Parliament - Chocolate City
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このブログってさ、書いている時に、あ、次この辺行きたいな、とかあの辺狙って筋道作って書いて行こう、とか色々と考えながら進んでいたりするんだけどさ、どういうワケだか自分が思っているのとまるで違う方向に進んで行ったりすることもしばしば…。事前に準備するんで進みそうな方向の音をいくつもiPodに入れて聴いていたりするんだけどそこに辿り着かないってのもよくある話。今回もなぜかストーリーが全然考えているのと違う方向に行きそうな気配…(笑)。

Chocolate City
The Best of Parliament
1975年リリースの超ファンク集団パーラメントによるアルバムの三枚目にして傑作「Chocolate City」…、っつうか異色?なんなんだこいつらは?ってなモンですがなかなか聴く機会がないだろうからあまり知られていないのかもしれない。少なくとも自分はロック畑で進んで来たのでパーラメントに辿り着くのも時間かかったし、そこから先のアルバムなんてのをきちんと聴くのも時間がかかった。今でも全部のアルバムなんて聴けてないし、いくつか取り出して聴く程度だけど、それでも「Chocolate City」はぶっ飛んでた。他の作品もここまでぶっ飛んでるのか?いや…多分実験的なサウンドと若さのバランスという意味で最高潮かも。この後のスペースオペラ系列の作品はスタイルの確立という点ではもの凄いんだけど、「Chocolate City」で聴けるのはぶっ飛びぶっ飛びです(笑)。
「Chocolate City」って何?ってのもあったんだけど、要するに黒人が制覇するワシントンDC…即ち黒人政権の確立=オバマ政権で現実化してしまったのだが、それを言うなら35年前に黒人政権を宣言していたってことになる。当時はもちろ反骨精神からの主張だったんだろうけど、ある意味ファンクが政治を変えた、とでも言える作品なのかもしれない。あまり騒がれなかったけどさ。「Chocolate City」ってのはそういう願いの意味。やっぱこういう重さっていうのか、主張ってロックだよな。黒人ならではの主張だから…ブルースではここまで出てこないもん。
音的には何と言ってもブーツィ・コリンズのとんでもない音色のベースサウンド。一体どうやったらこんな音が出るんだ?しかも音色だけじゃなくてベースそのものも超変態的。それでいて楽曲はものすごくキャッチーでファンキーで甘い香りプンプンするし、鍵盤も凄くカッチョよく主張しているし、後のパーラメントの音の原型というのかもっと熟す前の熱い音世界。こういうのがわかるようになった自分って大人になったなぁと実感(笑)。
やっぱこの辺のファンクってのはきちんと聴いておきたい、と思ったね。ロックに通じるものがいっぱいあるしさ、そのものと言っても良いもん。まだまだ聴くべきものは多いのぉ…。




1975年リリースの超ファンク集団パーラメントによるアルバムの三枚目にして傑作「Chocolate City」…、っつうか異色?なんなんだこいつらは?ってなモンですがなかなか聴く機会がないだろうからあまり知られていないのかもしれない。少なくとも自分はロック畑で進んで来たのでパーラメントに辿り着くのも時間かかったし、そこから先のアルバムなんてのをきちんと聴くのも時間がかかった。今でも全部のアルバムなんて聴けてないし、いくつか取り出して聴く程度だけど、それでも「Chocolate City」はぶっ飛んでた。他の作品もここまでぶっ飛んでるのか?いや…多分実験的なサウンドと若さのバランスという意味で最高潮かも。この後のスペースオペラ系列の作品はスタイルの確立という点ではもの凄いんだけど、「Chocolate City」で聴けるのはぶっ飛びぶっ飛びです(笑)。
「Chocolate City」って何?ってのもあったんだけど、要するに黒人が制覇するワシントンDC…即ち黒人政権の確立=オバマ政権で現実化してしまったのだが、それを言うなら35年前に黒人政権を宣言していたってことになる。当時はもちろ反骨精神からの主張だったんだろうけど、ある意味ファンクが政治を変えた、とでも言える作品なのかもしれない。あまり騒がれなかったけどさ。「Chocolate City」ってのはそういう願いの意味。やっぱこういう重さっていうのか、主張ってロックだよな。黒人ならではの主張だから…ブルースではここまで出てこないもん。
音的には何と言ってもブーツィ・コリンズのとんでもない音色のベースサウンド。一体どうやったらこんな音が出るんだ?しかも音色だけじゃなくてベースそのものも超変態的。それでいて楽曲はものすごくキャッチーでファンキーで甘い香りプンプンするし、鍵盤も凄くカッチョよく主張しているし、後のパーラメントの音の原型というのかもっと熟す前の熱い音世界。こういうのがわかるようになった自分って大人になったなぁと実感(笑)。
やっぱこの辺のファンクってのはきちんと聴いておきたい、と思ったね。ロックに通じるものがいっぱいあるしさ、そのものと言っても良いもん。まだまだ聴くべきものは多いのぉ…。
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