Imelda May - Love Tattoo

0 Comments
 どこかカリプソ的でロカビリー要素もあって…と最近何かで聴いたような感覚の軽さだな…なんて思ってiTunesをパラパラとめくってみると…、あったあった♪ そうそう、コレだよコレ、と何度か聴いてへぇ~なんて思ってそのうちじっくり聴いてみよう、と思いつつもすっかり埋れていたイメルダ・メイでした。なんせジェフ・ベックと一緒にやってからどんな人なんだろ?って気になって聴いたのでそんなに何十回も聴いているワケではないんですが…。

ラヴ・タトゥ Emotion & Commotion
Imelda May - iTunes Live: London Festival '09 - EP iTunes Live: London Festival 2009

 2008年にリリースされた今のところ唯一のアルバム「ラヴ・タトゥ」です。カリプソとか云々ではなくって何と言うんだろうね、こういうの?ジャズボーカルがメインなんだろうけど、40年代のアメリカのボードヴィルな雰囲気がたっぷり出ていて、軽やかにリラックスさせてくれる…ムードのあるエロティックさと言うのか…、メチャクチャ良いのだ。こういう退廃的な雰囲気のってすごく好きだからさ。エイミー・ワインハウスのが濃い~R&Bと言うならイメルダ・メイのは軽~くエッチなムーディスタイル。

 ちょこっと調べてみるとまだ若いんだけどアイルランド出身ってことで子供の頃からその辺の古いアメリカ音楽に馴染んでいたようだ。だから本人ジャズっていう意識もないだろうし、ロックとかという意識もなく、ああいう雰囲気を歌いたい、っていう素直なものなんだろうな。マリリン・モンローの歌みたいなもんだ。だからムード満点。今こういう歌と音ってどういうシーンで一番効果を発揮するんだろ?自分的にはなかなかないんだが(笑)、バーとかでは受ける音でしょ、多分。お酒欲しくなるもん。

 ジェフ・ベックもコレ聴いてやろう、と思ったんだろうか?多分他にもいろいろとめぐり合うきっかけはあったんだろうけど、聴いてみたら面白いじゃないかっていうトコか。年齢的にジェフ・ベックが子供の頃に聴いたことあるような音楽だもん。どんな音かって?歌モノです。ムード音楽的な歌モノ。ところが凄く良くて、この時代に出てきたってのが素晴らしい。コンサートホールなんか全く似合わなくて、おしゃれなバーで歌っていて欲しいね。名前なんかどうでもいいから、っていうさ。どこか桃井かおりの世界(笑)。

 「ラヴ・タトゥ」、ぜひ一度試してみてください、こういう歌モノ。久々にこういうの聴きました。itunes Storeには独占販売のライブ盤が置いてあるのも今時♪Imelda May - iTunes Live: London Festival '09 - EP iTunes Live: London Festival 2009





関連記事
フレ
Posted byフレ

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply