Idle Race - Idle Race
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Idle Race : アイドル・レース (1969)
1. Come With Me
2. Sea of Dreams
3. Going Home
4. Reminds Me of You
5. Mr. Crow and Sir Norman
6. Please No More Sad Songs
7. Girl at the Window
8. Big Chief Woolly Bosher Good
9. Someone Knocking
10. A Better Life (The Weatherman Knows)
11. Hurry up John

Back to the Story
一方の天才少年ジェフ・リンは60年代後期からIdle Raceというバンドで活動していたことは既に知られての通りだが、ロイ・ウッドのThe Moveがシングルヒットを続々と放っている頃にまだまだ売れないバンド的な活動しかできておらず、良作をいくつもリリースして、玄人肌にもウケが良かったのだが、なかなか商業的な面には結びつかなかったようで、その辺がジェフ・リンの才能と現実の狭間で、The Moveへの参加と現メンバーとの関係性ってので揺れていたのかもしれない。結果的には正解という道を歩むのだが、そんなIdle Race時代の音源もちょっと聴いてみた。
セカンドアルバムにしてセルフタイトルのアルバム「アイドル・レース」を1969年にリリースした…とは言ってもこの時代だから多分シングルが先行していて寄せ集め的っていうのかもしれない…、そこまで追いかけてないからよくわからないけど、アルバムを聴く限りはどれがシングルヒットしていてもおかしくないくらいのクォリティだし、全く今のジェフ・リンの才能を隠すものでもなくって既に全開している状態です。特に「Rmeinds Me Of You」とか「Mr.Crow and Sir Norman」なんて極地じゃない?前者は聴いた時にTravelling Willburysを思い出したくらいジェフ・リン独特のメロディが既に出来上がっているし、後者は完全にビートルズチックでありながらもしっかりとカラフルなメロディを打ち出したふざけた作品で(笑)、こういうユーモアってのは同時代で理解するか大人にならないとわからないものかもしれない。英国独特だよね。
全体的にはもちろんキャッチーで楽しめるメロディ満載で、ファースト「バースデイ・パーティ」ほどではないだろうけど、筋の通ったIdle Race的作品と言えるんじゃないかと。Webであれこれ探してもどうしても「バースデイ・パーティ」の方がレビューが多くて「アイドル・レース」の方は詳細がよくわからない部分あるけど、まぁ、音だけ聴いていると好みは別としてなるほど良質なポップスを奏でるアルバムだと納得する。そしてジェフ・リンがロイ・ウッドとくっつくのも確かにギャンブルだっただろうと。残されたメンバーはどうしようもなくなったようだが、それはそうとしてIdle Race時代の曲を焼き直してどこかでプレイしても全く古さを感じさせない曲だろうと思う。
1. Come With Me
2. Sea of Dreams
3. Going Home
4. Reminds Me of You
5. Mr. Crow and Sir Norman
6. Please No More Sad Songs
7. Girl at the Window
8. Big Chief Woolly Bosher Good
9. Someone Knocking
10. A Better Life (The Weatherman Knows)
11. Hurry up John



一方の天才少年ジェフ・リンは60年代後期からIdle Raceというバンドで活動していたことは既に知られての通りだが、ロイ・ウッドのThe Moveがシングルヒットを続々と放っている頃にまだまだ売れないバンド的な活動しかできておらず、良作をいくつもリリースして、玄人肌にもウケが良かったのだが、なかなか商業的な面には結びつかなかったようで、その辺がジェフ・リンの才能と現実の狭間で、The Moveへの参加と現メンバーとの関係性ってので揺れていたのかもしれない。結果的には正解という道を歩むのだが、そんなIdle Race時代の音源もちょっと聴いてみた。
セカンドアルバムにしてセルフタイトルのアルバム「アイドル・レース」を1969年にリリースした…とは言ってもこの時代だから多分シングルが先行していて寄せ集め的っていうのかもしれない…、そこまで追いかけてないからよくわからないけど、アルバムを聴く限りはどれがシングルヒットしていてもおかしくないくらいのクォリティだし、全く今のジェフ・リンの才能を隠すものでもなくって既に全開している状態です。特に「Rmeinds Me Of You」とか「Mr.Crow and Sir Norman」なんて極地じゃない?前者は聴いた時にTravelling Willburysを思い出したくらいジェフ・リン独特のメロディが既に出来上がっているし、後者は完全にビートルズチックでありながらもしっかりとカラフルなメロディを打ち出したふざけた作品で(笑)、こういうユーモアってのは同時代で理解するか大人にならないとわからないものかもしれない。英国独特だよね。
全体的にはもちろんキャッチーで楽しめるメロディ満載で、ファースト「バースデイ・パーティ」ほどではないだろうけど、筋の通ったIdle Race的作品と言えるんじゃないかと。Webであれこれ探してもどうしても「バースデイ・パーティ」の方がレビューが多くて「アイドル・レース」の方は詳細がよくわからない部分あるけど、まぁ、音だけ聴いていると好みは別としてなるほど良質なポップスを奏でるアルバムだと納得する。そしてジェフ・リンがロイ・ウッドとくっつくのも確かにギャンブルだっただろうと。残されたメンバーはどうしようもなくなったようだが、それはそうとしてIdle Race時代の曲を焼き直してどこかでプレイしても全く古さを感じさせない曲だろうと思う。
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