Chickenfoot - Chikenfoot
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エドワード・ヴァン・ヘイレンという稀代の天才ギタリストが登場してから早30年以上が経過、本家本元のVan Halenはデイヴ・リー・ロスを再度迎えてエディの息子をベースに仕立てて数年前にツアーをして好評を博していた。第一線のバンドをキープしていこうという表れには思えないノスタルジックなバンド活動と息子の晴れ姿みたいなもんかなぁ~と言うのもあるが、どうなんだろうね。デイヴの歌ではもう難しいだろうからエディも若くて生きの良いのとギターを弾きまくるアルバムでも作れば良いのに、と思うのはワガママか(笑)。

Chickenfoot
一方のサミー・ヘイガーとマイケル・アンソニーは再三Van Halen再結成劇を思い描いたものの兄弟が頷いてくれないことには話にならないってことで独自の活動を開始。その結果ギタリストにはジョー・サトリアーニ、ドラムにはなんとレッチリのチャドを迎えてチキンフット(Checkenfoot)というバンドを組んで先日アルバム「チキンフット」をリリース。なんと一年がかりで楽曲を揃えてレコーディングを進めていったという気合いの入れようで、ちょっとしたスーパーセッション的なアルバムで作ったとは考えにくいアルバムとして仕上がっているのがもしかしたら面白い。今のアメリカでこれだけヘヴィでタイトでロックの真髄を聴かせるような音を出せるバンドは少ないので、そういう意味で貴重な重鎮バンドになってもらいたいものだ。
なんでまたそんなこと書くかってとね…、聴いてみてさ、驚いたんだよ。こういう音の重さを持つバンドを最近聴いてないってことを。本人達はLed Zeppelinを意識して作りましたって言ってるし、またまたアメリカ人だしな~適当なことを…と思ってた。聴いてみると確かに底辺にその意識は走っていてさ、それって何?って言うと重さなんだよ。ロックの重さ。それをさすがにロック歴の長いマイケル・アンソニーとチャド・スミスでグルーブさせて出している。やっぱりプロだよな、狙った音をしっかりと捉えてアルバム全体、果てはバンドの指向性ってのにまで反映させているんだもん。サミー・ヘイガーの歌も昔聴いていたようなアメリカン脳天気なのからは変わっていて…これも年の功か、良い感じに錆びてきているので、バンドの音の重さに加えて箔が付く。ジョー・サトリアーニのギターは割と速弾きの世界からは離れてスタンダードなロックを意識したプレイに徹している感じだけどこのバンド中唯一重さがない。故に目立たない…っつうか存在感の問題かな。悪くないけどね。
そんな感じでさ、チキンフットってアメリカの久々のスーパーバンドかぁ~ってことで聴いてみたけど、どうしてどうして、聞き込めば聞き込むほど味の出てくる久々に聴き応えのあるアルバムが登場。嬉しいよね、大物連中が金稼ぎじゃなくって本気でロックに取り組んでくれているってのはさ。



一方のサミー・ヘイガーとマイケル・アンソニーは再三Van Halen再結成劇を思い描いたものの兄弟が頷いてくれないことには話にならないってことで独自の活動を開始。その結果ギタリストにはジョー・サトリアーニ、ドラムにはなんとレッチリのチャドを迎えてチキンフット(Checkenfoot)というバンドを組んで先日アルバム「チキンフット」をリリース。なんと一年がかりで楽曲を揃えてレコーディングを進めていったという気合いの入れようで、ちょっとしたスーパーセッション的なアルバムで作ったとは考えにくいアルバムとして仕上がっているのがもしかしたら面白い。今のアメリカでこれだけヘヴィでタイトでロックの真髄を聴かせるような音を出せるバンドは少ないので、そういう意味で貴重な重鎮バンドになってもらいたいものだ。
なんでまたそんなこと書くかってとね…、聴いてみてさ、驚いたんだよ。こういう音の重さを持つバンドを最近聴いてないってことを。本人達はLed Zeppelinを意識して作りましたって言ってるし、またまたアメリカ人だしな~適当なことを…と思ってた。聴いてみると確かに底辺にその意識は走っていてさ、それって何?って言うと重さなんだよ。ロックの重さ。それをさすがにロック歴の長いマイケル・アンソニーとチャド・スミスでグルーブさせて出している。やっぱりプロだよな、狙った音をしっかりと捉えてアルバム全体、果てはバンドの指向性ってのにまで反映させているんだもん。サミー・ヘイガーの歌も昔聴いていたようなアメリカン脳天気なのからは変わっていて…これも年の功か、良い感じに錆びてきているので、バンドの音の重さに加えて箔が付く。ジョー・サトリアーニのギターは割と速弾きの世界からは離れてスタンダードなロックを意識したプレイに徹している感じだけどこのバンド中唯一重さがない。故に目立たない…っつうか存在感の問題かな。悪くないけどね。
そんな感じでさ、チキンフットってアメリカの久々のスーパーバンドかぁ~ってことで聴いてみたけど、どうしてどうして、聞き込めば聞き込むほど味の出てくる久々に聴き応えのあるアルバムが登場。嬉しいよね、大物連中が金稼ぎじゃなくって本気でロックに取り組んでくれているってのはさ。
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