Trapeze - Hold On
0 Comments
恐ろしく深い英国ロックの森…というよりも不景気による仕事探しの結果、という背景が付くのかもしれないが、ともかくその系譜は面白いように繋がっていく。かなり抜けている部分はあるけどそれでもアチコチとんでもない方向に繋がっていくのは自分の未熟さを知るきっかけになるし更になるほど~と深みにハマるのであった。しかしあくまでも自分の知識満足だけの話であって世の中には何の役にも立たないという哀しい性。

知ってる人は知ってるハズのトラピーズ。もちろんあのグレン・ヒューズが在籍どころかメインで頑張っていたバンドとして有名だが、独特の音楽性を目指していて、面白いバンドとして聴いていた。まだまだ全部聴いたワケじゃないから詳しく書けないけどロックよりもソウル寄りっつうか英国人の思うR&Bへの接近を果たしているバンド。どうしてもグレン・ヒューズ=Deep Purpleっていう図式もあるからハードロック的なイメージが付いてくるおかげでTrapezeの評価がちょっと違うんだよな、ってことになることが多いが、それは勿体ないってもんだ。
しかしどのバンドにも波があって上手くいっている時もあれば悪い時もある。メンバーも入れ替わったり戻ったりもする…、そういうのが70年代後期ではあちこちのバンド=即ち70年代初頭から活躍したバンドに多い、で盛んにもがいていた結果が今は図式的によく見える。当時はそこまで細かい情報網も無かったので雑誌で読んで、そうか…とかレコードのクレジット見て、「ん?」とかライナーに書いてあることを記録していくくらいしか無かった。そもそも今みたいに忙しい時代じゃなかったから情報も整理できたが。で、何だっけ?あぁ、んでTrapezeもグレン・ヒューズがディープ・パープルに移ったことでバンドが困ってしまってピーター・ゴールビーというボーカリストを加入させてバンドを継続。このピーター・ゴールビーはこの後Uriah Heepに加入して三枚のアルバムをリリースする事となる人です。ってことはこのヘンもまた繋がってしまうのですな…。
そしてTrapezeの結果的には最後のスタジオアルバムとなってしまった1979年にリリースされた「Dead Armadillos」の方がハジけたバンドの姿を刻み込んでいて面白い。グレン・ヒューズが具現化したかったであろう世界をしっかりと残った面々達が形にして仕上げている世界とも言えるソウルフルな…と云うよりもかなり黒い音を出したロックライブアルバムとして完成している。もっとも収録されている曲はグレン・ヒューズ在籍時のものが大半なのだが。
このTrapezeの音を聴いてUriah Heepで歌うってのはちょっとイメージが付かないけどねぇ、Uriah Heepのメンバーとはツアーで一緒になったことがあって打診があった…と云うか熱望されたらしい。全く運命ってのはいたずらなものだ。そして、有名な事でもあるがTrapezeのメル・ギャレーはその後ホワイトスネイクに参加する…って云われるとどんなバンドだったんだ?と気にならない?


知ってる人は知ってるハズのトラピーズ。もちろんあのグレン・ヒューズが在籍どころかメインで頑張っていたバンドとして有名だが、独特の音楽性を目指していて、面白いバンドとして聴いていた。まだまだ全部聴いたワケじゃないから詳しく書けないけどロックよりもソウル寄りっつうか英国人の思うR&Bへの接近を果たしているバンド。どうしてもグレン・ヒューズ=Deep Purpleっていう図式もあるからハードロック的なイメージが付いてくるおかげでTrapezeの評価がちょっと違うんだよな、ってことになることが多いが、それは勿体ないってもんだ。
しかしどのバンドにも波があって上手くいっている時もあれば悪い時もある。メンバーも入れ替わったり戻ったりもする…、そういうのが70年代後期ではあちこちのバンド=即ち70年代初頭から活躍したバンドに多い、で盛んにもがいていた結果が今は図式的によく見える。当時はそこまで細かい情報網も無かったので雑誌で読んで、そうか…とかレコードのクレジット見て、「ん?」とかライナーに書いてあることを記録していくくらいしか無かった。そもそも今みたいに忙しい時代じゃなかったから情報も整理できたが。で、何だっけ?あぁ、んでTrapezeもグレン・ヒューズがディープ・パープルに移ったことでバンドが困ってしまってピーター・ゴールビーというボーカリストを加入させてバンドを継続。このピーター・ゴールビーはこの後Uriah Heepに加入して三枚のアルバムをリリースする事となる人です。ってことはこのヘンもまた繋がってしまうのですな…。
そしてTrapezeの結果的には最後のスタジオアルバムとなってしまった1979年にリリースされた「Dead Armadillos」の方がハジけたバンドの姿を刻み込んでいて面白い。グレン・ヒューズが具現化したかったであろう世界をしっかりと残った面々達が形にして仕上げている世界とも言えるソウルフルな…と云うよりもかなり黒い音を出したロックライブアルバムとして完成している。もっとも収録されている曲はグレン・ヒューズ在籍時のものが大半なのだが。
このTrapezeの音を聴いてUriah Heepで歌うってのはちょっとイメージが付かないけどねぇ、Uriah Heepのメンバーとはツアーで一緒になったことがあって打診があった…と云うか熱望されたらしい。全く運命ってのはいたずらなものだ。そして、有名な事でもあるがTrapezeのメル・ギャレーはその後ホワイトスネイクに参加する…って云われるとどんなバンドだったんだ?と気にならない?
- 関連記事
-
- Steamhammer - Speech
- Trapeze - Hold On
- Strife - Rush