Eric Clapton - Clapton
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Eric Clapton - クラプトン (2010)
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四季で一番好きな秋がようやく訪れた気がする。秋って短いんだよねぇ…と風情たっぷりなことを書いてみるロック好きでしたが、そんな季節を狙ったかのようにリラックスしたアルバムをリリースしてくれたエリック・クラプトン。普段はほとんど全くと言って良いくらいにクラプトンは聴かない自分なのだが、秋の気配とここのところのリリースラッシュに便乗してどうせだから久々に聴いてみようかな、などと思った次第だった。
タイトルもずばり「クラプトン」とは…、節目なのか自信なのか、今だからできるタイトルなのか、多分全部だろうな。ここのところのエリック・クラプトンと言えば人生の総決算に入っているようで、クリームやったりBlind Faithみたいなのやったりベックと一緒にやったりあとはヤードバーズの再結成くらいか?ま、冗談としてもそんな感じで自分の歴史を振り返っている傾向で、聞けば今回も5年ぶりのオリジナルアルバムだとか。どうにもブルースっつうかブルースじゃないし、ロックでもないし、歌手っつうのかな、ちょっと神々しい世界に行ってしまった感じだった。やっぱ長生きしてロックをやり続けるのって難しいんだよ、見ている側からすると。
そんな戯言はともかく、この「クラプトン」というアルバムだ。年相応にまたブルースかな、なんて思ってたら驚くことにジャジーな音やブルース、ラグタイム的なソフトに優しい歌モノアルバムでした。全く秋の夜にはぴったりな雰囲気が素晴らしい。何度も何度もじっくりと聴くという作品にはならないが(自分には)、無茶苦茶心地良いしリラックス出来るず~とどこかのBGMで生き永えていく名盤かもしれない。ロックじゃないことは間違いないが、まぁ、ジャズとブルースの合いの子ってトコで、その手の作品ってありそうでなかなか聴けない音なのでさすがクラプトン、と言ってしまうところ。もちろん自身の得意のギタープレイも要所要所で味のある音色を聴かせてくれるのも素晴らしい。
クラプトンの行き着く先のひとつはここだったのかな、なんて思ってしまった作品です。肩肘張ったところが全くなくてとにかく一人でじっくりと酒を傾けて暗いバーで飲んでるっていうのに相応しいアルバム。多様なゲスト陣も参加しているみたいだけど、そんなのよりもクラプトンのこの音…、脱帽です。だからクラプトンはあまり聴きたくないんだ、きっと…。この秋オススメのリラックスする名盤♪ ロック好きにはウケないだろうけど、大人にはコレは響くでしょう。そう、大人の音です。ヘッドフォンやiPodで聴くものじゃなくて、レコードでJBLで鳴らしたい音。

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四季で一番好きな秋がようやく訪れた気がする。秋って短いんだよねぇ…と風情たっぷりなことを書いてみるロック好きでしたが、そんな季節を狙ったかのようにリラックスしたアルバムをリリースしてくれたエリック・クラプトン。普段はほとんど全くと言って良いくらいにクラプトンは聴かない自分なのだが、秋の気配とここのところのリリースラッシュに便乗してどうせだから久々に聴いてみようかな、などと思った次第だった。
タイトルもずばり「クラプトン」とは…、節目なのか自信なのか、今だからできるタイトルなのか、多分全部だろうな。ここのところのエリック・クラプトンと言えば人生の総決算に入っているようで、クリームやったりBlind Faithみたいなのやったりベックと一緒にやったりあとはヤードバーズの再結成くらいか?ま、冗談としてもそんな感じで自分の歴史を振り返っている傾向で、聞けば今回も5年ぶりのオリジナルアルバムだとか。どうにもブルースっつうかブルースじゃないし、ロックでもないし、歌手っつうのかな、ちょっと神々しい世界に行ってしまった感じだった。やっぱ長生きしてロックをやり続けるのって難しいんだよ、見ている側からすると。
そんな戯言はともかく、この「クラプトン」というアルバムだ。年相応にまたブルースかな、なんて思ってたら驚くことにジャジーな音やブルース、ラグタイム的なソフトに優しい歌モノアルバムでした。全く秋の夜にはぴったりな雰囲気が素晴らしい。何度も何度もじっくりと聴くという作品にはならないが(自分には)、無茶苦茶心地良いしリラックス出来るず~とどこかのBGMで生き永えていく名盤かもしれない。ロックじゃないことは間違いないが、まぁ、ジャズとブルースの合いの子ってトコで、その手の作品ってありそうでなかなか聴けない音なのでさすがクラプトン、と言ってしまうところ。もちろん自身の得意のギタープレイも要所要所で味のある音色を聴かせてくれるのも素晴らしい。
クラプトンの行き着く先のひとつはここだったのかな、なんて思ってしまった作品です。肩肘張ったところが全くなくてとにかく一人でじっくりと酒を傾けて暗いバーで飲んでるっていうのに相応しいアルバム。多様なゲスト陣も参加しているみたいだけど、そんなのよりもクラプトンのこの音…、脱帽です。だからクラプトンはあまり聴きたくないんだ、きっと…。この秋オススメのリラックスする名盤♪ ロック好きにはウケないだろうけど、大人にはコレは響くでしょう。そう、大人の音です。ヘッドフォンやiPodで聴くものじゃなくて、レコードでJBLで鳴らしたい音。
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