Unsun - Clinic for Dolls
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Unsun - Clinic for Dolls (2010)

Clinic For Dolls
The End of Life
結構色々な新譜がリリースされているんだけど聴くもの多くてレビューが追いついてないってのもある。まぁ、嬉しい話ではあるけどすっかり忘れてしまうバンドなんてのもあって、それはよろしくないよなと。尤も忘れてしまうくらいの音だったってのもあるかもしれないのだが、やはり音を作る苦労がある以上聴く側もそれなりにきちんと聴かないと失礼だろ、ってのもあって、一応きちんと聴いている、つもり。ま、心構えは少なくともそうありたい…(笑)。
先月末頃に結構期待されてリリースされたUnsunというバンドのセカンドアルバム「Clinic for Dolls」なのだが、ファーストアルバム「ジ・エンド・オヴ・ライフ」が2008年終わり頃だからまだ二年目くらいのバンドなのかな。ファースト「ジ・エンド・オヴ・ライフ」が出た当時はかなり好評を博していて、確かになぁ…なんて気もしたけど自分的にはやっぱりフェイバリットになるほどじゃなかった。でもまあ名前は記憶に残ってたし音も、ん?ちとのっぺりした感じのヤツね、って記憶もあります。ポーランド出身のバンドだったかな。ルックスがモロにお人形さん的でダークっつうかゴシックっつうのか、そんな感じだった。その路線自体は好きなので今回のセカンドアルバム「Clinic for Dolls」を聴く前からリリース情報を把握していたし、その前評判と期待もかなり高かったようだ。
ところが実際「Clinic for Dolls」を聴いてみるとですねぇ…、全部一辺倒なポップなメタルらしい感じのする歪んだ音での音で、キャッチーなフレージングが耳を引くとか、引っ掛かるリフと音が…とかが一発ではなかなか聞こえなかった。アルバム45分ある意味素晴らしくも音の波と起伏を感じることなくアルバム一曲と言わんばかりのスタイルに驚いた。駄作と言われることもあるんで、実際そうなのかとも思う反面、これはもう狙ってこの音だろ、と。そう考えると駄作ではなくて「Clinic for Dolls」のタイトル通りお人形さんの治療ですよ。ボーカルのAya嬢ってルックスがお人形さんだし、そのサイドの人とご成婚したようで、まぁ、夫婦バンドなワケですよ。んでもってこの音だから狙ってこういう変化のない感情の見せ場のない音なのかと。別にギター歪んでなくても良いだろうし、ただ売り方としてこういう路線なのか?なんてね。
見せ方は上手いと思うんだよね。だからジャケットもインパクトあるし、前評判の高さも良いし。しかしなぁ…、多分次に聴くことって考えられない、っていうアルバム。一応4回くらい聴きまして。えぇ、それでもダメでしたから(笑)。ま、ゴシックメタル界ってのは難しい世界なんでね、どんどん派生してってほしい部分ありますよ。




結構色々な新譜がリリースされているんだけど聴くもの多くてレビューが追いついてないってのもある。まぁ、嬉しい話ではあるけどすっかり忘れてしまうバンドなんてのもあって、それはよろしくないよなと。尤も忘れてしまうくらいの音だったってのもあるかもしれないのだが、やはり音を作る苦労がある以上聴く側もそれなりにきちんと聴かないと失礼だろ、ってのもあって、一応きちんと聴いている、つもり。ま、心構えは少なくともそうありたい…(笑)。
先月末頃に結構期待されてリリースされたUnsunというバンドのセカンドアルバム「Clinic for Dolls」なのだが、ファーストアルバム「ジ・エンド・オヴ・ライフ」が2008年終わり頃だからまだ二年目くらいのバンドなのかな。ファースト「ジ・エンド・オヴ・ライフ」が出た当時はかなり好評を博していて、確かになぁ…なんて気もしたけど自分的にはやっぱりフェイバリットになるほどじゃなかった。でもまあ名前は記憶に残ってたし音も、ん?ちとのっぺりした感じのヤツね、って記憶もあります。ポーランド出身のバンドだったかな。ルックスがモロにお人形さん的でダークっつうかゴシックっつうのか、そんな感じだった。その路線自体は好きなので今回のセカンドアルバム「Clinic for Dolls」を聴く前からリリース情報を把握していたし、その前評判と期待もかなり高かったようだ。
ところが実際「Clinic for Dolls」を聴いてみるとですねぇ…、全部一辺倒なポップなメタルらしい感じのする歪んだ音での音で、キャッチーなフレージングが耳を引くとか、引っ掛かるリフと音が…とかが一発ではなかなか聞こえなかった。アルバム45分ある意味素晴らしくも音の波と起伏を感じることなくアルバム一曲と言わんばかりのスタイルに驚いた。駄作と言われることもあるんで、実際そうなのかとも思う反面、これはもう狙ってこの音だろ、と。そう考えると駄作ではなくて「Clinic for Dolls」のタイトル通りお人形さんの治療ですよ。ボーカルのAya嬢ってルックスがお人形さんだし、そのサイドの人とご成婚したようで、まぁ、夫婦バンドなワケですよ。んでもってこの音だから狙ってこういう変化のない感情の見せ場のない音なのかと。別にギター歪んでなくても良いだろうし、ただ売り方としてこういう路線なのか?なんてね。
見せ方は上手いと思うんだよね。だからジャケットもインパクトあるし、前評判の高さも良いし。しかしなぁ…、多分次に聴くことって考えられない、っていうアルバム。一応4回くらい聴きまして。えぇ、それでもダメでしたから(笑)。ま、ゴシックメタル界ってのは難しい世界なんでね、どんどん派生してってほしい部分ありますよ。
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