Mike Bloomfield Jon Paul Hammond Dr.John - Triumvirate
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アメリカンミュージックの伝道師と呼べば良いのか、マイク・ブルームフィールドのギターヒーロー時代以降、久々にシーンで名前を聞くこととなったアルバムがこの「三頭政治」という作品。不思議なくらいにそれまでのギターヒーローの座を降りて無名のミュージシャンとも言うべき方向へと進んでいたマイク・ブルームフィールドだが、その実アメリカンミュージックの伝道師的なことをやりたがっていたようだ。ところが時代は彼をそうさせてくれずに、またまた「三頭政治」でちょっとだけ陽の目を浴びさせることとなった。

アルバムのリリースは1973年、マイク・ブルームフィールドは元より、ドクター・ジョンとのジョイントと実は主役はジョン・ポール・ハモンドという白人ブルースメン。まぁ、父親がそのスジで有名な人でして、ややこしいのが父親がJohn Hammond Jr.なんだな。息子はJohn Hammond。全くアメリカってのはよくわからん(笑)。それはともかくとして、息子のジョン・ポール・ハモンドも既にデビューしていたんだけどなかなかうだつが上がらなかったので父親の策略で同じレーベル?に所属していた有名な同系統の二人に強制的にレコーディングさせた作品ってのがこの「三頭政治」なんだな。だから時代的にドクター・ジョンもマイク・ブルームフィールドも特に接点もなく普段の活動の延長でもなく、このためだけに招集されてレコーディングさせられた「お仕事」でしかなかった、ということだ。こんなことを書いてしまうと夢もへったくれもないんだけどさ(笑)。
それでもやはり作品…売るための作品、且つ息子のジョン・ポール・ハモンドをこれからもクローズアップしていくためのものなのでヘンに力は入れられたものになっていて、そのハンドリングは別のプロデューサーだから良いとしてもドクター・ジョンがアレンジャーなどを買って出たようで、結果「三頭政治」はドクター・ジョンの趣味が反映されたものになっている。決してマイク・ブルームフィールドのカラーが出ているわけではないってのを知っておいてほしいし、そうじゃないとマイク・ブルームフィールドのギターを期待して入手すると後悔する作品になるだろうしね。
ってなくらいにしかマイク・ブルームフィールドのギターは貢献していない。最初の曲でさすがに「おぉっ」と思うギターが出てくるけど後はそれほどでもなくってところどころにマイク・ブルームフィールドだ、って気付くくらいかな。なので何かを期待して聴くと後悔する(笑)。まぁ、ドクター・ジョン側からだったらなるほど、ってのあるのかもしれないし、ジョン・ポール・ハモンドのファンってのがいたら、そりゃもう著名な二人とのセッションなので色々と聴くべきトコロはあるだろうけど…。
それでもちょっと前に紙ジャケシリーズで取り上げられていたりするので面白い。売る側からしてみたら売りやすいメンツが並んでいるからっていうのは大きいだろうが。


アルバムのリリースは1973年、マイク・ブルームフィールドは元より、ドクター・ジョンとのジョイントと実は主役はジョン・ポール・ハモンドという白人ブルースメン。まぁ、父親がそのスジで有名な人でして、ややこしいのが父親がJohn Hammond Jr.なんだな。息子はJohn Hammond。全くアメリカってのはよくわからん(笑)。それはともかくとして、息子のジョン・ポール・ハモンドも既にデビューしていたんだけどなかなかうだつが上がらなかったので父親の策略で同じレーベル?に所属していた有名な同系統の二人に強制的にレコーディングさせた作品ってのがこの「三頭政治」なんだな。だから時代的にドクター・ジョンもマイク・ブルームフィールドも特に接点もなく普段の活動の延長でもなく、このためだけに招集されてレコーディングさせられた「お仕事」でしかなかった、ということだ。こんなことを書いてしまうと夢もへったくれもないんだけどさ(笑)。
それでもやはり作品…売るための作品、且つ息子のジョン・ポール・ハモンドをこれからもクローズアップしていくためのものなのでヘンに力は入れられたものになっていて、そのハンドリングは別のプロデューサーだから良いとしてもドクター・ジョンがアレンジャーなどを買って出たようで、結果「三頭政治」はドクター・ジョンの趣味が反映されたものになっている。決してマイク・ブルームフィールドのカラーが出ているわけではないってのを知っておいてほしいし、そうじゃないとマイク・ブルームフィールドのギターを期待して入手すると後悔する作品になるだろうしね。
ってなくらいにしかマイク・ブルームフィールドのギターは貢献していない。最初の曲でさすがに「おぉっ」と思うギターが出てくるけど後はそれほどでもなくってところどころにマイク・ブルームフィールドだ、って気付くくらいかな。なので何かを期待して聴くと後悔する(笑)。まぁ、ドクター・ジョン側からだったらなるほど、ってのあるのかもしれないし、ジョン・ポール・ハモンドのファンってのがいたら、そりゃもう著名な二人とのセッションなので色々と聴くべきトコロはあるだろうけど…。
それでもちょっと前に紙ジャケシリーズで取り上げられていたりするので面白い。売る側からしてみたら売りやすいメンツが並んでいるからっていうのは大きいだろうが。
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