The Yardbirds - Live Yardbirds featuring Jimmy Page
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やっぱりZeppelin関係ってのは聴いていると燃えてくるね(笑)。Jimmy Page & Robert Plantだって悪くないが、どこか消化不良でそのままいくつかライブのCDとか聴いててさ、そしたらなんかもっと熱いの聴きたくなってしまって、さらに時代を超越してThe Yardbirds時代まで行き着いてしまってね…。しかもThe Yardbirdsって普通のアルバムはもう結構ブログでも書いてしまっているので、アララ…と思って、まぁ、スタジオテイクならそれほど燃えないからやっぱライブだよな、などと言う自分のこじつけで選びました♪
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The Roots of Led Zeppelin
The Ultimate Collection
「Live Yardbirds featuring Jimmy Page」というThe Yardbirdsにジミー・ペイジが在籍していた最終局面でのライブ盤…、っつうかもうLed Zeppelinなんだよな、やってることはさ。細かくはあちこち調べれば出ていると思うんだけど、簡単に言えばThe Yardbirdsもメンバーがコロコロ変わってバンドも方向性に迷ってボロボロになってきた所にジミー・ペイジが実験的にやってみたかったことを試していたのが最後のメンバー。ボーカルのキース・レルフなんてもう全然乗り気じゃなくてさ。それでもバンドを継続していくのでひたすらジミー・ペイジのプランに従って動いていたという状態。なので既に後のLed Zeppelinで試したいと思っていた構想がひたすらと詰め込まれている傑作。
ところがこのライブアルバムが記録されたのは1968年3月30日のニューヨークでして、音質も結構悲惨なものなのでお蔵入りのハズだったのがLed Zeppelinが売れた後に発掘ものとしてリリースされたことがある。もちろんジミー・ペイジは即回収指示を出して自らも支援して市場から回収して公式にはそれ以降リリースされていないはずなのだが、もちろん蛇の道は蛇と言うものでハーフオフィシャルなどで何度もリリースされているし、今やアメリカのアマゾンでも買える(笑)。しかもサウンドチェックの音源まで入っているじゃないか…、ってこれいいの(笑)?
ってな由来はともかくですね、どこがあのThe Yardbirdsなんだ?って思うくらいにヘヴィなインプロがクローズアップされたまさに時代を先取りしていたジミー・ペイジの考える新たなロックバンド構想をそのまま体現したライブでさ、凄いんだよ。曲なんて単なるモチーフにしかなっていないっていう感じでさ、そもそも「I'm Confused」なんてタイトルで後の「幻惑されて」が入っている訳でして、それはもうジミー・ペイジのギターが炸裂しまくっているというとんでもないサウンド。コレさ、テレキャスで弾いているんだよね?凄いファズがかかっていてジミヘンばりにエグいサウンド。正直言って他のメンバーなんて単に音を何となく合わせて付けているだけ、っていうに等しいくらいジミー・ペイジの独壇場。恐るべし若気の至りとでも言うか…。既発曲だってエッセンスが全然異なるもんだからむちゃくちゃヘヴィになっててさ、最初の「Train Kept A Rollin'」のイントロからしてもう驚くほどヘヴィ。お馴染みの「You're Better Man Than I」だってちょっとメロディアスなハードロックっていうくらいに変化しているしさ。そういえばジャニス・ジョプリンが歌っていた「My Baby」なんてのも出てくるという始末の悪さ。それも凄くヘヴィでロック。唐突に途切れて始められるこんなにエグいギターの音って出てくるのか?ってくらいの音での「Over Under Sideways Down」もジミー・ペイジ弾きまくりでむちゃくちゃ白熱しているのがわかる。こんなの公式ライブ盤で聴けることはないよ、うん、それくらいにエグいし生々しい。多分メンバーも相当ハジけたライブが出来て面白かったんじゃないだろうか?「Drinkin' Muddy Water」なんかだとキース・レルフのハープやベースなんかも相当グイグイ来ているしね。そんなの飛び越えたジミー・ペイジが凄いけど。ヒット曲の「Shapes of Things」ですらアップテンポなヘヴィブルースナンバーとも言わんばかりの迫力にしあがっているし…、っつうかこの音世界ってLed Zeppelinだよ完全に(笑)。
まぁ、そんなことでですね、Epicから一度だけまともに市場に出回ったレコードも昔から散々探して手に入れまして聴いたらぶっ飛ぶような音質で驚いたのと、それにも増してぶっ飛ぶ演奏ってのもあって結構聴き倒したアルバムだったりします。凄ぇ~って思いながら聴いていて、それ以降の普通のバンドのライブ盤って全然つまらなく聴こえてしまっていたのは多分そのエグい音質のせいが大きい(笑)。ブートレッグじゃないけどブートレッグ初体験みたいなもんだな。ジミー・ペイジが回収したのもわかるし、リリースしたEpicが売りたかったのもわかるというアルバム。今ではキャリアの原点みたいな言い方をされているからそんなに目くじら立てるようなレコードじゃないと思うけどね。最初期のLed Zeppelinはこの音に輪をかけてプラントが絶叫し、ボンゾが暴れまくり、ジョンジーが天才肌の職人をプレイするんだからとんでもない(笑)。どこかで見かけたら絶対に聴いておいてほしいアルバムです♪
