Ike & Tina Turner - Get Yer Ya-Ya's Out! 40th Deluxe Edition
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Ike & Tina Turner : ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!<40周年記念デラックス・エディション>(1969)
![Live in 71 (2pc) (W/CD) (Coll Dol) [DVD] [Import]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/5198D8D0F1L._SL160_.jpg)
06.Gimmie Some Loving
07.Sweet Soul Music
08.Son Of A Preacher Man
09.Proud Mary
10.I've Been Loving You Too Long
11.Come Together
12.Land Of 1000 Dances
この頃のストーンズは全く怖いものなしでR&Rの王道を進んでいただろうし、その自信の表れのひとつが「ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!<40周年記念デラックス・エディション>」によるライブの集大成だ。恐れ多くもデビュー5年に満たない若造ロックンローラーを名乗る連中が、B.B.KingとIke & Tina Turnerというそれぞれの領域での王道を歩む連中をオープニングアクトに起用してイベント形式でライブを行ってしまうワケだから。そんな歴史の一ページがこの時代になって日の目を浴びるというのは実にありがたいし面白いし、なるほど…と納得するものも多い。今回はそんな中からIke & Tina Turnerのパートとして収められた7曲にスポットを浴びせてみよう。
まぁ、なんだ…、この時代には既にR&Bの世界ではある程度確立していたIke & Tina Turnerということだから、全く脂の乗った時期だったんだろうと思う。そこで曲目を見てまず最初に、「ん?」と思うのはどれもこれも見た記憶のある曲のタイトルが並んでいたワケだ。はて?と思ったが音を聴いてみてなるほど…と。全曲カバーだったというのはその通りだった。背景的にはストーンズを見に来たロックファンに向けてわかりやすく自分たちを理解してもらおうという試みが強かったんだろう。その結果、「ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!<40周年記念デラックス・エディション>」を聴く限りに於いては馴染み易く聴きやすい音の収録になっているので嬉しいものだ。やっぱ知らない曲だけど聴いててすごいな、っていうソウル系の歌って、歌中心になっちゃうから、それよりも良い楽曲をソウル系の人が歌うと更に凄さが増すっていう方が好ましいもんな。
で、その楽曲群だが、「Gimmie Some Loving」はSteve WinwoodがSpencer Davis Group時代に書いた曲で、もちろん良い曲なんだが、ここでのTina Turnerの歌では更にパワーアップした本家本元の黒人歌で聴けるのは面白いね。ウィンウッドもこう歌いたかったんだろうと言うのもわかるし。短いけどおぉ~!と唸ってしまった一曲。「Sweet Soul Music」「I've Been Loving You Too Long」は言わずと知れたOtis Reddingで知られているからねぇ…、この辺は前年のモンタレーでのオーティス・レディングのパフォーマンスによる知名度からロックファンに浸透しただろうという試みか、単にオーティス・レディングの名曲を、ということかもしれないね。「Son Of A Preacher Man」はこの時代には珍しかった白人女性ソウルシンガーDusty Springfieldのヒット曲。知ってる人も多かっただろうし、メロディがよろしいよね。それを本家の黒人が歌うとこうなります、ってことで凄いパフォーマンス。「Proud Mary」はCCRのアレです。あの軽いロックなタッチがこうまでソウルにグリグリと化けるってのは面白いなぁと。「Come Together」は言わずもがなのビートルズだけど、なんとまぁ恐ろしいまでの迫力満点のパフォーマンス。「Land Of 1000 Dances」はあの「ダンス天国」なので定番的なんだろう、と。
いや、それにしても普段全くこういうソウルなものって聴かないので、こうしてジョイントで収録されていると聴く気になって良いね。しかも並大抵の音じゃなくて多分最高級のサウンドだから余計にソウルって凄いな…と。Tina Turnerってほとんど通ってないからなぁ…。

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06.Gimmie Some Loving
07.Sweet Soul Music
08.Son Of A Preacher Man
09.Proud Mary
10.I've Been Loving You Too Long
11.Come Together
12.Land Of 1000 Dances
この頃のストーンズは全く怖いものなしでR&Rの王道を進んでいただろうし、その自信の表れのひとつが「ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!<40周年記念デラックス・エディション>」によるライブの集大成だ。恐れ多くもデビュー5年に満たない若造ロックンローラーを名乗る連中が、B.B.KingとIke & Tina Turnerというそれぞれの領域での王道を歩む連中をオープニングアクトに起用してイベント形式でライブを行ってしまうワケだから。そんな歴史の一ページがこの時代になって日の目を浴びるというのは実にありがたいし面白いし、なるほど…と納得するものも多い。今回はそんな中からIke & Tina Turnerのパートとして収められた7曲にスポットを浴びせてみよう。
まぁ、なんだ…、この時代には既にR&Bの世界ではある程度確立していたIke & Tina Turnerということだから、全く脂の乗った時期だったんだろうと思う。そこで曲目を見てまず最初に、「ん?」と思うのはどれもこれも見た記憶のある曲のタイトルが並んでいたワケだ。はて?と思ったが音を聴いてみてなるほど…と。全曲カバーだったというのはその通りだった。背景的にはストーンズを見に来たロックファンに向けてわかりやすく自分たちを理解してもらおうという試みが強かったんだろう。その結果、「ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!<40周年記念デラックス・エディション>」を聴く限りに於いては馴染み易く聴きやすい音の収録になっているので嬉しいものだ。やっぱ知らない曲だけど聴いててすごいな、っていうソウル系の歌って、歌中心になっちゃうから、それよりも良い楽曲をソウル系の人が歌うと更に凄さが増すっていう方が好ましいもんな。
で、その楽曲群だが、「Gimmie Some Loving」はSteve WinwoodがSpencer Davis Group時代に書いた曲で、もちろん良い曲なんだが、ここでのTina Turnerの歌では更にパワーアップした本家本元の黒人歌で聴けるのは面白いね。ウィンウッドもこう歌いたかったんだろうと言うのもわかるし。短いけどおぉ~!と唸ってしまった一曲。「Sweet Soul Music」「I've Been Loving You Too Long」は言わずと知れたOtis Reddingで知られているからねぇ…、この辺は前年のモンタレーでのオーティス・レディングのパフォーマンスによる知名度からロックファンに浸透しただろうという試みか、単にオーティス・レディングの名曲を、ということかもしれないね。「Son Of A Preacher Man」はこの時代には珍しかった白人女性ソウルシンガーDusty Springfieldのヒット曲。知ってる人も多かっただろうし、メロディがよろしいよね。それを本家の黒人が歌うとこうなります、ってことで凄いパフォーマンス。「Proud Mary」はCCRのアレです。あの軽いロックなタッチがこうまでソウルにグリグリと化けるってのは面白いなぁと。「Come Together」は言わずもがなのビートルズだけど、なんとまぁ恐ろしいまでの迫力満点のパフォーマンス。「Land Of 1000 Dances」はあの「ダンス天国」なので定番的なんだろう、と。
いや、それにしても普段全くこういうソウルなものって聴かないので、こうしてジョイントで収録されていると聴く気になって良いね。しかも並大抵の音じゃなくて多分最高級のサウンドだから余計にソウルって凄いな…と。Tina Turnerってほとんど通ってないからなぁ…。
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