Lone Star - Firing On All Six
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何気にアチコチの有名バンドのボーカルを務めたことのあるジョン・スローマンという人物なのだが、多分もの凄く無名のままだと思うんだよね…。ロック好きですって言ってもこの人の名前で感動する人ってのは多分皆無に等しいだろうしさ。自分もそんなに思い入れがあるかと言われると別にそこまではありません。ただ、地道に英国ロックを紐解いていくとこういう職人的な人がシーンを支えているってことによくぶち当たるので、何となく追いかけたくなるのだな。するとまぁ、更に面白くて深い英国ロックの道に繋がってしまうという…(笑)。

Lonestar
そんなジョン・スローマンを最初にメジャーシーンに押し上げたのは多分1977年にリリースされたLone Starというバンドのセカンドアルバム「Firing On All Six」でしょう。Lone Star自体は1976年にファーストアルバム「Lone Star」をリリースしていたんだけど、そこのボーカルだったケニー・ドリスコールという人が辞めてしまってから参加したのがジョン・スローマン。ファースト「Lone Star」と比べると俄然音楽性が変わっているという面白い部分もあるが、これはジョン・スローマンの音楽性が反映されたとかそういう類のものでもなくて、単に洗練されただけではないかと思うのだが…、時代が悪かった。英国ではパンクの波が到来し、オールドロックなどは全てぶち壊されようとしていた時代、普通にロックを奏でていては誰も見向きもしなかった時代ってことだ。
アルバム「 Firing On All Six」そのものは少々ソウルフルなリズムに影響を受けたようなロックで、ハードロック的要素でもあるツインギターってのはあるが割とスタンダードなロックな感じ。ちなみにギターのポール・チャップマンはあのUFOで常にマイケル・シェンカー失踪の度に呼び戻されてギターを弾いていた方です。良い人だろうなぁ…。そんなワケで、時代を意識しなければかなり良質な英国ロック作品ってのは間違いなさそう。ただし、なにもかもがインパクト強くないっていうのもちょっと勿体ないので、バカ売れしたかって言われると難しいけど…、こういうバンドが認められると面白いんだけどね。
この後案の定レーベルから契約を切られて敢えなくバンドは解散。UFOに戻るポール・チャップマンだったりユーライア・ヒープに参加することとなったジョン・スローマンだったりして70年代幻のバンドのひとつと化すこととなった…。1999年になってお蔵入り幻の三枚目のアルバム「Riding High」をリリースしている。



そんなジョン・スローマンを最初にメジャーシーンに押し上げたのは多分1977年にリリースされたLone Starというバンドのセカンドアルバム「Firing On All Six」でしょう。Lone Star自体は1976年にファーストアルバム「Lone Star」をリリースしていたんだけど、そこのボーカルだったケニー・ドリスコールという人が辞めてしまってから参加したのがジョン・スローマン。ファースト「Lone Star」と比べると俄然音楽性が変わっているという面白い部分もあるが、これはジョン・スローマンの音楽性が反映されたとかそういう類のものでもなくて、単に洗練されただけではないかと思うのだが…、時代が悪かった。英国ではパンクの波が到来し、オールドロックなどは全てぶち壊されようとしていた時代、普通にロックを奏でていては誰も見向きもしなかった時代ってことだ。
アルバム「 Firing On All Six」そのものは少々ソウルフルなリズムに影響を受けたようなロックで、ハードロック的要素でもあるツインギターってのはあるが割とスタンダードなロックな感じ。ちなみにギターのポール・チャップマンはあのUFOで常にマイケル・シェンカー失踪の度に呼び戻されてギターを弾いていた方です。良い人だろうなぁ…。そんなワケで、時代を意識しなければかなり良質な英国ロック作品ってのは間違いなさそう。ただし、なにもかもがインパクト強くないっていうのもちょっと勿体ないので、バカ売れしたかって言われると難しいけど…、こういうバンドが認められると面白いんだけどね。
この後案の定レーベルから契約を切られて敢えなくバンドは解散。UFOに戻るポール・チャップマンだったりユーライア・ヒープに参加することとなったジョン・スローマンだったりして70年代幻のバンドのひとつと化すこととなった…。1999年になってお蔵入り幻の三枚目のアルバム「Riding High」をリリースしている。
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