Eric Sardinas - Black Pearls
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Eric Sardinas - Black Pearls (2003)

Black Pearls
Devil's Train
新世代ってほど若くはないけどシーンに出てきたのがちょっと遅めだと新世代と言われてしまうものだ。ブルースロックの世界で30才くらいなんて言ったらまだまだ新人同然扱いなのだが、若さ故の激しさはもちろん勝利の一つでもあるわな。SRV的なアグレッシブさを求めて探し続けているブルースロック新世代系、今日もまた一人素晴らしいのがいたんです。
Eric Sardinasという若者…でもないけど、まぁ、エネルギッシュな人。90年後期にデビューしているらしいけど最も評判の高かった2003年にリリースされた「Black Pearls」を聴いてみましたと。音がものすごくエアロスミスなので一体これはブルースロック…っつうかロック野郎がやるブルースなのか?と思ったが後で見ているとプロデューサーがエディ・クレイマーだと言う事が判明しまして、なるほど、そういうミュージシャンですか。それでもエディ・クレイマーなんだから相当なもんだろ、ってことで期待満々。それにしても音の処理がエアロ風でして…、歌声まで似ているように聴こえてくる始末。コーラスワークやノリ具合なんかもエアロスミスがバックでやっても多分出せるだろう味わいな感じ。まぁ、いいか。
ハチャメチャなプレイを繰り広げる人ってことらしいけど、顔はハンサムだし、相当インパクトある音を出すのは確かで、ブルースもメチャクチャ弾けるんだろうな、というのはあるけどこの「Black Pearls」での音の路線はレニクラとかブルースエアロとかっていうような方向性で、際立った歌声ではないけど骨っぽい歌。そしてスライドギターがグイグイと曲を引き立てているけど、楽曲そのもののクォリティにはそれほどこだわりなさそうな感じがある。うん、アメリカだからこの手の音は多いのは事実だ。セッションマンとしては相当生きてくる人なんじゃない?
ウンチクはともかく、聴いて「カッコ良い」という印象は持てる作品だし、ライブ感グルーブ感、そしてロック感がかなり出ているのでブルースっていう枠じゃなくてロックという枠でウケる人だろうと。あのSteve Vai曰く「Jack Buttlerとはヤツのことだ」というくらいに惚れ込んでいるギタリストのようだ。アルバムにはビリー・シーンも参加しているようで、なかなか期待に応えてくれる作品。今でも名前が出てくるギタリストなので実力の度合いは非常に高いんだな、ってのは感じるね。自分的にはちょっと一辺倒的な音がもう少し聴きこなさないと何とも言えない感じ。




新世代ってほど若くはないけどシーンに出てきたのがちょっと遅めだと新世代と言われてしまうものだ。ブルースロックの世界で30才くらいなんて言ったらまだまだ新人同然扱いなのだが、若さ故の激しさはもちろん勝利の一つでもあるわな。SRV的なアグレッシブさを求めて探し続けているブルースロック新世代系、今日もまた一人素晴らしいのがいたんです。
Eric Sardinasという若者…でもないけど、まぁ、エネルギッシュな人。90年後期にデビューしているらしいけど最も評判の高かった2003年にリリースされた「Black Pearls」を聴いてみましたと。音がものすごくエアロスミスなので一体これはブルースロック…っつうかロック野郎がやるブルースなのか?と思ったが後で見ているとプロデューサーがエディ・クレイマーだと言う事が判明しまして、なるほど、そういうミュージシャンですか。それでもエディ・クレイマーなんだから相当なもんだろ、ってことで期待満々。それにしても音の処理がエアロ風でして…、歌声まで似ているように聴こえてくる始末。コーラスワークやノリ具合なんかもエアロスミスがバックでやっても多分出せるだろう味わいな感じ。まぁ、いいか。
ハチャメチャなプレイを繰り広げる人ってことらしいけど、顔はハンサムだし、相当インパクトある音を出すのは確かで、ブルースもメチャクチャ弾けるんだろうな、というのはあるけどこの「Black Pearls」での音の路線はレニクラとかブルースエアロとかっていうような方向性で、際立った歌声ではないけど骨っぽい歌。そしてスライドギターがグイグイと曲を引き立てているけど、楽曲そのもののクォリティにはそれほどこだわりなさそうな感じがある。うん、アメリカだからこの手の音は多いのは事実だ。セッションマンとしては相当生きてくる人なんじゃない?
ウンチクはともかく、聴いて「カッコ良い」という印象は持てる作品だし、ライブ感グルーブ感、そしてロック感がかなり出ているのでブルースっていう枠じゃなくてロックという枠でウケる人だろうと。あのSteve Vai曰く「Jack Buttlerとはヤツのことだ」というくらいに惚れ込んでいるギタリストのようだ。アルバムにはビリー・シーンも参加しているようで、なかなか期待に応えてくれる作品。今でも名前が出てくるギタリストなので実力の度合いは非常に高いんだな、ってのは感じるね。自分的にはちょっと一辺倒的な音がもう少し聴きこなさないと何とも言えない感じ。
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