Bigelf - Cheat the Gallows
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Bigelf : Cheat the Gallows (2008)
1. Gravest Show on Earth
2. Blackball
3. Money, It's Pure Evil
4. Evils of Rock & Roll
5. No Parachute
6. Game
7. Superstar
8. Race with Time
9. Hydra
10. Counting Sheep

どうやらバンド結成は1991年頃って言うから相当歳喰ってからのブレイクになる。アメリカって国はそれでもしっかりと生活していけるくらいマーケットがデカいから下積み20年なんてのもおかしくないようだが、それでも凄いわ。もう40代近辺の歳の頃だろうに。だから故にBigelfというバンドを形容する時にPink FloydやBeatles、Black SabbathやQueenってのが出てきてもあまり不思議はない。自分の年の頃と似たような世代だとすれば自分と同じようにロックを聴いて興味を持って楽器を始めて…っていうのも分かるもん。そう思えば自分でもバンドやる時ってその辺を意識した曲作りしてアレンジして演奏してたワケで、それが受け入れられるまで根気強くやり続けていられなかっただけなのかもしれない…ってそんな人多いだろう。だからBigelfの面々による、完全にレイドバックしたロックの世界から出てきているバンドってのは同調しやすいんだよ。ただ、もちろんオリジナリティが反映されていないといけない。最近ではこの手のレイドバックバンドとしてはWolfmotherが代表的。それにしてもBigelfにしてもWolfmotherにしても世代は全然違うけどBlack Sabbath色がそんなに出てくるってのは割と不思議。特徴的なリフなのは確かだが…。
さて、Bigelfの実は3枚目の作品となる「Cheat the Gallows」にしてブレイク作。アルバムデビュー自体は1996年だとか…、凄いペースだが、きっとドサ周りばかりやっていながらも実力の程は周りが感心して認めていたのだろう。ようやくブレイクするきっかけをみつけて良かった。Dream Theaterに抜擢されたみたいね。
いや、もう冒頭からオールドロックファンは多分、引き込まれると思う。プログレっつうかサバスっつうかフロイドっつうか後期ビートルズっつうか…、ハモンド2台を駆使してプレイするのもあるけど、とにかく8弦ギターや7弦ベースなんつう変態的な器材も出てくるワケで、そりゃ重くなったりバリエーションも広げたりするだろうよ。面白いのは楽曲構成やアレンジ。どこがどうってんじゃないけど、古臭い。音はもう完全にレイドバックしていて今時の抜けてクリアーな音じゃないのを無理して作ってる感じ。曲はもうもちろん古い…古いって、一辺倒なリフだったりあまりにも唐突な展開だったり…、だから曲を覚えにくい。ただ、歌メロは結構ポップな作りしているのでアレンジが凝っていても曲自体は聴きやすくなっている。とにかくハモンドソロパートになると、えらく安っぽく聞こえてきて笑っちゃうもん。
こういうバンドがたまに出てきてくれて、売れるってのはオールドロックも既に歴史の領域に入ってきてて、忘れられないように世代に引き継がれているって思いたい。White StripesやWolfmother、Bigelfでイベントやって最後にオジーやZeppなんて出てきたら面白いだろうなぁ。
1. Gravest Show on Earth
2. Blackball
3. Money, It's Pure Evil
4. Evils of Rock & Roll
5. No Parachute
6. Game
7. Superstar
8. Race with Time
9. Hydra
10. Counting Sheep


どうやらバンド結成は1991年頃って言うから相当歳喰ってからのブレイクになる。アメリカって国はそれでもしっかりと生活していけるくらいマーケットがデカいから下積み20年なんてのもおかしくないようだが、それでも凄いわ。もう40代近辺の歳の頃だろうに。だから故にBigelfというバンドを形容する時にPink FloydやBeatles、Black SabbathやQueenってのが出てきてもあまり不思議はない。自分の年の頃と似たような世代だとすれば自分と同じようにロックを聴いて興味を持って楽器を始めて…っていうのも分かるもん。そう思えば自分でもバンドやる時ってその辺を意識した曲作りしてアレンジして演奏してたワケで、それが受け入れられるまで根気強くやり続けていられなかっただけなのかもしれない…ってそんな人多いだろう。だからBigelfの面々による、完全にレイドバックしたロックの世界から出てきているバンドってのは同調しやすいんだよ。ただ、もちろんオリジナリティが反映されていないといけない。最近ではこの手のレイドバックバンドとしてはWolfmotherが代表的。それにしてもBigelfにしてもWolfmotherにしても世代は全然違うけどBlack Sabbath色がそんなに出てくるってのは割と不思議。特徴的なリフなのは確かだが…。
さて、Bigelfの実は3枚目の作品となる「Cheat the Gallows」にしてブレイク作。アルバムデビュー自体は1996年だとか…、凄いペースだが、きっとドサ周りばかりやっていながらも実力の程は周りが感心して認めていたのだろう。ようやくブレイクするきっかけをみつけて良かった。Dream Theaterに抜擢されたみたいね。
いや、もう冒頭からオールドロックファンは多分、引き込まれると思う。プログレっつうかサバスっつうかフロイドっつうか後期ビートルズっつうか…、ハモンド2台を駆使してプレイするのもあるけど、とにかく8弦ギターや7弦ベースなんつう変態的な器材も出てくるワケで、そりゃ重くなったりバリエーションも広げたりするだろうよ。面白いのは楽曲構成やアレンジ。どこがどうってんじゃないけど、古臭い。音はもう完全にレイドバックしていて今時の抜けてクリアーな音じゃないのを無理して作ってる感じ。曲はもうもちろん古い…古いって、一辺倒なリフだったりあまりにも唐突な展開だったり…、だから曲を覚えにくい。ただ、歌メロは結構ポップな作りしているのでアレンジが凝っていても曲自体は聴きやすくなっている。とにかくハモンドソロパートになると、えらく安っぽく聞こえてきて笑っちゃうもん。
こういうバンドがたまに出てきてくれて、売れるってのはオールドロックも既に歴史の領域に入ってきてて、忘れられないように世代に引き継がれているって思いたい。White StripesやWolfmother、Bigelfでイベントやって最後にオジーやZeppなんて出てきたら面白いだろうなぁ。
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