金子マリ - Shoot The Moon

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金子マリ - Shoot The Moon (1978)
Shoot The Moon ライブ We got to・・
Kanekonariyyu 金子マリ流
 マリア・マルダーの歌声聴いてて、ん~、何かに似てる感じなんだよなぁと記憶の彼方を漁ってるんだけど出てこなくて、もしかしてアレかな…それとも?などなど思い起こしていて、辿り着いた先がなぜか金子マリだったのだが…(笑)。聴いてみたら全然違ったので我ながら記憶のいい加減さに呆れた次第です…。ま、それでもいいか、と金子マリを聴き続けていたのでした。

 1978年リリースの「Shoot The Moon」で、スタジオ盤としてはソロ二作目となったアルバムのようだ。まぁ、金子マリっつうのは自分的にはRCサクセション絡みで知ったのが最初でして…、それも随分昔の話ではあるんだけど何だろ?RCサクセションの「カバーズ」だっけっかな?それともRCのライブをテレビで見ていたらゲストで登場して凄い歌を聴かせてくれていたのが先かな?何か、そんな感じで割と昔に金子マリっていう名前はインプットされてたけどなかなかレコード買うまでは進まなくてさ。ソロ作聴くのは随分後になってから。フュージョンとか好きじゃないからCharやスモーキーメディスンも聴かなかっし、そもそも日本のロック系って弱かったから通ってないし、そういう意味ではかなり奥手でしたね。なのでキャリア滅茶苦茶浅いです。ただ、聴いてみるとしっくり聴けるのは日本人の性だろうか、スルッと馴染んでしまったのでした…。

 そんな作品で、「Shoot The Moon」は名盤と呼ばれるライブ盤「ライブ We got to・・」の次にリリースされたスタジオアルバムで、相変わらず歌中心のソウルフルな作品だけどややフュージョン的な音ももちろん入ってきているニューミュージック的な扱いになっちゃうアルバム。けど、歌上手いから聴きやすいなぁ。演奏もベースは鳴瀬さんだし、鍵盤は難波さんだし、まぁ、玄人集団ですわ。だからそういうトコロに問題はなくてよく出来ている。アレンジも含めて流石に昭和の楽曲はレベルが高い。変に英語かぶれしていないのもある種のポリシー感じるし、日本語の歌ってこういうもんだろうな。ほっとする歌でリラックスできます。

 ん?マリア・マルダーとの相似点?リラックスできるところですかね。金子マリさんの方は日本のニューミュージック系列なのでちょっとアメリカのルーツミュージックってのとは違いますが…、誰のことを思い出したのかなぁ、あのリラックス具合の歌声…。




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フレ
Posted byフレ

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jamken  

こんばんは、jamkenといいます。金子マリ。あまり好きな部類ではない。なんだか聞いていて気分を害するほうが多い。しかし通好みであり評価も高いようだ。わたしはどちらかというと、「あまり話しかけないでくれ」的な態度で接してきた。
 しかしこのビデオは見入ってしまった。懐かしさだけではない魅力がそこにはあった。なんだろうか。魂。というとありきたりすぎる。そのなにかは、自分の中にある「何か」であろう。私たち人間には彼女に通じる何かを持っていて、そこには自分では決して触れない。しかしその何かはいつかは飛び出してくる。まぁ、表現しにくいですけど。ついつい見入ってしまいました。ジャニスの魅力もそれに近いのかもしれない、と勝手に思ってしまった。女性ボーカルって言うのはなんだか、生生しいですね。またお邪魔します。

2010/10/20 (Wed) 22:48 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>jamkenさん

いつもブログ見てますよ~♪
自分の聴く音楽ってタイミングによって同じものでもハマる度が異なるので嫌いな物でも好きになってることはよくあります。好きになるっつうか、そこまで嫌いじゃないことに気づくってのかな。んで、多分本物に接してしまった時は好き嫌い以前に本能で理解しちゃうんですよね、魂を。だからグッと来ちゃう。でも好き嫌いあるから好きとは言わない、みたいなね。自分はそんな感覚でしたけど、今は別に一人で聴くからいいか、聴いてみよってなってる(笑)。ジャニスってさ、好き嫌い超越してるもんね。

2010/10/23 (Sat) 23:42 | EDIT | REPLY |   

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