Little Feat - Waiting For Columbus

4 Comments
 早いモノでもう4月になってしまった…。コレと言った変化や目的も持たないままに勝手に月日だけが過ぎ去る…、いや、困ったモノだ。毎年こうして時が過ぎていくのだが多分聴いているものだけは進化があって、べらぼうに増えているのだろうと思う。問題はそれを全部ある程度記憶していられるかどうかというものだ…。何かの時にふとした会話でアルバムやバンド名が出てこなくなったりさ、出てきてもどんなんだっけ?とか(笑)。昔は結構アルバム丸ごと覚えていたりしたけど、ここのところグチャグチャになってたりするからなぁ…。

ウェイティング・フォー・コロンブス(デラックス・エディション) Join the Band
Little Feat - The Best of Little Feat The Best of Little Feat

 1978年に行われたライブより纏めて編集されて同年内にリリースされたライブアルバムの名盤として名高いリトル・フィートの「ウェイティング・フォー・コロンブス」という作品。ライブです。うん、自分が一番最初に聴いたリトル・フィートってこれだったな。何かでこの中の曲を何曲か聴いたんじゃないかな…、レコ屋かどっかで流してたのを聴いたんだと思うけど、それで自分がそれまであまり触れたことのない音楽だったので気になって買ってきた記憶がある。今思えばそれは非常にロックな完成でのソウルバンドだったからだろう。確実にロックフィールドよりもニューオリンズなソウル色に染まったバンドだもん。

 来歴はご存じの通り、ザッパバンドに在籍していてドラッグが止めれなくてバンド辞めたっていうローウェル・ジョージによるバンド…、ただ揃ったメンツが割と強者だっただめローウェル・ジョージに囚われないってのもあったみたい。まぁ、結果はそれで死んでしまったので一端解散してるけどさ。

 それはともかくこのライブアルバム、アナログ時代は当然二枚組だったけど今じゃCDで二枚組の完全収録バージョン「ウェイティング・フォー・コロンブス(デラックス・エディション)」まで登場している程の傑作。Doobie Brothersのメンツがゲスト参加してたり、ミック・テイラーがギター弾いてたりってなのもあって楽しい雰囲気で楽しめるのは間違いない。完全盤か…、聴いてないけど聴いてみたいところだね。

 いや、何と言ってもこのリズムと雰囲気にやられる。曲が良いとかっていうよりもリズムと雰囲気。まったりとしたムーディな雰囲気と実にジャストなリズム…、うん、遅くもなく速くもないという絶妙なリズムに取り込まれる感じ。音そのもので言えば好みではないんだけど、聴いてみると心地良いし、他にはあまり聴くことのない音なんだもん。そういえばタワー・オブ・パワーによるホーンセクションも入っているので、これはもう盛り上がるしかない、っていうかね。ギターバトル聴いてても別にブルースとかじゃないが、やっぱ妙にヘンな心地良さがある。ザッパと通じるモノがここらへんはあるな。しかしもっとアメリカの土着的な香りがする世界。

 久々に聴いたんだけど、よく昔この系統の世界にハマらなかったなと思うくらいにかっこよい。つい何度かリピートして聴いてしまったくらいにハマれる…、多分どこかアーシーな香りがするんだろう(笑)。



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フレ
Posted byフレ

Comments 4

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zagan  
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何度聴き直しても良いですよね。
とても麻薬中毒による体調不良だったなんて、思わせないし。

この翌年でしたっけ、亡くなったのは。。。

2010/04/02 (Fri) 20:47 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>zaganさん

これでそんな体調だったってことは普段だったらもっと凄かったのか…、それともラリってたからコレで良いのか…。ロックらしくて良いっすねん。そしてそう、確か翌年に亡くなったようです。それでも名が残る人だからやはり面白かった人なんでしょう。

2010/04/03 (Sat) 09:29 | EDIT | REPLY |   
xyz  

>その後彼はバンドを脱退しているが、これについてジョージは「ドラッグについて歌った曲(1stと2nd収録の「ウィリン」)を書いたため、それを嫌がっ>たザッパにより解雇された」と1975年に行われたリトル・フィートのライブで語っている。

2013/01/11 (Fri) 23:11 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>xyzさん

ですね。

2013/01/12 (Sat) 11:09 | EDIT | REPLY |   

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