Votum - Metafiction
0 Comments
Votum : Metafiction (2010)

Time Must Have a Stop
ポーランドを漁っていて何となくその雰囲気って見えてきた部分もある。まぁ、かなりニッチで限定的なジャンルでしかないので総合的にではないのだけど、メロディの作り方とか音の組み立て方とか、なんとなくお国ごとに違いってあるもんね。まぁ、だからと言って聴いてすぐわかる、ってもんでもないんだが…。本日のVotumにしても同じくポーランド産でこれもまた紹介されたバンドなので初耳だったんだけど、ちょうど新作が出たとか出るとかの頃だったので入手して聴いてみます。幸いなことにVotumというバンドはまだアルバム一枚「Time Must Have a Stop」しか出しておらず、これで二枚目なのでまだ容易に追いつけそうだ、ってことがよかった(笑)。
2008年にリリースされたファーストアルバム「Time Must Have a Stop」に続くセカンドアルバム「Metafiction」。多分国ごとにリリースが異なっているんだろうけど、アマゾン見るとUS盤がまだ未発売らしい。さてと、ジャケットの趣味から察するにメタル色入ってるだろうよ、思いながら聴くワケですよ。メタル色入ってると聴きやすいんだもん、自分(笑)。いや、プログレ色だけでも十分なんだけどじっくりと聴かないといけないから、なかなか時間が取れない。でも、メタル色入ってると何となくすんなりと入ってきやすくなるのがある。こういう時代の変化も音楽の変化も多分同期している部分あるんだろうと思う。それでいてじっくり聴いてみるとハマり込める本格派のバンド、ってのがいいな。なかなか見当たらないけど、このヘンの世界ではいくつかありそう♪
話が逸れたけど、Votum、多分ヴォーテムって読むんだろう…、ちょっと重さはまだまだ未熟なところありそうなんだが、割と割と…。「Metafiction」では歌に重きを置いている部分も見え隠れするか…。ただ、どれも大作志向な曲の長さは持ってるけどアルバム自体は割とコンパクトな45分程度の長さに纏められている。だから聴きやすいんかな。ただ、ちょっと惹きつけるフックが弱い気がするなぁ…。鍵盤の使い方とかおしゃれで品があってハッとすることも多いんだけど、何かが弱いような…。叙情的な雰囲気や起伏やアレンジなどは圧倒的にプロフェッショナルな領域に入ってるが…。自分の耳が聞き慣れてきたせいか?大雑把に言えばうまくまとまりすぎ、なのかもしれない。
しかしこれだけの音色と和音を使って陰鬱さをしっかり出して、雰囲気も叙情性も保ちつつアレンジを施して出てくる、更にコーラスワークも考え抜かれてメロディが乗る…、凄い才能だよ、これは。良し悪しと言う前に褒め讃えて然るべき事柄だとつくづく思う。



ポーランドを漁っていて何となくその雰囲気って見えてきた部分もある。まぁ、かなりニッチで限定的なジャンルでしかないので総合的にではないのだけど、メロディの作り方とか音の組み立て方とか、なんとなくお国ごとに違いってあるもんね。まぁ、だからと言って聴いてすぐわかる、ってもんでもないんだが…。本日のVotumにしても同じくポーランド産でこれもまた紹介されたバンドなので初耳だったんだけど、ちょうど新作が出たとか出るとかの頃だったので入手して聴いてみます。幸いなことにVotumというバンドはまだアルバム一枚「Time Must Have a Stop」しか出しておらず、これで二枚目なのでまだ容易に追いつけそうだ、ってことがよかった(笑)。
2008年にリリースされたファーストアルバム「Time Must Have a Stop」に続くセカンドアルバム「Metafiction」。多分国ごとにリリースが異なっているんだろうけど、アマゾン見るとUS盤がまだ未発売らしい。さてと、ジャケットの趣味から察するにメタル色入ってるだろうよ、思いながら聴くワケですよ。メタル色入ってると聴きやすいんだもん、自分(笑)。いや、プログレ色だけでも十分なんだけどじっくりと聴かないといけないから、なかなか時間が取れない。でも、メタル色入ってると何となくすんなりと入ってきやすくなるのがある。こういう時代の変化も音楽の変化も多分同期している部分あるんだろうと思う。それでいてじっくり聴いてみるとハマり込める本格派のバンド、ってのがいいな。なかなか見当たらないけど、このヘンの世界ではいくつかありそう♪
話が逸れたけど、Votum、多分ヴォーテムって読むんだろう…、ちょっと重さはまだまだ未熟なところありそうなんだが、割と割と…。「Metafiction」では歌に重きを置いている部分も見え隠れするか…。ただ、どれも大作志向な曲の長さは持ってるけどアルバム自体は割とコンパクトな45分程度の長さに纏められている。だから聴きやすいんかな。ただ、ちょっと惹きつけるフックが弱い気がするなぁ…。鍵盤の使い方とかおしゃれで品があってハッとすることも多いんだけど、何かが弱いような…。叙情的な雰囲気や起伏やアレンジなどは圧倒的にプロフェッショナルな領域に入ってるが…。自分の耳が聞き慣れてきたせいか?大雑把に言えばうまくまとまりすぎ、なのかもしれない。
しかしこれだけの音色と和音を使って陰鬱さをしっかり出して、雰囲気も叙情性も保ちつつアレンジを施して出てくる、更にコーラスワークも考え抜かれてメロディが乗る…、凄い才能だよ、これは。良し悪しと言う前に褒め讃えて然るべき事柄だとつくづく思う。
- 関連記事
-
- Satellite - Into the Night
- Votum - Metafiction
- Satellite - Nostalgia