The White Stripes - Under Great White Northern Lights
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自分的には結構強烈なアルバムが続々とリリースされていて、追いかけるのも楽しいしもちろん聴いてみたり観てみたりするのも楽しい。いつまで経ってもこういう楽しさというか気持ちってのは良いね。ジャンル的には結構跨ぐのかもしれないけど、魂の叫びという意味では今のロックシーンに於いて実にストレートに表現できている人達、ホワイト・ストライプスの10周年記念ツアーの集大成をアルバム化したものがリリースされました。
![ザ・ホワイト・ストライプス・アンダー・ブラックプール・ライト [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/317KRP8HH3L._SL160_.jpg)
Under Great White Northern Lights
「アンダー・ザ・グレイト・ホワイト・ノーザン・ライツ」
なんとライブ丸ごとのツアードキュメンタリーのDVDが付いたもので相変わらずの赤黒のアートワークもインパクトあるし、二人で歩んだ10年間的な雰囲気をモチーフとしたデザインも結構よろしい。しかし徹底的に拘る人達ですね。
まずはCDの方だが、カナダツアーの最終日のサヴォイ・シアター公演を曲順はともかく丸ごとに近い形で収録していて、選曲もこれまた集大成のベスト的なものなので悪いハズはない。ただホワイト・ストライプスってテクニックとかで攻めてくるバンドじゃないし最低限のバンドという概念すらもコワされている二人のユニットでライブも二人だけでやっているのでかなりラフだしともすれば単調になりかねない部分は多い。それでもジャック・ホワイトのひたすらアグレッシブな姿勢がライブをグルーブさせているってのがよくわかる。メグのドラムも実は結構重くて面白いアプローチですらある。そんな風に聴いたことなかったけどライブ聴いてるとこの人達やっぱり息ぴったりだわ、と。
そんでDVDの方が注目度が高いわな…。ひたすらツアーのドキュメンタリーなんだけど、これがあたアメリカを制覇したバンドなのにアチコチのツアー先=田舎ではもうボーリング場でライブやったり、パブや人の家だったり船の上とか学校の教室とかバスの中とか無茶苦茶(笑)。ただ、もともとガレージバンド的要素が強いのでそういう場所の方がマッチしている気がするけどね。そんな無茶苦茶なショウ…そうそう、冒頭から例の「一音だけのライブ」で始まるっつう訳の分からないモンもあるが、ひたすらアグレッシブに前向きなジャック・ホワイトとあまりにも寡黙で前に出ることのないメグ、この人どんな娘なんだろ?全く喋らないし何も見てない感じだけどジャック・ホワイトにはひたすらついていくというぴったりの組み合わせ。オフステージでも仲良いんだな、と。最後の最後にはピアノで歌うジャック・ホワイトの隣で涙を流しながら座っているメグ。それを抱き締めるジャック・ホワイトというやらせか本音かわからないが、感動を誘うシーンまで記録されている。それもこれも含めて感動の映像がライブシーンと共に記録されている記念碑的アルバム。
「アンダー・ザ・グレイト・ホワイト・ノーザン・ライツ」…やっぱりロックってこういう生々しいモンだよな…、と思う。かっこよいもん。重いし優しいし。DVDをオススメかな、やっぱ。

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「アンダー・ザ・グレイト・ホワイト・ノーザン・ライツ」
なんとライブ丸ごとのツアードキュメンタリーのDVDが付いたもので相変わらずの赤黒のアートワークもインパクトあるし、二人で歩んだ10年間的な雰囲気をモチーフとしたデザインも結構よろしい。しかし徹底的に拘る人達ですね。
まずはCDの方だが、カナダツアーの最終日のサヴォイ・シアター公演を曲順はともかく丸ごとに近い形で収録していて、選曲もこれまた集大成のベスト的なものなので悪いハズはない。ただホワイト・ストライプスってテクニックとかで攻めてくるバンドじゃないし最低限のバンドという概念すらもコワされている二人のユニットでライブも二人だけでやっているのでかなりラフだしともすれば単調になりかねない部分は多い。それでもジャック・ホワイトのひたすらアグレッシブな姿勢がライブをグルーブさせているってのがよくわかる。メグのドラムも実は結構重くて面白いアプローチですらある。そんな風に聴いたことなかったけどライブ聴いてるとこの人達やっぱり息ぴったりだわ、と。
そんでDVDの方が注目度が高いわな…。ひたすらツアーのドキュメンタリーなんだけど、これがあたアメリカを制覇したバンドなのにアチコチのツアー先=田舎ではもうボーリング場でライブやったり、パブや人の家だったり船の上とか学校の教室とかバスの中とか無茶苦茶(笑)。ただ、もともとガレージバンド的要素が強いのでそういう場所の方がマッチしている気がするけどね。そんな無茶苦茶なショウ…そうそう、冒頭から例の「一音だけのライブ」で始まるっつう訳の分からないモンもあるが、ひたすらアグレッシブに前向きなジャック・ホワイトとあまりにも寡黙で前に出ることのないメグ、この人どんな娘なんだろ?全く喋らないし何も見てない感じだけどジャック・ホワイトにはひたすらついていくというぴったりの組み合わせ。オフステージでも仲良いんだな、と。最後の最後にはピアノで歌うジャック・ホワイトの隣で涙を流しながら座っているメグ。それを抱き締めるジャック・ホワイトというやらせか本音かわからないが、感動を誘うシーンまで記録されている。それもこれも含めて感動の映像がライブシーンと共に記録されている記念碑的アルバム。
「アンダー・ザ・グレイト・ホワイト・ノーザン・ライツ」…やっぱりロックってこういう生々しいモンだよな…、と思う。かっこよいもん。重いし優しいし。DVDをオススメかな、やっぱ。
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