Joss Stone - The Soul Sessions
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ちょっと前から自分でも思っていることなのだが、歳と共に当然ながら趣味が変わってきている?っつうか幅広くなって来ているような気がしていて、それは多分その通りなのだろうけど、昔ならばほとんど気にしなかったソウルなものでも聴いて感動するようになってきた。もちろん歌が上手い黒人による感動ってのは数曲単位ならあったんだけど、アルバム丸ごとで、っていうのはあまりなかったし、あってもそれはオーティス・レディングのようなものだったのだが、こないだジェームズ・ブラウンで面白さを再確認して、その辺もちょっといいな、なんてチラホラと聴いてたりしたんだけど、そうこうしている時にジェフ・ベックの新作「Emotion & Commotion」でのジョス・ストーンとイメルダ・メイという歌手が気になり、ジョス・ストーンに手を出してみると…、おいおいおい、この子、まだ22歳くらい?デビューが16歳?ん?ん??ん??え?

The Soul Sessions
Mind, Body & Soul
Live Session (iTunes Exclusive) - EP
2003年にリリースされたジョス・ストーンの最初の作品「The Soul Sessions」はタイトル通りに往年のオールドソウルをカバーしたものなんだが、これがまたとんでもない歌声とソウルなのだ。自分的にはもっとぶっ飛んだのは実は知らなかったんだけど2005年のグラミー賞でのライブに於けるジャニス・ジョプリンのカバー「Cry Baby~Peace of my Heart」での熱唱。ここではメリッサ・エサリッジと共に…と言うか「Cry Baby」はジョス・ストーン、「Peace of my Heart」はメリッサ・エサリッジの歌でというジョイントなのだが、正直言ってジャニス・ジョプリンって唯一無二の偉大な歌手だと思ってたけど、ジョス・ストーンのこの歌声はジャニス・ジョプリンのそれに肉薄している。メリッサ・エサリッジの鬼気迫るパフォーマンスは別の意味で凄かったが、ジョス・ストーンのジャニス・ジョプリンを超えたかもしれないと思うパフォーマンスには驚いた。こんなの歌える人いるんだ、って。
面白いのはそれを聴いたのは音からでさ…、その後YouTube見てまたびっくりした。何で、って、ほんとに子供が歌ってるんだもん。このころでまだジョス・ストーンは17歳とかでしょ?そりゃそうだよな。そんで「は?」と思ってちょっと調べてみるとさらに驚いたことに純粋なイギリス人の女の子って事だ。まったく英国ってのはわからない国だ…(笑)。え?ってことはエイミー・ワインハウスなんかよりも先輩で、しかも若いってことか?なんて恐ろしい世界だ…と。それで気になってあちこち調べてみると、ジョス・ストーンのすごいのはありとあらゆる大物達とジョイントしているってことだ。ジェフ・ベックなんてのはたまたまのきっかけで、自分が知らなかったのが不思議なくらいだけど、まぁ、しょうがないか、意識してないもんな(笑)。
ミック・ジャガー然り、ハービー・ハンコック、ジェームズ・ブラウン、バディ・ガイ、パティ・ラベルなどなど他にもいっぱいあるみたいだけどよくわからん(笑)。ロック系ではなくってもっとソウルな世界とかブラックな世界の人が多いみたいで、裏方スタッフも元なんとかの誰それ、みたいなのが組んでいてとにかく強力なんだな。そこで伸び伸びと歌っているんだが、歌声が素晴らしい。正に「ソウル」な歌声。一気にアルバムを揃えてひたすら聴いてましたよ。アルバムでは手に入らないのもいくつもあってさ、そのヘンはDL音源で揃えてとにかくひたすら聴けるのを聴いたんです。でも曲が覚えられるか、と言われればそれはなかなか難しくてできないのだけど(笑)、まぁ、いいじゃないか、細かいことは。とにかく聴いて感動できる音世界に出会えたってのが嬉しくてさ、だからたまたま最初の「The Soul Sessions」というアルバムが一番ジョス・ストーンという女の子の指向を反映しているんだろう、ってことで取り上げただけで、セカンドの「Mind, Body & Soul」でもその感動は味わえるし、新作「Colour Me Free: Parental Advisory」でも良い。3枚目の「イントロデューシング・ジョス・ストーン」はちとポップ化したっつうか売れ線のブラックな音を取り入れているので聴きにくいんで、あまり聴かないけどさ。あとはDVD「マインド、ボディ&ソウル・セッションズ-イン・コンサート」では2005年のNYでのライブが見れるんだけど、ほんとに子供が歌ってて、それがこんなソウルフルな声かよ?と。
![マインド、ボディ&ソウル・セッションズ-イン・コンサート [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/31VFSP97Q8L._SL160_.jpg)
Colour Me Free
Introducing Joss Stone
歌手っていくつくらいから形成されるんだろ?13歳だったらこういう声じゃなかっただろうからやっぱ16歳くらいが限界だろうな。かのマイケル・ジャクソンだって5歳の頃から歌声変わってないってワケじゃないしな(笑)。まぁ、今では多少ケバくなってしまったジョス・ストーンだが、最初期から新作「Colour Me Free: Parental Advisory」までスタンスはそれほど変わっておらず感動的な歌声を聴けるのがよろしい。何よりも良いのは上手いだけの歌手じゃなくて、やっぱり英国人だからなのか聴いてて深みがあるってトコだ。曲も良く出来てるからポップスの世界でもイケルしね。素晴らしい歌手に出会えて実に感動的です。まだまだ聴き込むだろうな、これは。





