Dio - Holy Diver

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 ロニー・ジェイムス・ディオ死去…の報には驚いた。そのちょっと前に亡くなったという噂が流れて…、その後にディオの奥さんがtwitterでまだ死んでない、と呟いて、それはガセネタだった、って事を知った。それで逆に本当にそれは単なる噂か、と思ってしばらく情報漁りしてなくて…。いや、単に忙しかっただけで、ようやくiPhoneでニュース漁りをしていたらアチコチで記事が出てて、ガセなのになぁ~、なんて思いながら見ていたら、どのニュースサイトでも取り上げられていたので、「ん?」と思い直して…オフィシャルサイト見たら真っ黒で奥様からのメッセージが掲載されていた…。あ…、やっぱ亡くなったんだ…と。

Holy Diver The Last in Line

 えっと…、個人的に思い入れが強いかと言われると全然そういうのはなくて、結構どの時代もカスッてるか、という微妙な通過具合。レインボウの…でもないしブラック・サバスってのもないし…やっぱりディオ時代くらいかね…、と。いや、もちろんどれも多分大抵のアルバムを聴いているし、やはりそのキャリアの長さと歌声の凄さってのは実感しているので、圧倒的に尊敬しているが、思い入れはない、っていう所。それでも何となく衝撃を受けたが…。

 はて、ロニー・ジェイムス・ディオって人はビートルズと同じくらいのキャリアを持つ=ポール・マッカートニーと同じくらいのキャリアってことだが、最後まで歌っていた音楽ってのがそもそも違う。HR/HMの世界で君臨していたので、そりゃあんた、手抜きできないし圧倒的なパワーが必要でしょ。ディオって人はとにかく悪魔とか神に背く傾向のものが趣味だったようで、ルックスもそんな感じのファッションだし謎が深い様相をしているのもユニークで、オジー・オズボーンのそれとはまた異なる世界観があるみたい。アルバムジャケットにも出てくるし、歌詞の世界でも出てくるようだ。まぁ、アルバムタイトルもちょっとおどろおどろしいもんね。それでいてアメリカ人なんだよな…。だからあまり思い入れを持てていないのか?いやいや、そんなことは無いだろうけど、アメリカ人ってのもまた珍しいよね。ヨーロッパ人のイメージなら分かるけどさ。

 エルフからレインボウ、そしてブラック・サバスで名盤をたくさん輩出して、その後のディオという自身の名を冠したバンドには相当気合を入れていたのではないかと…。その甲斐あってか、ファーストアルバム「Holy Diver」から三枚くらいがアメリカで売れまくったし、ヘヴィーメタルの名盤とも言われるアルバムを出していた。この頃はシーンがLAメタル的に盛り上がっていて、速弾きギタリストが花形でもてはやされた時代なので、そういう意味ではヴィヴィアン・キャンベルにもスポットが当たっていた。そのファーストアルバム「Holy Diver」の一曲目「Stand Up And Shout」を名曲として崇めるファンは多い。自分的にはちょっと軽い音…、いや、ストラト系の歪んだ音ってどうしても軽く聞こえるので好みではないんだけど、ファースト「Holy Diver」だけで、セカンド「The Last in Line」の迫力は素晴らしかった。勿体無い人物を亡くしたものだと思うし、その人柄も良かったんだろうな…。アチコチのミュージシャンが追悼のメッセージを送っている。「The Devil You Know」の迫力は素晴らしかった。勿体無い人物を亡くしたものだと思うし、その人柄も良かったんだろうな…。アチコチのミュージシャンが追悼のメッセージを送っている。

The Devil You Know



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フレ
Posted byフレ

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