Taylor Swift - Taylor Swift
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アメリカってのは何年かに一度くらいシーンをリフレッシュするようなことが起こる…のか意図しているのかわからないが、洋楽不振と言われる日本までしっかりとそのインパクトを伝えられるほどの話題性を持った女性アーティストが出てくるんだな。Lady Gagaなんて典型的だけど、その前はブリトニーとかアヴリルとかがそんな感じで出てきたし。その間も誰かいたのかもしれないけど全然チェックしていないしね。そして今はLady Gagaとビヨンセ…それとテイラー・スウィフトという女性。こないだのグラミー賞で4冠取った強者らしい。

Taylor Swift
フィアレス (Japan Digital Version)
今のところアルバムは二枚出ているんで話題性の高い二枚目の「FEARLESS」を敢えてハズして一枚目の「Taylor Swift」を聴いてみる…ってか二枚とも聴いたんだけどさ(笑)。というのはオリアンティの時もそうだったんだけど、元々カントリーフレーバーの強い女の子で、そもそもカントリーというジャンルに位置付けされるらしい…、ナッシュビルの出身だとか?なワケで、多分売れ線を狙った二枚目ってのはポップな味付けが強くなっているんだろうな、と思ったので一枚目の方が興味深いんだよね。
案の定二枚目「FEARLESS」よりも一枚目の「Taylor Swift」の方がカントリーチックな味付けが多分に入っていてまだジャンル性ってのがわかる。二枚目もそういうフレーバーは入っているんだけど、ブレンド度合いがちょっと落ちるかな。ま、それは単なるフレーバーってことで良いのだが、一枚目の「Taylor Swift」。出てくる音は透明感の強い可愛い歌声によるカントリーフレーバーを振り掛けたポップス。これは売れるわ。聴きやすいし、普通のデジタル化されたポップスにはない自然な柔らかさで曲が構成されているので老若男女聴けるってのも大きいんじゃないか?最近のアレンジに使われる不自然な音はやはりアナログ世代には受け付けにくい生理的側面はあるもん。そういうのがこの「Taylor Swift」にはないし、それはセカンド「FEARLESS」でも同じ。カントリー=ジョン・デンバーではないのだけど、田舎の音であるが故に自然と調和した音、というのは受け入れやすいね。
メロディそのものなんかは別にカントリー的というのはなくって単にポップスですな。ちょっと前の世代ではアイルランドから出てきたコアーズってのが同じようにケルト旋律をフレーバーとして持ちながらポップス領域を制覇したことがあるけど、手法は同じなのでフレーバーがなければ良質ポップス=誰でも変わらない、というメロディになっちゃうけど、その辺を歌詞でカバーしているのも本物らしい部分。確かにカントリーを自分の言葉で同世代に向けて歌うって新鮮なことだろう、と。普通はスタンダードのまま自分流にアレンジする程度なのにテイラー・スウィフトは普通にSSWと同じ感覚でカントリーをモチーフにした歌詞を作り上げているのだ。あ、テイラー・スウィフトってアイドルじゃなくって自分で作詞作曲する人なので勘違いしないように(笑)。それでも売れるために周りはこういうアレンジを施したってことが商売の上手さを感じるが、それでもこの音に出会えたってのは良いことだ。うん、長続きしてほしいアメリカの旗手だなぁ…。




今のところアルバムは二枚出ているんで話題性の高い二枚目の「FEARLESS」を敢えてハズして一枚目の「Taylor Swift」を聴いてみる…ってか二枚とも聴いたんだけどさ(笑)。というのはオリアンティの時もそうだったんだけど、元々カントリーフレーバーの強い女の子で、そもそもカントリーというジャンルに位置付けされるらしい…、ナッシュビルの出身だとか?なワケで、多分売れ線を狙った二枚目ってのはポップな味付けが強くなっているんだろうな、と思ったので一枚目の方が興味深いんだよね。
案の定二枚目「FEARLESS」よりも一枚目の「Taylor Swift」の方がカントリーチックな味付けが多分に入っていてまだジャンル性ってのがわかる。二枚目もそういうフレーバーは入っているんだけど、ブレンド度合いがちょっと落ちるかな。ま、それは単なるフレーバーってことで良いのだが、一枚目の「Taylor Swift」。出てくる音は透明感の強い可愛い歌声によるカントリーフレーバーを振り掛けたポップス。これは売れるわ。聴きやすいし、普通のデジタル化されたポップスにはない自然な柔らかさで曲が構成されているので老若男女聴けるってのも大きいんじゃないか?最近のアレンジに使われる不自然な音はやはりアナログ世代には受け付けにくい生理的側面はあるもん。そういうのがこの「Taylor Swift」にはないし、それはセカンド「FEARLESS」でも同じ。カントリー=ジョン・デンバーではないのだけど、田舎の音であるが故に自然と調和した音、というのは受け入れやすいね。
メロディそのものなんかは別にカントリー的というのはなくって単にポップスですな。ちょっと前の世代ではアイルランドから出てきたコアーズってのが同じようにケルト旋律をフレーバーとして持ちながらポップス領域を制覇したことがあるけど、手法は同じなのでフレーバーがなければ良質ポップス=誰でも変わらない、というメロディになっちゃうけど、その辺を歌詞でカバーしているのも本物らしい部分。確かにカントリーを自分の言葉で同世代に向けて歌うって新鮮なことだろう、と。普通はスタンダードのまま自分流にアレンジする程度なのにテイラー・スウィフトは普通にSSWと同じ感覚でカントリーをモチーフにした歌詞を作り上げているのだ。あ、テイラー・スウィフトってアイドルじゃなくって自分で作詞作曲する人なので勘違いしないように(笑)。それでも売れるために周りはこういうアレンジを施したってことが商売の上手さを感じるが、それでもこの音に出会えたってのは良いことだ。うん、長続きしてほしいアメリカの旗手だなぁ…。
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