Iron Maiden - The Final Frontier
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Iron Maiden - The Final Frontier (2010)

The Final Frontier (Deluxe Version)
既にアルバムデビューから30年が経過して今では世界的に影響力を持つヘヴィメタルバンドとして君臨しているアイアン・メイデン。ブルース・ディッキンソンが舞い戻ってきてからは新作というよりもこれまでの活動を包括するようなノスタルジックバンドの側面が強かったような気がするが、それはそれで多くのファンを涙させたし、感動させたことだから良かったのだが、一方で新作を望むファンも大勢いたのだろう。もちろんメンバーが一番それを切望していたのかもしれないが、前作から4年の月日を経て大御所アイアン・メイデンの新作が登場した。
リリース前から話題になることも多く、それはツアーの様子を記録したDVDだったりツアーそのものの話題だったりしたんだけど、その流れで自分のところにも「ファイナル・フロンティア」という新作の話題は結構舞い込んできていた。それもあってリリースされてから割と早い段階で聴くことができたのはよかったけど、これがまた難しくてさ…。どこかしっくりとこない感じもあって、やっぱり往年のバンドの新作ってのは…、ましてやHMの世界では難しいものなのかな、なんて気がしたものだがやっぱりどこか気になるので即判断なんてしないで何度も何度も聴いてみたんだよね。そしたらさ、やっぱり聴く環境にもよるんだろうけど、きちんとした音響の環境で聴くとこの「ファイナル・フロンティア」というアルバムの面白さが出てきた。一説には音が篭っていてあまり良くないなんて書き方されていることもあるけど、自分的にはこれ、凄く聴きやすい(笑)。それで聴いているから全く80年代風味で聴いているのかもしれない(笑)。
うん、冒頭から8分を超えるテーマで、全体的にはアイアン・メイデンらしい、という感じではないんだけどそれぞれはアイアン・メイデンらしいフレーズだったり展開だったりを持っているというのは当たり前か。3曲目の「Mother of Mercy」なんてブルース・ディッキンソンがここぞとばかりにいつものシャウトというか歌い方でツボにハマるし、5曲目の「The Alchemist」は従来ながらのアイアン・メイデン節が聴けるナンバー。6曲目「Isle of avalon」はもうスティーブ・ハリスのベースが心地良い世界でなかなかシュールな世界観を聴かせてくれる。終盤にかけて進めば進むほどアルバムの出来映えが良いってことに気付き始めてきて、焦って聴いてはいけないね。じっくりと向きあって聴かないと面白みが半減しちゃう。
結論的には「ファイナル・フロンティア」は超名盤!ってワケじゃないけどしっかりとアイアン・メイデンらしい曲とレベルを保っている作品になっていて、いつまでどこまで続けるのかわからないけど楽しめるアルバム。多分ここに足りないのは若さだな(笑)。



既にアルバムデビューから30年が経過して今では世界的に影響力を持つヘヴィメタルバンドとして君臨しているアイアン・メイデン。ブルース・ディッキンソンが舞い戻ってきてからは新作というよりもこれまでの活動を包括するようなノスタルジックバンドの側面が強かったような気がするが、それはそれで多くのファンを涙させたし、感動させたことだから良かったのだが、一方で新作を望むファンも大勢いたのだろう。もちろんメンバーが一番それを切望していたのかもしれないが、前作から4年の月日を経て大御所アイアン・メイデンの新作が登場した。
リリース前から話題になることも多く、それはツアーの様子を記録したDVDだったりツアーそのものの話題だったりしたんだけど、その流れで自分のところにも「ファイナル・フロンティア」という新作の話題は結構舞い込んできていた。それもあってリリースされてから割と早い段階で聴くことができたのはよかったけど、これがまた難しくてさ…。どこかしっくりとこない感じもあって、やっぱり往年のバンドの新作ってのは…、ましてやHMの世界では難しいものなのかな、なんて気がしたものだがやっぱりどこか気になるので即判断なんてしないで何度も何度も聴いてみたんだよね。そしたらさ、やっぱり聴く環境にもよるんだろうけど、きちんとした音響の環境で聴くとこの「ファイナル・フロンティア」というアルバムの面白さが出てきた。一説には音が篭っていてあまり良くないなんて書き方されていることもあるけど、自分的にはこれ、凄く聴きやすい(笑)。それで聴いているから全く80年代風味で聴いているのかもしれない(笑)。
うん、冒頭から8分を超えるテーマで、全体的にはアイアン・メイデンらしい、という感じではないんだけどそれぞれはアイアン・メイデンらしいフレーズだったり展開だったりを持っているというのは当たり前か。3曲目の「Mother of Mercy」なんてブルース・ディッキンソンがここぞとばかりにいつものシャウトというか歌い方でツボにハマるし、5曲目の「The Alchemist」は従来ながらのアイアン・メイデン節が聴けるナンバー。6曲目「Isle of avalon」はもうスティーブ・ハリスのベースが心地良い世界でなかなかシュールな世界観を聴かせてくれる。終盤にかけて進めば進むほどアルバムの出来映えが良いってことに気付き始めてきて、焦って聴いてはいけないね。じっくりと向きあって聴かないと面白みが半減しちゃう。
結論的には「ファイナル・フロンティア」は超名盤!ってワケじゃないけどしっかりとアイアン・メイデンらしい曲とレベルを保っている作品になっていて、いつまでどこまで続けるのかわからないけど楽しめるアルバム。多分ここに足りないのは若さだな(笑)。
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