ちなみにちょっと前にこんなDVD「Beat Beat Beat [DVD] [Import]」もリリースされていてジミー・ペイジ時代のThe Yardbirdsのライブ映像がまとめて見れるというお得なもの。良いねぇ~、どんどんリリースしてください。

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「Live Yardbirds featuring Jimmy Page」というThe Yardbirdsにジミー・ペイジが在籍していた最終局面でのライブ盤…、っつうかもうLed Zeppelinなんだよな、やってることはさ。細かくはあちこち調べれば出ていると思うんだけど、簡単に言えばThe Yardbirdsもメンバーがコロコロ変わってバンドも方向性に迷ってボロボロになってきた所にジミー・ペイジが実験的にやってみたかったことを試していたのが最後のメンバー。ボーカルのキース・レルフなんてもう全然乗り気じゃなくてさ。それでもバンドを継続していくのでひたすらジミー・ペイジのプランに従って動いていたという状態。なので既に後のLed Zeppelinで試したいと思っていた構想がひたすらと詰め込まれている傑作。
ところがこのライブアルバムが記録されたのは1968年3月30日のニューヨークでして、音質も結構悲惨なものなのでお蔵入りのハズだったのがLed Zeppelinが売れた後に発掘ものとしてリリースされたことがある。もちろんジミー・ペイジは即回収指示を出して自らも支援して市場から回収して公式にはそれ以降リリースされていないはずなのだが、もちろん蛇の道は蛇と言うものでハーフオフィシャルなどで何度もリリースされているし、今やアメリカのアマゾンでも買える(笑)。しかもサウンドチェックの音源まで入っているじゃないか…、ってこれいいの(笑)?
ってな由来はともかくですね、どこがあのThe Yardbirdsなんだ?って思うくらいにヘヴィなインプロがクローズアップされたまさに時代を先取りしていたジミー・ペイジの考える新たなロックバンド構想をそのまま体現したライブでさ、凄いんだよ。曲なんて単なるモチーフにしかなっていないっていう感じでさ、そもそも「I'm Confused」なんてタイトルで後の「幻惑されて」が入っている訳でして、それはもうジミー・ペイジのギターが炸裂しまくっているというとんでもないサウンド。コレさ、テレキャスで弾いているんだよね?凄いファズがかかっていてジミヘンばりにエグいサウンド。正直言って他のメンバーなんて単に音を何となく合わせて付けているだけ、っていうに等しいくらいジミー・ペイジの独壇場。恐るべし若気の至りとでも言うか…。既発曲だってエッセンスが全然異なるもんだからむちゃくちゃヘヴィになっててさ、最初の「Train Kept A Rollin'」のイントロからしてもう驚くほどヘヴィ。お馴染みの「You're Better Man Than I」だってちょっとメロディアスなハードロックっていうくらいに変化しているしさ。そういえばジャニス・ジョプリンが歌っていた「My Baby」なんてのも出てくるという始末の悪さ。それも凄くヘヴィでロック。唐突に途切れて始められるこんなにエグいギターの音って出てくるのか?ってくらいの音での「Over Under Sideways Down」もジミー・ペイジ弾きまくりでむちゃくちゃ白熱しているのがわかる。こんなの公式ライブ盤で聴けることはないよ、うん、それくらいにエグいし生々しい。多分メンバーも相当ハジけたライブが出来て面白かったんじゃないだろうか?「Drinkin' Muddy Water」なんかだとキース・レルフのハープやベースなんかも相当グイグイ来ているしね。そんなの飛び越えたジミー・ペイジが凄いけど。ヒット曲の「Shapes of Things」ですらアップテンポなヘヴィブルースナンバーとも言わんばかりの迫力にしあがっているし…、っつうかこの音世界ってLed Zeppelinだよ完全に(笑)。
まぁ、そんなことでですね、Epicから一度だけまともに市場に出回ったレコードも昔から散々探して手に入れまして聴いたらぶっ飛ぶような音質で驚いたのと、それにも増してぶっ飛ぶ演奏ってのもあって結構聴き倒したアルバムだったりします。凄ぇ~って思いながら聴いていて、それ以降の普通のバンドのライブ盤って全然つまらなく聴こえてしまっていたのは多分そのエグい音質のせいが大きい(笑)。ブートレッグじゃないけどブートレッグ初体験みたいなもんだな。ジミー・ペイジが回収したのもわかるし、リリースしたEpicが売りたかったのもわかるというアルバム。今ではキャリアの原点みたいな言い方をされているからそんなに目くじら立てるようなレコードじゃないと思うけどね。最初期のLed Zeppelinはこの音に輪をかけてプラントが絶叫し、ボンゾが暴れまくり、ジョンジーが天才肌の職人をプレイするんだからとんでもない(笑)。どこかで見かけたら絶対に聴いておいてほしいアルバムです♪
ちなみにちょっと前にこんなDVD「Beat Beat Beat [DVD] [Import]」もリリースされていてジミー・ペイジ時代のThe Yardbirdsのライブ映像がまとめて見れるというお得なもの。良いねぇ~、どんどんリリースしてください。
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