Black Country Communion - Black Country Communion


何かで見て「へぇ~」なんて思った程度だったんだけど、よくよくリリース情報を見ていたら「は?」っと言う事に気がついたので凄く気になってきて速攻で聴きました♪ご存知の人はご存知だろうけど、一応書いておくとですね、グレン・ヒューズとジェイソン・ボーナム、更にブルースギタリストとして名を馳せていたハズのジョー・ボナマッサとデレク・シェリニアンというメンツ。馴染みのない名前は多分最後のデレクさんですかね…、ドリーム・シアターの鍵盤奏者だった人らしいです。そんな四人が組んで歌はもちろんグレン・ヒューズがメインでジョー・ボナマッサが何曲か、っていうトコですが…、結構年齢差ありそうなバンドだな(笑)。
バンド名、アルバム名とも「Black Country Communion」にてお目見え。英国人半分とアメリカ人半分のバンド。まぁ、言い方によっちゃぁDeep PurpleとLed Zeppelinの合体ってか?しかしジョー・ボナマッサの参加が面白いな…。ブルースメンだけでは生きて行けなかったのか、思い切りハードロックに身を転じるとは…、そして驚くべきことはその転じたハードロックのギタリストとしてしっかりと速弾きも含めて弾けてしまっているというトコだ。ギターリフやらナンやらも見事に重さを重視したリフとプレイと裏メロなんぞもあって、ここまで変貌できちゃうってのはやはり素地がロックだったんだと感心した。あ、いきなりギタリスト論から入っちゃったけど、アルバム全体像は、思い切りハードロックでグレン・ヒューズの歌もソウルじゃなくてハードロックの方で、重くてグイグイ引き込む英国ロック風ではあるが、上に乗っかる音がアメリカだから妙な雰囲気ではあるかも。ただ、歌がすべてを制圧しているのが圧巻。
ジェイソン・ボーナムのドラムは、やはり重いよね。グレン・ヒューズのベースが重いのもあってかバンドのバックは重さがあって良い。ただ、ジェイソン・ボーナムのドラムもちと一辺倒な雰囲気あるけど、これはもうバンドの曲の問題かな。キラーチューンがちと弱い感じするけどまだまだきちんと何度も聴けていないから何とも言えないか。しかしジョー・ボナマッサ…、完璧にHRギタリストだよ。うん、かなり良いバンドに仕上がっているからしばらく楽しめそうだな♪
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