Alice Cooper - Killer
2 Comments
先日テレビでBBCの「Top Of The Pops」の総集編が放送されていて見てたけど、まぁ、時代だな。結構顔を知らない自分に気付いた。もっとも動いてるのを見ることも少なかったからだろうけど、何となくっていう人達はやっぱ分からないな…。その中でもちょっと意外だったのはバックの面々はグラマラスにキラキラの衣装だったのに本人が出てきたら一人だけ超ダーク、っていうギャップを楽しめたのがアリス・クーパー。さすがに異世界の人でした。

1971年リリースのメジャーレーベルからの二枚目の作品「Killer」でして、Blackfootの「Strikes」とはほぼコンセプトが同じようなジャケットって事で登場です。こっちのがやっぱ毒があるかな。ロックの名盤紹介本って何冊もあるけど、「Killer」ってのは70年代のアメリカって括りだったら絶対に出てくるようなアルバム。それもそのはず、後の多数のハードロックバンドがカバーする事の多かった「Under My Wheels」が冒頭に収録されている作品だから。ところが割と多様な曲が詰め込まれていて実験的に色々とやっている曲もあるから面白い。アメリカのこの時期でこれほど意欲的に取り組んでいる人も多くはなかったんじゃないか?キッスもエアロもまだまだ出てきてない頃だし。
音そのものはかなりチープに聞こえるし、バンドもそれほど上手いワケじゃないけどやっぱり歌のインパクトがルックスを見ないでも出ている。ルックスを知ってれば更に印象付けられるだろうが、かなり変わった歌だな…というのは分かる。それと良い意味でハチャメチャ。バンド全員がルールなんて気にすることなくアイディアを詰め込んでいるのが分かるし、どことなくコンセプトも伝わってくるもん。
一般的に露出してきたのはこの後の「School's Out」かららしいけど、多分初期アリス・クーパーの傑作はこの「Killer」じゃない?ハードロックと言われたりショックロックと言われたりするけど、単にインパクトのあるロック、という辺りに落としておく方が聴きやすいし、今聞いてハードロックとは言えないし(笑)。ただ、熱いねぇ〜、この熱さが良い。淡々としたところも良い。アリス・クーパーって不思議な人でアメリカンってのはあまり感じないもんな。オバカな所はアメリカってのあるけど音的にはあまりね、ない。シアトリカルだからかもしれないけど。


1971年リリースのメジャーレーベルからの二枚目の作品「Killer」でして、Blackfootの「Strikes」とはほぼコンセプトが同じようなジャケットって事で登場です。こっちのがやっぱ毒があるかな。ロックの名盤紹介本って何冊もあるけど、「Killer」ってのは70年代のアメリカって括りだったら絶対に出てくるようなアルバム。それもそのはず、後の多数のハードロックバンドがカバーする事の多かった「Under My Wheels」が冒頭に収録されている作品だから。ところが割と多様な曲が詰め込まれていて実験的に色々とやっている曲もあるから面白い。アメリカのこの時期でこれほど意欲的に取り組んでいる人も多くはなかったんじゃないか?キッスもエアロもまだまだ出てきてない頃だし。
音そのものはかなりチープに聞こえるし、バンドもそれほど上手いワケじゃないけどやっぱり歌のインパクトがルックスを見ないでも出ている。ルックスを知ってれば更に印象付けられるだろうが、かなり変わった歌だな…というのは分かる。それと良い意味でハチャメチャ。バンド全員がルールなんて気にすることなくアイディアを詰め込んでいるのが分かるし、どことなくコンセプトも伝わってくるもん。
一般的に露出してきたのはこの後の「School's Out」かららしいけど、多分初期アリス・クーパーの傑作はこの「Killer」じゃない?ハードロックと言われたりショックロックと言われたりするけど、単にインパクトのあるロック、という辺りに落としておく方が聴きやすいし、今聞いてハードロックとは言えないし(笑)。ただ、熱いねぇ〜、この熱さが良い。淡々としたところも良い。アリス・クーパーって不思議な人でアメリカンってのはあまり感じないもんな。オバカな所はアメリカってのあるけど音的にはあまりね、ない。シアトリカルだからかもしれないけど。
- 関連記事
-
- Alice Cooper - School's Out
- Alice Cooper - Killer
- Alice Cooper - Welcome To My Nightmare