Colosseum II - War Dance
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Colosseum II : War Dance (1977)
1. War Dance
2. Major Keys
3. Put It That Way
4. Castles
5. Fighting Talk
6. The Inquisition
7. Star Maiden/Mysterioso/Quasar
8. Last Exit

ジョン・ハインズマンのキャリアで目立っていた最後の方となってしまったのがこのColosseum II。別にミュージシャン活動を辞めたわけじゃないから、そういう言い方もおかしいが、実際以降の作品でジョン・ハインズマンの名前を聞くことはほとんど無いから多分そうなんじゃないかな。もっともロック自体が一つの終わりを迎えていた頃ではある。
ジョン・ハインズマンのドラムって、かなり特色のあるもので結構好みなタイプ。ミッチ・ミッチェルやアンディ・マッカロック的な系統じゃないかと思ってる。ま、イマイチドラマーのセンスの違いを理解する志が無いので自信なし。そんなジョン・ハインズマンの小刻みで忙しいドラミングが最初から聴けるColosseum IIというバンド。もちろん「I」はあのColosseumだ。再結成っていうメンツじゃなかったから「II」で、面白いのはその音楽性。Colosseumではロックからジャズにアプローチしていったが、一方のジャズ界の一端がフュージョンへと進化していった煽りを受けてジェフ・ベックの「ブロウ・バイ・ブロウ」という傑作がロック界でのフュージョンを牽引している。Colosseum IIも同様に今度はロックから攻めたフュージョンという構図を描いていたみたい。三枚くらいアルバム出ている中で、三枚目の「ウォー・ダンス」が傑作と言われている。それはメンバー自身がジョン・ハインズマンが目指した音楽性をきちんと理解するのに時間がかかったからだろうと。革命者は大変だ。
そのメンバーとしてGary Moore、Don Aireyという後の強者達が参加したって事だ。だけど全然HMな香りはしませんので悪しからず。Gary Mooreはかなり器用なギターを弾いていて、ジョン・ハインズマンにどんだけ貢献出来るか、みたいな姿勢があるから後のワンマンぶりとは全く違うひたむきな姿勢が見事。でもやっぱ才能だよな…、様々なギター奏法や音色を試していて、しっかりとそれぞれの曲に溶け込ませたギターを弾いている。「Castles」というナンバーのみボーカル入りで、Gary Mooreがしっかりと歌っている。まぁ、静か目な聞かせる曲なんだけど、後のGary Mooreを彷彿させる演歌チックなギターソロはほとんど聞かれないってのが残念。この頃からこう言うの好きだったんだろうな、と分かる。
それ以外は全部インストで、今なら聴けるなぁ、自分。前はもう全然駄目で面白味の欠片も感じなった。ハードな曲もあるけど、何か飽きちゃう。ここの所はもう何でも聴き漁っているのとジェフ・ベックでかなり面白さが分かってきたからかな。それで「ウォー・ダンス」を聴くと深みが分かってくる。なるほどねぇ…、こうしてGary Mooreは成長していったんだな、なんて。Don AireyにしてもNeil Murrayにしても、だが。この頃の絆がず~っと残ってるんだからやはり同じ釜の飯を食った仲間ってのは強い。
1. War Dance
2. Major Keys
3. Put It That Way
4. Castles
5. Fighting Talk
6. The Inquisition
7. Star Maiden/Mysterioso/Quasar
8. Last Exit


ジョン・ハインズマンのキャリアで目立っていた最後の方となってしまったのがこのColosseum II。別にミュージシャン活動を辞めたわけじゃないから、そういう言い方もおかしいが、実際以降の作品でジョン・ハインズマンの名前を聞くことはほとんど無いから多分そうなんじゃないかな。もっともロック自体が一つの終わりを迎えていた頃ではある。
ジョン・ハインズマンのドラムって、かなり特色のあるもので結構好みなタイプ。ミッチ・ミッチェルやアンディ・マッカロック的な系統じゃないかと思ってる。ま、イマイチドラマーのセンスの違いを理解する志が無いので自信なし。そんなジョン・ハインズマンの小刻みで忙しいドラミングが最初から聴けるColosseum IIというバンド。もちろん「I」はあのColosseumだ。再結成っていうメンツじゃなかったから「II」で、面白いのはその音楽性。Colosseumではロックからジャズにアプローチしていったが、一方のジャズ界の一端がフュージョンへと進化していった煽りを受けてジェフ・ベックの「ブロウ・バイ・ブロウ」という傑作がロック界でのフュージョンを牽引している。Colosseum IIも同様に今度はロックから攻めたフュージョンという構図を描いていたみたい。三枚くらいアルバム出ている中で、三枚目の「ウォー・ダンス」が傑作と言われている。それはメンバー自身がジョン・ハインズマンが目指した音楽性をきちんと理解するのに時間がかかったからだろうと。革命者は大変だ。
そのメンバーとしてGary Moore、Don Aireyという後の強者達が参加したって事だ。だけど全然HMな香りはしませんので悪しからず。Gary Mooreはかなり器用なギターを弾いていて、ジョン・ハインズマンにどんだけ貢献出来るか、みたいな姿勢があるから後のワンマンぶりとは全く違うひたむきな姿勢が見事。でもやっぱ才能だよな…、様々なギター奏法や音色を試していて、しっかりとそれぞれの曲に溶け込ませたギターを弾いている。「Castles」というナンバーのみボーカル入りで、Gary Mooreがしっかりと歌っている。まぁ、静か目な聞かせる曲なんだけど、後のGary Mooreを彷彿させる演歌チックなギターソロはほとんど聞かれないってのが残念。この頃からこう言うの好きだったんだろうな、と分かる。
それ以外は全部インストで、今なら聴けるなぁ、自分。前はもう全然駄目で面白味の欠片も感じなった。ハードな曲もあるけど、何か飽きちゃう。ここの所はもう何でも聴き漁っているのとジェフ・ベックでかなり面白さが分かってきたからかな。それで「ウォー・ダンス」を聴くと深みが分かってくる。なるほどねぇ…、こうしてGary Mooreは成長していったんだな、なんて。Don AireyにしてもNeil Murrayにしても、だが。この頃の絆がず~っと残ってるんだからやはり同じ釜の飯を食った仲間ってのは強い。
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