The Rolling Stones - In Concert 40th Anniversary Get Yer Ya-Ya's Out
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The Rolling Stones : In Concert 40th Anniversary Get Yer Ya-Ya's Out (2009)
![ザ・ローリング・ストーンズ / ギミー・シェルター 〈デジタル・リマスター版〉 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/510TSMaFXYL._SL160_.jpg)
Disc 1:
1. Jumpin' Jack Flash
2. Carol
3. Stray Cat Blues
4. Love In Vain
5. Midnight Rambler
6. Sympathy For The Devil
7. Live With Me
8. Little Queenie
9. Honky Tonk Women
10. Street Fighting Man
Disc 2:
1. Prodigal Son
2. You Gotta Move
3. Under My Thumb
4. I'm Free
5. (I Can't Get No) Satisfaction
書きたい書きたいと思いつつもなかなかタイミングが来なくて、来ていたのにすっかり失念していたりして流れに乗り損ねていたおかげでリリースから半年以上も遅れてしまったThe Rolling Stonesの名盤ライブ「Get Yer Ya-Ya's Out」の40周年記念盤デラックス・エディション。その間に「メイン・ストリートのならず者(スーパー・デラックス・エディション)」もリリースされてしまって全く出る間がなかったのだが…。それで、今が良いタイミングってワケでもないけど聴いていたらやっぱ書いておきたいと思って脈絡なく取り上げました。
やはり、一番過渡期を迎えた時期のライブ、しかも1969年の11月っていう時期でブライアン・ジョーンズを亡くし、ミック・テイラーを入れての全米ツアーを収録したものなので悪いはずがない…っつうか永らくアナログ時代からストーンズのライブ名盤として必ず挙げられてはいたハズだ。一方ダークサイドとして同じ時期のライブとして高名な「ギミー・シェルター」もあるが、こちらは例の「オルタモントの悲劇」として知られているライブなので全くこの二枚は明暗くっきりした存在。もちろんライブの空気感も全く異なっているのは聴いていてもよく分かる。演奏的にどっちがどうってのは好みになってしまうけど、自分は昔は「ギミー・シェルター」の方が好きだった。今は「Get Yer Ya-Ya's Out」かもしれない…。
そんな歴史の瞬間ではあるけど、「Get Yer Ya-Ya's Out」はその実結構なオーバーダビングが施されていたライブアルバムとしても知られていて、今回のリマスター時にはそれらのアフレコ音をカットして生のライブ音だけど収録することも検討されたのかどうかは知らないが、とても「Naked」としてはリリースできなかったようなので、そのヘンの経緯と生々しいライブ音は別の機会を待とう。そんな事情からか、折角の40周年記念盤なのに一枚目のディスクはオリジナルアルバムと同じ内容のリマスターとなっている。まぁ、これはこれで良いけど、ライブ盤のリマスターやデラックス・エディション盤はやはり拡張盤が望ましいし、好ましいのでねぇ…。そんな事でボートラには同じ1969年11月のMSG公演から5曲が収録されている。この理由は御存知の通り、当時のステージで演奏された曲なので入れてあるのだな。だから曲順さえきちんとすれば一応1969年11月のMSGにタイムトリップできるよ、という配慮なのだろう。
Madison Square Garden, NYC, NY Nov, 1969
1. Jumpin' Jack Flash
2. Carol
3. Sympathy For The Devil
4. Stray Cat Blues
5. Love In Vain
6. Prodigal Son
7. You Gotta Move
8. Under My Thumb
9. I'm Free
10. Midnight Rambler
11. Live With Me
12. Little Queenie
13. (I Can't Get No) Satisfaction
14. Honky Tonk Women
15. Street Fighting Man
まぁ、現実的にはMSGの前のBaltimore公演も入ってるが、それは良しとしてこんな曲順でライブは行われたようだ。やはり当時リリースされる媒体がレコードというフォーマットしかなかったのでA面B面に合わせた曲のスタートなんてのを意識した結果オリジナルディスクの曲順になったのだろう。それはよく分かる話で、だからこそ名盤と名高かったワケだ。当時から何十年も実際のライブがどうだった、とか曲順がどうだった、なんて気にする人は本当に僅かしかいなかったのだろうから。ここ最近だよ、そういうライブに関して厳密な情報が分かるようになって、そういうニーズが出てきたのは。まだ十数年だよ、そういうのを意識し始めたのって。ただ、今回の「Get Yer Ya-Ya's Out」でもそういう点を意識したからこそこんなボーナスディスクが付けられているワケだろう。
