Paul Oscher - Deep Blues of Paul Oscher

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Paul Oscher - Deep Blues of Paul Oscher
Deep Blues of Paul Oscher Down in the Delta
Down Down In the Delta Living Deep In the Blues

 これもまたTwitterでのブルース会話の中から出てきたのがきっかけだったんだが、古いブルースメンの映像って割と残されているものがあってDVDになってるんだよね、と。多分「アメリカン・フォーク・ブルース・フェスティヴァル」あたりの話だったと記憶してるんだけど、そこでまた好きな人がいるんだよね…。「Muddy Watersのバックのハープ吹きが凄いんだ」みたいな話になって、見たワケですよ今なら便利なYouTubeを。



 確かに…(笑)。マディ・ウォーターズがこんな白人の若造を使いながらやはり白人ハーピストの世界ではポール・バターフィールドという稀有な存在がいたが故にあまりシーンでは目立たなかったんだろうか?それにしても…と気になってしまったのでアマゾン探してみるとアルバム出してるじゃないですか。もっとも随分と後になってからの作品ばかりだけど。

 ってことでPaul Oscherという当時の若者、今じゃいいお爺さんだろうけど、そんな人のよくわからないベスト盤みたいなものです。ジャケットからして適当だなぁ~と言いたくなるが、そんなもんだ。近年の作品もあったりするけど、まぁ、何でもいいか、ということで「Deep Blues of Paul Oscher」という作品。

 中味はですねぇ…、これがまたスタンダードな古き良きブルースナンバーばかりでシンプルに仕上がった何の目新しさもない、普通のブルースで、特にハープが凄いというのでもなく、ギターが凄いというのでもなく普通にブルース。ただ…、何か本物の余裕ってのがあるところが違う。ブルースってそういうモンだよな、きっと。生々しい楽しさとか嬉しさとかが自然に充ち溢れて出てくるものだしさ、昔は悲しみや辛さだったろうけど、表現としてはリラックスしたものだもんね。なるほどね…と、何かを期待して聴いた割に普通にいいなぁ~と聴いてしまった作品でした。



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フレ
Posted byフレ

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