2003年にリリースされたジョス・ストーンの最初の作品「The Soul Sessions」はタイトル通りに往年のオールドソウルをカバーしたものなんだが、これがまたとんでもない歌声とソウルなのだ。自分的にはもっとぶっ飛んだのは実は知らなかったんだけど2005年のグラミー賞でのライブに於けるジャニス・ジョプリンのカバー「Cry Baby~Peace of my Heart」での熱唱。ここではメリッサ・エサリッジと共に…と言うか「Cry Baby」はジョス・ストーン、「Peace of my Heart」はメリッサ・エサリッジの歌でというジョイントなのだが、正直言ってジャニス・ジョプリンって唯一無二の偉大な歌手だと思ってたけど、ジョス・ストーンのこの歌声はジャニス・ジョプリンのそれに肉薄している。メリッサ・エサリッジの鬼気迫るパフォーマンスは別の意味で凄かったが、ジョス・ストーンのジャニス・ジョプリンを超えたかもしれないと思うパフォーマンスには驚いた。こんなの歌える人いるんだ、って。
面白いのはそれを聴いたのは音からでさ…、その後YouTube見てまたびっくりした。何で、って、ほんとに子供が歌ってるんだもん。このころでまだジョス・ストーンは17歳とかでしょ?そりゃそうだよな。そんで「は?」と思ってちょっと調べてみるとさらに驚いたことに純粋なイギリス人の女の子って事だ。まったく英国ってのはわからない国だ…(笑)。え?ってことはエイミー・ワインハウスなんかよりも先輩で、しかも若いってことか?なんて恐ろしい世界だ…と。それで気になってあちこち調べてみると、ジョス・ストーンのすごいのはありとあらゆる大物達とジョイントしているってことだ。ジェフ・ベックなんてのはたまたまのきっかけで、自分が知らなかったのが不思議なくらいだけど、まぁ、しょうがないか、意識してないもんな(笑)。
ミック・ジャガー然り、ハービー・ハンコック、ジェームズ・ブラウン、バディ・ガイ、パティ・ラベルなどなど他にもいっぱいあるみたいだけどよくわからん(笑)。ロック系ではなくってもっとソウルな世界とかブラックな世界の人が多いみたいで、裏方スタッフも元なんとかの誰それ、みたいなのが組んでいてとにかく強力なんだな。そこで伸び伸びと歌っているんだが、歌声が素晴らしい。正に「ソウル」な歌声。一気にアルバムを揃えてひたすら聴いてましたよ。アルバムでは手に入らないのもいくつもあってさ、そのヘンはDL音源で揃えてとにかくひたすら聴けるのを聴いたんです。でも曲が覚えられるか、と言われればそれはなかなか難しくてできないのだけど(笑)、まぁ、いいじゃないか、細かいことは。とにかく聴いて感動できる音世界に出会えたってのが嬉しくてさ、だからたまたま最初の「The Soul Sessions」というアルバムが一番ジョス・ストーンという女の子の指向を反映しているんだろう、ってことで取り上げただけで、セカンドの「Mind, Body & Soul」でもその感動は味わえるし、新作「Colour Me Free: Parental Advisory」でも良い。3枚目の「イントロデューシング・ジョス・ストーン」はちとポップ化したっつうか売れ線のブラックな音を取り入れているので聴きにくいんで、あまり聴かないけどさ。あとはDVD「マインド、ボディ&ソウル・セッションズ-イン・コンサート」では2005年のNYでのライブが見れるんだけど、ほんとに子供が歌ってて、それがこんなソウルフルな声かよ?と。


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歌手っていくつくらいから形成されるんだろ?13歳だったらこういう声じゃなかっただろうからやっぱ16歳くらいが限界だろうな。かのマイケル・ジャクソンだって5歳の頃から歌声変わってないってワケじゃないしな(笑)。まぁ、今では多少ケバくなってしまったジョス・ストーンだが、最初期から新作「Colour Me Free: Parental Advisory」までスタンスはそれほど変わっておらず感動的な歌声を聴けるのがよろしい。何よりも良いのは上手いだけの歌手じゃなくて、やっぱり英国人だからなのか聴いてて深みがあるってトコだ。曲も良く出来てるからポップスの世界でもイケルしね。素晴らしい歌手に出会えて実に感動的です。まだまだ聴き込むだろうな、これは。
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