Ian Hunter - You're Never Alone With a Schizophrenic
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Ian Hunter : You're Never Alone With a Schizophrenic (1979)

You're Never Alone With a Schizophrenic (30Th Anniversary Edition)
1. Just Another Night
2. Wild East
3. Cleveland Rocks
4. Ships
5. When The Daylight Comes
6. Life After Death
7. Standin' In My Light
8. Bastard
9. The Outsider
イアン・ハンター=Mott The Hoopleのフロントマン=英国バイオレンスロックの扇動者とも呼ばれた張本人によるソロアルバム。盟友ミック・ロンソンと組んでリリースした渾身の一作とも言える気合の一枚で、イアン・ハンターのキャリアの中ではかなり上位に位置するアルバムということに異論はないんじゃないかな。驚くのはこの「You're Never Alone With a Schizophrenic」という作品のバックバンドにあのブルース・スプリングスティーンのバックバンドとして名高くなったEストリートバンドを配しているということだ。どんな経緯でイアン・ハンターのバックにブルース・スプリングスティーンのバックであるEストリートバンドが付いたのか…、しかもプロデュースまで任せているようだ。おかげで「You're Never Alone With a Schizophrenic」はまるでアメリカンロックを聴いているかのようなカラッとした空気感と清涼な雰囲気さえ漂う英米融合作の代表とも言うような音として出来上がっている。それでもポップチャートを登らなかったことはイアン・ハンターの意地…ではないけど、英国性が高かったからだろうか。
そんなことで聴いているとかなり違和感を覚えるしこの空気感って妙~だななんてわかるんだよ。わかるけど、作品の質はきっと高いに違いない。軽快なロックンロールから「Ships」や「The Outsider」みたいな美しいバラードで歌いあげるイアン・ハンター、軽快なポップスのような「When The Daylight Comes」…、どこを切っても素晴らしい作品だ。だ。だ。だが…、Mott The Hoopleから追いかけていたファンにはこの毒気の無さは失望しただろうと思う。イアン・ハンターソロ作品から入ったリスナーには大好評だろうけど。
自分的には…、まぁ、何度も聴かないアルバムかな。最近こんなブログを書いているが故にどこか評論っぽく聴いていたり書いたりするクセが付いてきてしまったのでイカンのだよ。素直に感情だけで書かないとさ。せっかく作ったアルバムだからどこか絶対良いところがあるに違いない、って思って聴いてしまっているので好き嫌いが後回しになってるんだよな。まぁ、そのほうが平等なんだろうが。
…って言うジレンマも含めて、良い作品です、「You're Never Alone With a Schizophrenic」は。普通に聴けばたいていハマるアルバムとして仕上がってますよ。特にアメリカンを好む傾向のある方は良いでしょ。今は30周年記念盤ってのも出ているらしくてジャケットが逆になってるんだな…、後は曲がいくつか多いみたい。



1. Just Another Night
2. Wild East
3. Cleveland Rocks
4. Ships
5. When The Daylight Comes
6. Life After Death
7. Standin' In My Light
8. Bastard
9. The Outsider
イアン・ハンター=Mott The Hoopleのフロントマン=英国バイオレンスロックの扇動者とも呼ばれた張本人によるソロアルバム。盟友ミック・ロンソンと組んでリリースした渾身の一作とも言える気合の一枚で、イアン・ハンターのキャリアの中ではかなり上位に位置するアルバムということに異論はないんじゃないかな。驚くのはこの「You're Never Alone With a Schizophrenic」という作品のバックバンドにあのブルース・スプリングスティーンのバックバンドとして名高くなったEストリートバンドを配しているということだ。どんな経緯でイアン・ハンターのバックにブルース・スプリングスティーンのバックであるEストリートバンドが付いたのか…、しかもプロデュースまで任せているようだ。おかげで「You're Never Alone With a Schizophrenic」はまるでアメリカンロックを聴いているかのようなカラッとした空気感と清涼な雰囲気さえ漂う英米融合作の代表とも言うような音として出来上がっている。それでもポップチャートを登らなかったことはイアン・ハンターの意地…ではないけど、英国性が高かったからだろうか。
そんなことで聴いているとかなり違和感を覚えるしこの空気感って妙~だななんてわかるんだよ。わかるけど、作品の質はきっと高いに違いない。軽快なロックンロールから「Ships」や「The Outsider」みたいな美しいバラードで歌いあげるイアン・ハンター、軽快なポップスのような「When The Daylight Comes」…、どこを切っても素晴らしい作品だ。だ。だ。だが…、Mott The Hoopleから追いかけていたファンにはこの毒気の無さは失望しただろうと思う。イアン・ハンターソロ作品から入ったリスナーには大好評だろうけど。
自分的には…、まぁ、何度も聴かないアルバムかな。最近こんなブログを書いているが故にどこか評論っぽく聴いていたり書いたりするクセが付いてきてしまったのでイカンのだよ。素直に感情だけで書かないとさ。せっかく作ったアルバムだからどこか絶対良いところがあるに違いない、って思って聴いてしまっているので好き嫌いが後回しになってるんだよな。まぁ、そのほうが平等なんだろうが。
…って言うジレンマも含めて、良い作品です、「You're Never Alone With a Schizophrenic」は。普通に聴けばたいていハマるアルバムとして仕上がってますよ。特にアメリカンを好む傾向のある方は良いでしょ。今は30周年記念盤ってのも出ているらしくてジャケットが逆になってるんだな…、後は曲がいくつか多いみたい。
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