Unshine - The Enigma of Immortals

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 何となくいつものパターンに陥っているが、どこかで軌道修正したいと考えてる今日この頃。いや、ブログの事ですが…、暑い日々にもなってきたのでサラリとまた違ったサウンドの世界にも突入したいとあれこれ聴いている最中です。何が出てくるかはまたお楽しみに…ってとこで、本日は何となく見つけてしまった、多分ちょっとメジャーではない類のゴシックメタルバンド、Unshineです。

Enigma of Immortals

2008年にリリースされたらしいUnshineというバンドのセカンドアルバム「Enigma of Immortals」ですが、いつもの如く女性歌モノバンドのゴシック…正統派のゴシックメタルバンドでして嬉しいことにフィンランド出身なので気になってしまったんですね。ジャケットがかなりセンスよろしくないという印象なので抵抗はあったけど、まぁ、聴いてみるかね、と手を出してみました。

 それがそれが驚くことにかなり極上の逸品で、レベル高いサウンドと展開でした。スザンナ姫の歌声はかなり柔らか目の曲に合ったもので、バックのゴシックでシンフォニック的なサウンドに対して角を落としてくれる効果を持つボーカル。弱々しいかと言えばそうかもしれないけど、そういうのってゴシックメタルの世界では結構好かれるだろうし、そのバランスが良い。思い切りドラマティックな展開っていう曲は多くはないけど、結構シンフォニックに根ざしたサウンドなので聴きやすいし、楽しめる。名曲の域に達している曲がちょっと少ないけど全体のレベルはよろしい。初期のWithin Temptationみたいなもんかね。

 フィンランドだからってのもあるだろうけど、しっかりと哀愁漂うメランコリックさは全編に渡って貫かれていて日本人はこういうの好きだろうなぁと。雰囲気と効果音も割と練られているのでもうちょっとプッシュされたら良い線まで行くるレベルと思うけどどうだろ。確かに「Enigma of Immortals」を聴いてその前のファーストアルバム「Earth Magick」を聴こうという気にならないのはその辺の魅力の問題だろうか…。それでも4曲目の「Catherine his beloved」なんて壮大な楽曲だったりするので気になるところ。




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フレ
Posted byフレ

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