Joanne Shaw Taylor - White Sugar
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Joanne Shaw Taylor - White Sugar (2009)

White Sugar
世界的にブルースウーマンと言うのが出没してきているのか…、これは昨今始まったことではないようだけど、それでもこれだけ目立つようになったのは面白い。そういう面白さにちょっとハマってみている自分がいてさ、しかもブルースベースのサウンドだから嫌いじゃないし、ともすればとんでもない逸材に出会える可能性もあるし、ってことで日夜漁るのだった…。
Joanne Shaw Taylorという今年24歳になる新人、「White Sugar」でのアルバムデビューは2009年というから若い若い。それでも下積みはしっかりあってEurythmicsのDave Stewartに見出されて16歳頃からプロの世界でギターを弾いていたらしいので遅すぎたデビュー作と見る方が正しいのかもしれない。うん、そう、英国出身なんですよ、このJoanne Shaw Taylorという女性。英国ってやっぱ凄いよな。ソウルフルな歌ではJoss StoneやAmy Winehouseとのような本格的なシンガーを輩出していてホワイトブルースの本家としてもJoanne Shaw Taylorという本格派をいとも簡単に輩出しちゃうという国。見事なもんだ。
そのJoanne Shaw Taylorはアルバート・コリンズが好きでギターを始めたっていう共感できる部分があって、テレキャスターをメインに使っているってのも嬉しい。女性がテレキャスでブルースギターのソロを弾くって、これまたなかなか見ることのない姿だったし、しかも出てくる音が確かにあのテレキャスター独特の音で、さすがにアルバート・コリンズほどぶっとい音じゃないけど、ソロ聴いてるとなるほど、と頷いてしまうトーンとフレーズ。そこに英国風な感覚が入ってるからだろうか、往年のブルースロックと被るようなフレージングも聴けるからこれまた楽しめる。やはり英国産ホワイトブルースはどこか湿っていて良いものだ。
「White Sugar」というアルバムでの楽曲的にはブルースっていう感じではないかな…、でもギターソロが全編に渡って思い切りブルースな香りで聴かせてくれるので曲そのものがそれほど気にならない…とは失礼な言い方にはなるか。そっちに耳が向いてしまうので歌の線の細さとか弱さってのはそれほど気にならなくて…、うん、情感豊かに歌ってるんだけどその辺はもうちょいかな。もちろん雰囲気は出てるし嫌いになれない歌と音なのは言うまでもなし。こういう女性にどんどん頑張ってもらいたいね。ココのところ聴き漁ってたブルースウーマンの中では一番のお気に入りです。


世界的にブルースウーマンと言うのが出没してきているのか…、これは昨今始まったことではないようだけど、それでもこれだけ目立つようになったのは面白い。そういう面白さにちょっとハマってみている自分がいてさ、しかもブルースベースのサウンドだから嫌いじゃないし、ともすればとんでもない逸材に出会える可能性もあるし、ってことで日夜漁るのだった…。
Joanne Shaw Taylorという今年24歳になる新人、「White Sugar」でのアルバムデビューは2009年というから若い若い。それでも下積みはしっかりあってEurythmicsのDave Stewartに見出されて16歳頃からプロの世界でギターを弾いていたらしいので遅すぎたデビュー作と見る方が正しいのかもしれない。うん、そう、英国出身なんですよ、このJoanne Shaw Taylorという女性。英国ってやっぱ凄いよな。ソウルフルな歌ではJoss StoneやAmy Winehouseとのような本格的なシンガーを輩出していてホワイトブルースの本家としてもJoanne Shaw Taylorという本格派をいとも簡単に輩出しちゃうという国。見事なもんだ。
そのJoanne Shaw Taylorはアルバート・コリンズが好きでギターを始めたっていう共感できる部分があって、テレキャスターをメインに使っているってのも嬉しい。女性がテレキャスでブルースギターのソロを弾くって、これまたなかなか見ることのない姿だったし、しかも出てくる音が確かにあのテレキャスター独特の音で、さすがにアルバート・コリンズほどぶっとい音じゃないけど、ソロ聴いてるとなるほど、と頷いてしまうトーンとフレーズ。そこに英国風な感覚が入ってるからだろうか、往年のブルースロックと被るようなフレージングも聴けるからこれまた楽しめる。やはり英国産ホワイトブルースはどこか湿っていて良いものだ。
「White Sugar」というアルバムでの楽曲的にはブルースっていう感じではないかな…、でもギターソロが全編に渡って思い切りブルースな香りで聴かせてくれるので曲そのものがそれほど気にならない…とは失礼な言い方にはなるか。そっちに耳が向いてしまうので歌の線の細さとか弱さってのはそれほど気にならなくて…、うん、情感豊かに歌ってるんだけどその辺はもうちょいかな。もちろん雰囲気は出てるし嫌いになれない歌と音なのは言うまでもなし。こういう女性にどんどん頑張ってもらいたいね。ココのところ聴き漁ってたブルースウーマンの中では一番のお気に入りです。
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