Ratt - Infestation
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年に何回か新作ラッシュに見舞われる時期があって、自分的にも何となく興味のありそうなものをいくつかまとめて聴いてみたりするが、そんな時ってジャンルがバラバラなのでこのブログでまとめていく筋道も無くなって大変。まぁ、そういう時もあり、っていうことで進んでいます。

何はともあれ驚きの新作でして…、いや、新作出すと云う事自体も驚きだし、Rattってバンドがまだ健在だった、ってのも驚いたのと、売る側のプロモーションがしっかりできていて、本気で売ろうというのがあったんだろうな…。だからこうして一般的な人たちの耳にも新作「インフェステイション」の情報が届いているという事実。何年か前にも新作ってリリースされていたらしいけどその時は全然知らなかったもん。もちろん音の出来映えもあるだろうけど、作る時のスタッフの揃え方や本気度が違ったんだろうね。そんな裏事情なんて知らなくても良いけど、にわかファン的な自分としてはやっぱ、常に情報を追いかけていないからこうしてどこでも見かける、っていう状況は喜ばしいし、聴く気になるってモンだ。
その新作「インフェステイション」ですけどねぇ…、ジャケットからして目に止まるし、気合入ってると思いません?メンバーの写真かなんかで適当に、っていうのじゃなくってしっかりとひとつのコンセプトっつうかスジが見えるもんね、こういうジャケットだとさ。スコーピオンズの「蠍団とどめの一撃」もジャケは好みではないけどスジは見えるじゃない?だからRattの「インフェステイション」でも同じで、凄く気合を感じるんだよ。そんでもって、音を流してみますが…。
「紛れもなくRatt'n Rollの音♪」
別にさ、Rattってそんなに個性的なRattサウンドだったなんて意識は全然なかったから「Eat Me Up Alive」の一発目のリフを聴いた途端にRattだ、っていう音がわかるとは自分でも思ってなかった。でも、聴いてみるとさ、このリフはもうRattだよ、ウォーレンだよ、っていう音とリフでさ、以降もそんなのがオンパレードで捨て曲がない…とまでは言わないけど、どれもこれも見事なRatt'n Rollだもん。スティーブン・パーシーのダミ声も健在で、ちょっとパワーと色艶がなくなってエロさが潜んでしまったのが残念だけど、歌メロの入ってくるタイミングとか隙間の入り方がもうスティーブン・パーシーですよ、これ。ロビンがいなくても全然Rattになるんだな、っていうのもどうかと思うけど、自分たちのサウンドをしっかりと捕まえて作り上げている。もしかしたらスタッフ側もRattのサウンドってのを求めていたのかもしれないね。
いや、凄く良いアルバムだよ、この「インフェステイション」って。割とヘビロテで聴いていて、スカッとするのもあるしどこかノスタルジック的な音でありながら今風の音だし。それできちんとギターが主張しているアルバムだから往年のHM好きには実に明快にヘヴィメタル、というサウンドがわかる。今聴けばハードロックの領域だけど、軽やかに派手でメロディアス。80年代を模倣するバンドもたくさんあるけど、Rattのこの「インフェステイション」は80年代風でありながらも最先端のHR/HMのサウンドを持った作品。もう一度シーンにきちんと返り咲いてエアロスミスみたいになってくれると面白いんだけどな。

何はともあれ驚きの新作でして…、いや、新作出すと云う事自体も驚きだし、Rattってバンドがまだ健在だった、ってのも驚いたのと、売る側のプロモーションがしっかりできていて、本気で売ろうというのがあったんだろうな…。だからこうして一般的な人たちの耳にも新作「インフェステイション」の情報が届いているという事実。何年か前にも新作ってリリースされていたらしいけどその時は全然知らなかったもん。もちろん音の出来映えもあるだろうけど、作る時のスタッフの揃え方や本気度が違ったんだろうね。そんな裏事情なんて知らなくても良いけど、にわかファン的な自分としてはやっぱ、常に情報を追いかけていないからこうしてどこでも見かける、っていう状況は喜ばしいし、聴く気になるってモンだ。
その新作「インフェステイション」ですけどねぇ…、ジャケットからして目に止まるし、気合入ってると思いません?メンバーの写真かなんかで適当に、っていうのじゃなくってしっかりとひとつのコンセプトっつうかスジが見えるもんね、こういうジャケットだとさ。スコーピオンズの「蠍団とどめの一撃」もジャケは好みではないけどスジは見えるじゃない?だからRattの「インフェステイション」でも同じで、凄く気合を感じるんだよ。そんでもって、音を流してみますが…。
「紛れもなくRatt'n Rollの音♪」
別にさ、Rattってそんなに個性的なRattサウンドだったなんて意識は全然なかったから「Eat Me Up Alive」の一発目のリフを聴いた途端にRattだ、っていう音がわかるとは自分でも思ってなかった。でも、聴いてみるとさ、このリフはもうRattだよ、ウォーレンだよ、っていう音とリフでさ、以降もそんなのがオンパレードで捨て曲がない…とまでは言わないけど、どれもこれも見事なRatt'n Rollだもん。スティーブン・パーシーのダミ声も健在で、ちょっとパワーと色艶がなくなってエロさが潜んでしまったのが残念だけど、歌メロの入ってくるタイミングとか隙間の入り方がもうスティーブン・パーシーですよ、これ。ロビンがいなくても全然Rattになるんだな、っていうのもどうかと思うけど、自分たちのサウンドをしっかりと捕まえて作り上げている。もしかしたらスタッフ側もRattのサウンドってのを求めていたのかもしれないね。
いや、凄く良いアルバムだよ、この「インフェステイション」って。割とヘビロテで聴いていて、スカッとするのもあるしどこかノスタルジック的な音でありながら今風の音だし。それできちんとギターが主張しているアルバムだから往年のHM好きには実に明快にヘヴィメタル、というサウンドがわかる。今聴けばハードロックの領域だけど、軽やかに派手でメロディアス。80年代を模倣するバンドもたくさんあるけど、Rattのこの「インフェステイション」は80年代風でありながらも最先端のHR/HMのサウンドを持った作品。もう一度シーンにきちんと返り咲いてエアロスミスみたいになってくれると面白いんだけどな。
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