Robert Plant - Band Of Joy
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Robert Plant - Band Of Joy (2010)

Raising Sand (Bonus Track Version)
Page & Plant以来ロバート・プラントの作品をきちんと聴いたのはこないだのAllison Clausとのアルバム「Raising Sand」くらいだった。それから3年くらい経ったのかな?グラミー賞も獲得して自身の音楽性の進歩と世間に示した方向性の合致が嬉しかったんだろうと思うが、Led Zeppelinのメンバーの中でひとりだけ独自の世界観を持って進んでいるRobert Plant。それは自分の声の限界も知っているしLed Zeppelinも大事にしているからということが良くわかるだけに何も云えることがないのだが…。
新作「バンド・オブ・ジョイ」をリリース。モロにBand of Joyとはロバート・プラントがLed Zeppelin結成前に組んでいたバンドの名前だし、ボンゾも一緒にいたワケで…、と深読みして、もしかしたら当時のバンドの連中と昔やってた音を再録して出すのかな?なんて思ったりもしたけど、結局そんなこともなくってナッシュビル界隈のミュージシャンとのカントリーチックなアルバムらしい、という報を聞いていただけだった。
「バンド・オブ・ジョイ」を早速聴いてみると、これはまた…、カントリーというかナッシュビルっつうかRichard Thompsonの世界と言うか…、ロバート・プラントはこういうのを今やりたかったんだな…っつうのがわかるレベルの音。ロック…ではないけどなぁ、でもロバート・プラントが歌っていることで妙に融合されたサウンドになっているし、ここにジミー・ペイジが参加していてもおかしくはない。ただし、レスポールを掲げたジミー・ペイジじゃなくってアコギの方ね。
はて、この「バンド・オブ・ジョイ」で従えているミュージシャンは生粋のナッシュビル周辺の連中らしく、それぞれは知名度があるらしいけど、多分ミュージシャンズミュージシャンって感じで一般からしたらよくわからない。ただ、出てくる音を聴く限りは面白いなぁ…と。普段聴くことのない音で、アメリカ的か、と言われると実はそうでもない。不思議なことに。英国的かと言われてもちょっと…というトコロだ。聴いた印象は正にRichard Thompsonの世界で…ってよく見たら2曲目にRichard Thompsonの曲やってる。
って調べてみるとほとんどがローカルなカバー曲らしい。オリジナルもいくつかあるけど、カバーやトラッドの寄せ集め的作品とのことで、明らかに作曲能力に欠けるロバート・プラントはこうやって凌いでいくのだろうか。それにしても悪くない作品だね。ライブでは「Tnagerine」とか「The Houses of the Holy」や「Gallows Pole」なんてのもやってるから結構面白そうだ。



Page & Plant以来ロバート・プラントの作品をきちんと聴いたのはこないだのAllison Clausとのアルバム「Raising Sand」くらいだった。それから3年くらい経ったのかな?グラミー賞も獲得して自身の音楽性の進歩と世間に示した方向性の合致が嬉しかったんだろうと思うが、Led Zeppelinのメンバーの中でひとりだけ独自の世界観を持って進んでいるRobert Plant。それは自分の声の限界も知っているしLed Zeppelinも大事にしているからということが良くわかるだけに何も云えることがないのだが…。
新作「バンド・オブ・ジョイ」をリリース。モロにBand of Joyとはロバート・プラントがLed Zeppelin結成前に組んでいたバンドの名前だし、ボンゾも一緒にいたワケで…、と深読みして、もしかしたら当時のバンドの連中と昔やってた音を再録して出すのかな?なんて思ったりもしたけど、結局そんなこともなくってナッシュビル界隈のミュージシャンとのカントリーチックなアルバムらしい、という報を聞いていただけだった。
「バンド・オブ・ジョイ」を早速聴いてみると、これはまた…、カントリーというかナッシュビルっつうかRichard Thompsonの世界と言うか…、ロバート・プラントはこういうのを今やりたかったんだな…っつうのがわかるレベルの音。ロック…ではないけどなぁ、でもロバート・プラントが歌っていることで妙に融合されたサウンドになっているし、ここにジミー・ペイジが参加していてもおかしくはない。ただし、レスポールを掲げたジミー・ペイジじゃなくってアコギの方ね。
はて、この「バンド・オブ・ジョイ」で従えているミュージシャンは生粋のナッシュビル周辺の連中らしく、それぞれは知名度があるらしいけど、多分ミュージシャンズミュージシャンって感じで一般からしたらよくわからない。ただ、出てくる音を聴く限りは面白いなぁ…と。普段聴くことのない音で、アメリカ的か、と言われると実はそうでもない。不思議なことに。英国的かと言われてもちょっと…というトコロだ。聴いた印象は正にRichard Thompsonの世界で…ってよく見たら2曲目にRichard Thompsonの曲やってる。
って調べてみるとほとんどがローカルなカバー曲らしい。オリジナルもいくつかあるけど、カバーやトラッドの寄せ集め的作品とのことで、明らかに作曲能力に欠けるロバート・プラントはこうやって凌いでいくのだろうか。それにしても悪くない作品だね。ライブでは「Tnagerine」とか「The Houses of the Holy」や「Gallows Pole」なんてのもやってるから結構面白そうだ。
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