Annie Haslam - Annie's In Wonderland
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Annie Haslam : 不思議の国のアニー(1977)
1. イントロリーズ/私が音楽でできていたら
2. 愛への疑い
3. もしも貴方を愛したら
4. フニオコ
5. ロッカリーズ
6. ネイチャー・ボーイ
7. インサイド・マイ・ライフ
8. 家路(ドヴォルザーク「新世界」より)

Annie In Wonderland
Live Under Brazilian Skies
ホントに当時からこんな邦題だったんだろうか?今になってこんな邦題を付けたと言われても分からないのだが、どっちかっつうと直訳…、ま、それはともかくとして、ルネッサンスの大作志向からは大きく離れて当時恋人だったロイ・ウッドとの共作品として名高いアニー・ハズラム最初のソロアルバム「不思議の国のアニー」です。一体どこでどうやってアニー・ハズラムとロイ・ウッドが知り合ったのか、と言うようなことは調べていないけど、まぁ、狭い世界なのかもしれないね。
ロイ・ウッドがアニー・ハズラムの歌声を使って色々な実験をしたかったのか、アニー・ハズラムが大作志向とは異なる音楽に挑戦してみたかったからなのか、意外なほど二人のコラボレーションは上手く進んでいて結実しているように聞こえる。元々アニー・ハズラムの歌声は伸び伸びと歌える環境さえあれば活きるものなので、チョコマカしてなければ楽曲そのものが長かろうがポップだろうが問題はないだろう。だからロイ・ウッドも色々と試していて、伸び伸びと大らかに、聖歌隊を独りでまとめ上げるかのように歌わせていたり、最後の「家路」みたいにバックはシンプルで歌だけが響き渡るような曲もアニー・ハズラムらしい。これは3曲目の「If I Loved You」でも同じことが言える。そしてロイ・ウッドの実験は更に進み、バックの妙にポップに凝っているアレンジの上をアニー・ハズラムが大らかに歌い上げるというアンバランスさが「Hunioco」あたりで顕著になってくる。単なる歌い手の一人として埋もれるのかアニー・ハズラムという個性が出てくるのか…結構微妙になってしまうくらいロイ・ウッドの作風が強烈。以降は相当ロイ・ウッドが遊んでいる様子がありありとわかる曲が多くてユニークな試みと言えばユニーク。
アニー・ハズラムが自身のソロアルバム「不思議の国のアニー」でロイ・ウッドと組んでやってしまったことはモロにルネッサンスにも影響してしまって、ルネッサンスの次のアルバムとなった「四季」では見違えるくらいにポップで綺羅びやかなテイストを眩したアルバムになっている。それはそれで好評を博している面もあったのだが、明らかにロイ・ウッドからの影響によるものだろう。さすがにいくつものバンドを解体しただけのことはあるロイ・ウッド(笑)。
え~っと、話はアニー・ハズラムのハズなのでどうにも的外れになりがちな記事になってしまったのだが、この「不思議の国のアニー」ってアナログで探している時、結構見つからなかった。珍しい~っていう部類ではなかったハズなんだけど、タイミング的になかなか巡り会えなくて結局CDになってから聴いているもん。セカンド「アニー・ハズラム」とかはさっさと聴けたんだけど、やっぱり全盛期の「不思議の国のアニー」が気になったもんな。
1. イントロリーズ/私が音楽でできていたら
2. 愛への疑い
3. もしも貴方を愛したら
4. フニオコ
5. ロッカリーズ
6. ネイチャー・ボーイ
7. インサイド・マイ・ライフ
8. 家路(ドヴォルザーク「新世界」より)




ホントに当時からこんな邦題だったんだろうか?今になってこんな邦題を付けたと言われても分からないのだが、どっちかっつうと直訳…、ま、それはともかくとして、ルネッサンスの大作志向からは大きく離れて当時恋人だったロイ・ウッドとの共作品として名高いアニー・ハズラム最初のソロアルバム「不思議の国のアニー」です。一体どこでどうやってアニー・ハズラムとロイ・ウッドが知り合ったのか、と言うようなことは調べていないけど、まぁ、狭い世界なのかもしれないね。
ロイ・ウッドがアニー・ハズラムの歌声を使って色々な実験をしたかったのか、アニー・ハズラムが大作志向とは異なる音楽に挑戦してみたかったからなのか、意外なほど二人のコラボレーションは上手く進んでいて結実しているように聞こえる。元々アニー・ハズラムの歌声は伸び伸びと歌える環境さえあれば活きるものなので、チョコマカしてなければ楽曲そのものが長かろうがポップだろうが問題はないだろう。だからロイ・ウッドも色々と試していて、伸び伸びと大らかに、聖歌隊を独りでまとめ上げるかのように歌わせていたり、最後の「家路」みたいにバックはシンプルで歌だけが響き渡るような曲もアニー・ハズラムらしい。これは3曲目の「If I Loved You」でも同じことが言える。そしてロイ・ウッドの実験は更に進み、バックの妙にポップに凝っているアレンジの上をアニー・ハズラムが大らかに歌い上げるというアンバランスさが「Hunioco」あたりで顕著になってくる。単なる歌い手の一人として埋もれるのかアニー・ハズラムという個性が出てくるのか…結構微妙になってしまうくらいロイ・ウッドの作風が強烈。以降は相当ロイ・ウッドが遊んでいる様子がありありとわかる曲が多くてユニークな試みと言えばユニーク。
アニー・ハズラムが自身のソロアルバム「不思議の国のアニー」でロイ・ウッドと組んでやってしまったことはモロにルネッサンスにも影響してしまって、ルネッサンスの次のアルバムとなった「四季」では見違えるくらいにポップで綺羅びやかなテイストを眩したアルバムになっている。それはそれで好評を博している面もあったのだが、明らかにロイ・ウッドからの影響によるものだろう。さすがにいくつものバンドを解体しただけのことはあるロイ・ウッド(笑)。
え~っと、話はアニー・ハズラムのハズなのでどうにも的外れになりがちな記事になってしまったのだが、この「不思議の国のアニー」ってアナログで探している時、結構見つからなかった。珍しい~っていう部類ではなかったハズなんだけど、タイミング的になかなか巡り会えなくて結局CDになってから聴いているもん。セカンド「アニー・ハズラム」とかはさっさと聴けたんだけど、やっぱり全盛期の「不思議の国のアニー」が気になったもんな。
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