White Willow - Storm Season
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White Willow : Storm Season (2004)
1. Chemical Sunset
2. Sally Left
3. Endless Science
4. Soulburn
5. Insomnia
6. Storm Season
7. Nightside Of Eden

Storm Season
Signal to Noise
We Are Tha Fallenというバンドを取り上げた時にtwitterで似たようなジャケットだ…と二つほど呟かれてましてですね、それでこのWhite Willowというバンドの存在を知った。最初は確かにジャケット似てるなぁ~くらいに思ったんだけど、なんかどんな音なんだろ?って気になって。そしたらもうドンピシャに自分好みでして、自分はそんなにメランコリック好きだったとは思わないけど、好きらしい。
2004年にリリースされたノルウェーのバンドWhite Willowの「Storm Season」という作品でして、4作目ってことなんだけど90年代半ば頃から活動していたらしい…。それで4枚目?なかなか大物なペースです。メンバーも結構入れ替わったりしているようで、まだ全然調べきれていないので深くは全く語れないけど、とにかく音がさ、良いんだよ。ジャケット見た時はゴシックメタル系なんだろう、くらいに思ってて、それで聴いてみたいって思ったんだけど予想外の方向でした。
ネットで調べて出てくるのは大体ノルウェーのプログレバンド、として括られているけど、自分的には頭の中がゴシックメタルだから聴いていてこういうゴシックもあるのか…、メタル色はそれほど強くないから異質な存在かもな…なんて理屈が駆け巡っていたんだけど、ふと気づいてみるとどれも曲が長くてシンフォニック且つドラマティックでメロトロンは鳴ってるしフルートもあるし起承転結な楽曲展開に何と言ってもメランコリックな可愛い女の子の歌声っていうものでして…、決してハードなメタルギターが鳴り続けているものじゃないんだよね。時にはムーグも出てきたりしてさ。その女の子の歌声がどこかケイト・ブッシュみたいな歌い方っつうか声質で曲もそんな感じだから何かいいなあ~なんて思ってました。
だから全然異なった聴き方してたんだけど音は素直です。素直に良い音世界が目覚めさせてくれました。70年代風プログレッシブロックの要素と現代風シンフォニックな音とお嬢様の歌声を混ぜ合わせたムチャクチャプログレッシブしていないロック。でも普通よりは展開が凝っている、ってトコ。メタル要素はほとんど無いのに、歪んだギターはちゃんと存在しているから、クリムゾン的な要素なのかな…、ノルウェーという北欧の性質からか、ドラマティックな展開が素晴らしい。
どことなくモチーフがありそうな気配の楽曲が多いが、何か心地良いわぁ~。タイトル曲の「Storm Season」なんてThe Doorsで聴いたアルビノーニのアダージョからの流用で展開されていて面白いなぁ、自分もこれはメロディが好きだったので何度も聴いたが、やはり好まれるものなのだと、ちと嬉しかった。うん、White Willowですか…、他のアルバムってどんなんなんだろ?
1. Chemical Sunset
2. Sally Left
3. Endless Science
4. Soulburn
5. Insomnia
6. Storm Season
7. Nightside Of Eden




We Are Tha Fallenというバンドを取り上げた時にtwitterで似たようなジャケットだ…と二つほど呟かれてましてですね、それでこのWhite Willowというバンドの存在を知った。最初は確かにジャケット似てるなぁ~くらいに思ったんだけど、なんかどんな音なんだろ?って気になって。そしたらもうドンピシャに自分好みでして、自分はそんなにメランコリック好きだったとは思わないけど、好きらしい。
2004年にリリースされたノルウェーのバンドWhite Willowの「Storm Season」という作品でして、4作目ってことなんだけど90年代半ば頃から活動していたらしい…。それで4枚目?なかなか大物なペースです。メンバーも結構入れ替わったりしているようで、まだ全然調べきれていないので深くは全く語れないけど、とにかく音がさ、良いんだよ。ジャケット見た時はゴシックメタル系なんだろう、くらいに思ってて、それで聴いてみたいって思ったんだけど予想外の方向でした。
ネットで調べて出てくるのは大体ノルウェーのプログレバンド、として括られているけど、自分的には頭の中がゴシックメタルだから聴いていてこういうゴシックもあるのか…、メタル色はそれほど強くないから異質な存在かもな…なんて理屈が駆け巡っていたんだけど、ふと気づいてみるとどれも曲が長くてシンフォニック且つドラマティックでメロトロンは鳴ってるしフルートもあるし起承転結な楽曲展開に何と言ってもメランコリックな可愛い女の子の歌声っていうものでして…、決してハードなメタルギターが鳴り続けているものじゃないんだよね。時にはムーグも出てきたりしてさ。その女の子の歌声がどこかケイト・ブッシュみたいな歌い方っつうか声質で曲もそんな感じだから何かいいなあ~なんて思ってました。
だから全然異なった聴き方してたんだけど音は素直です。素直に良い音世界が目覚めさせてくれました。70年代風プログレッシブロックの要素と現代風シンフォニックな音とお嬢様の歌声を混ぜ合わせたムチャクチャプログレッシブしていないロック。でも普通よりは展開が凝っている、ってトコ。メタル要素はほとんど無いのに、歪んだギターはちゃんと存在しているから、クリムゾン的な要素なのかな…、ノルウェーという北欧の性質からか、ドラマティックな展開が素晴らしい。
どことなくモチーフがありそうな気配の楽曲が多いが、何か心地良いわぁ~。タイトル曲の「Storm Season」なんてThe Doorsで聴いたアルビノーニのアダージョからの流用で展開されていて面白いなぁ、自分もこれはメロディが好きだったので何度も聴いたが、やはり好まれるものなのだと、ちと嬉しかった。うん、White Willowですか…、他のアルバムってどんなんなんだろ?
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