中味についてはもう言う事ない。オリジナルナンバーもカバーナンバーも全部ストーンズの色になってるし、堪らないタメが心地良いし。なんせミック・テイラーって凄く好きなギタリストなので、正に最強ストーンズの時代。理屈抜きにR&Rを楽しめるライブでこんなにグルーブしているバンドってあるか?ってくらいに素晴らしいライブ。

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Disc 1:
1. Jumpin' Jack Flash
2. Carol
3. Stray Cat Blues
4. Love In Vain
5. Midnight Rambler
6. Sympathy For The Devil
7. Live With Me
8. Little Queenie
9. Honky Tonk Women
10. Street Fighting Man
Disc 2:
1. Prodigal Son
2. You Gotta Move
3. Under My Thumb
4. I'm Free
5. (I Can't Get No) Satisfaction
書きたい書きたいと思いつつもなかなかタイミングが来なくて、来ていたのにすっかり失念していたりして流れに乗り損ねていたおかげでリリースから半年以上も遅れてしまったThe Rolling Stonesの名盤ライブ「Get Yer Ya-Ya's Out」の40周年記念盤デラックス・エディション。その間に「メイン・ストリートのならず者(スーパー・デラックス・エディション)」もリリースされてしまって全く出る間がなかったのだが…。それで、今が良いタイミングってワケでもないけど聴いていたらやっぱ書いておきたいと思って脈絡なく取り上げました。
やはり、一番過渡期を迎えた時期のライブ、しかも1969年の11月っていう時期でブライアン・ジョーンズを亡くし、ミック・テイラーを入れての全米ツアーを収録したものなので悪いはずがない…っつうか永らくアナログ時代からストーンズのライブ名盤として必ず挙げられてはいたハズだ。一方ダークサイドとして同じ時期のライブとして高名な「ギミー・シェルター」もあるが、こちらは例の「オルタモントの悲劇」として知られているライブなので全くこの二枚は明暗くっきりした存在。もちろんライブの空気感も全く異なっているのは聴いていてもよく分かる。演奏的にどっちがどうってのは好みになってしまうけど、自分は昔は「ギミー・シェルター」の方が好きだった。今は「Get Yer Ya-Ya's Out」かもしれない…。
そんな歴史の瞬間ではあるけど、「Get Yer Ya-Ya's Out」はその実結構なオーバーダビングが施されていたライブアルバムとしても知られていて、今回のリマスター時にはそれらのアフレコ音をカットして生のライブ音だけど収録することも検討されたのかどうかは知らないが、とても「Naked」としてはリリースできなかったようなので、そのヘンの経緯と生々しいライブ音は別の機会を待とう。そんな事情からか、折角の40周年記念盤なのに一枚目のディスクはオリジナルアルバムと同じ内容のリマスターとなっている。まぁ、これはこれで良いけど、ライブ盤のリマスターやデラックス・エディション盤はやはり拡張盤が望ましいし、好ましいのでねぇ…。そんな事でボートラには同じ1969年11月のMSG公演から5曲が収録されている。この理由は御存知の通り、当時のステージで演奏された曲なので入れてあるのだな。だから曲順さえきちんとすれば一応1969年11月のMSGにタイムトリップできるよ、という配慮なのだろう。
Madison Square Garden, NYC, NY Nov, 1969
1. Jumpin' Jack Flash
2. Carol
3. Sympathy For The Devil
4. Stray Cat Blues
5. Love In Vain
6. Prodigal Son
7. You Gotta Move
8. Under My Thumb
9. I'm Free
10. Midnight Rambler
11. Live With Me
12. Little Queenie
13. (I Can't Get No) Satisfaction
14. Honky Tonk Women
15. Street Fighting Man
まぁ、現実的にはMSGの前のBaltimore公演も入ってるが、それは良しとしてこんな曲順でライブは行われたようだ。やはり当時リリースされる媒体がレコードというフォーマットしかなかったのでA面B面に合わせた曲のスタートなんてのを意識した結果オリジナルディスクの曲順になったのだろう。それはよく分かる話で、だからこそ名盤と名高かったワケだ。当時から何十年も実際のライブがどうだった、とか曲順がどうだった、なんて気にする人は本当に僅かしかいなかったのだろうから。ここ最近だよ、そういうライブに関して厳密な情報が分かるようになって、そういうニーズが出てきたのは。まだ十数年だよ、そういうのを意識し始めたのって。ただ、今回の「Get Yer Ya-Ya's Out」でもそういう点を意識したからこそこんなボーナスディスクが付けられているワケだろう。
中味についてはもう言う事ない。オリジナルナンバーもカバーナンバーも全部ストーンズの色になってるし、堪らないタメが心地良いし。なんせミック・テイラーって凄く好きなギタリストなので、正に最強ストーンズの時代。理屈抜きにR&Rを楽しめるライブでこんなにグルーブしているバンドってあるか?ってくらいに素晴らしいライブ。
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