全員がもの凄く上手い。テクニカルに上手い。バンドとして上手い。歌は上手い下手じゃなくて個性だけど、音楽として成り立たせている部分はプロ中のプロなだけあってまったくソツなくミスなくバンドとして一体の音を出しているというプロフェッショナルさ加減。この上手さが聴き続けたくなる秘訣だ。だからテンポが良いんだ。下手なバンドではなかなかできないこの領域を3ピースで完璧に演じ切っているところが凄い。
いや、モーターヘッド、毎日聴かなくてもいいけどちょこちょこ聴くバンドになってきました。アルバムも沢山あるし、楽しめそうです。そういえば今年のラウドパークで来日してこの雄姿を魅せつけていったらしいです。さすがレミー…。

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ちょっと前にスカパー流してたら音楽系チャンネルで唐突に轟音が聴こえて、なんだ?と思ったらモーターヘッドのライブビデオ流しててさ。モーターヘッドかぁ…と思ってちょっとボリューム上げて見てたら普段あんまり聴かなかったので滅茶苦茶新鮮でカッコよくってそのまま見入ってしまったんです。音的にもメタルじゃないしロックンロールっていうロックンロールでもないしハードロックじゃないしパンクじゃないし、何というのか…、モーターヘッドなので改めてその存在感に驚かされた。そこで気になって、というかちゃんと聴きたくて見たくて入手して見る聴く、です。
モーターヘッドの2007年にリリースされた30周年記念ライブの模様からDVDでは「Stage Fright」、CDでは「Better Motorhead Than Dead: Live at Hammersmith」という二つの公演がリリースされている。DVDはドイツでのライブなんだけど、モーターヘッドって21世紀に入ってからドイツではヒットチャートを駆け抜ける存在でもあり、ここ数年ではチャート上位に必ず入るバンドになってるらしくて他国では考えられないくらいの人気を誇っているんですよ。なのでDVDの映像的にももの凄い広い会場で大観衆を前に三人で叫んでる姿がカッコ良いんです。CDではやはり英国人としてのプライドと記念ってことでロンドンのハマースミスでのライブを音源化している。そりゃそうだろうな、ポートベロー出身だっけ?ロンドンだもんね。なのでリスナー的には二粒楽しめるお得な記念盤なワケだが…。
まずもって、全く変わらない音と声。それよりももっと凄みと迫力を増しているんだが、とにかくロックンロールな音であることに全く変化はなくって、これはもう見ていて聴いていてラモーンズと同じ領域に入っている気がした。アルバム「エース・オブ・スペーズ」が非常に有名で、多分一番売れたという名盤に挙げられているけど、どう聴いたってそれもモーターヘッドの一部でしかなくて、こうしてライブで紛れ込んでくると全然突出しているってものじゃないことに気づく。それよりももっと迫力満点なロックンロールが山のようにある。最初から世界に引き込まれるもん。それでいて、全然飽きないというのか、つまんないってのがない。だから途中で切るってのがなくて最後まで聴いちゃう。聴かせる魅力がある。不思議だなぁ、飽きっぽい音なのに。多分ライブだからその熱気に押されるのかな。
映像の方でメンバーのプレイを見ていても全然衰えてなくて…、それどころかホントに迫力を増した暴走族って感じで、でも英国人なんだよな。そして当たり前だけど、メンバー全員がもの凄く上手い。テクニカルに上手い。バンドとして上手い。歌は上手い下手じゃなくて個性だけど、音楽として成り立たせている部分はプロ中のプロなだけあってまったくソツなくミスなくバンドとして一体の音を出しているというプロフェッショナルさ加減。この上手さが聴き続けたくなる秘訣だ。だからテンポが良いんだ。下手なバンドではなかなかできないこの領域を3ピースで完璧に演じ切っているところが凄い。
いや、モーターヘッド、毎日聴かなくてもいいけどちょこちょこ聴くバンドになってきました。アルバムも沢山あるし、楽しめそうです。そういえば今年のラウドパークで来日してこの雄姿を魅せつけていったらしいです。さすがレミー…。
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