Van Halen - Diver Down
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ギターヒーローの時代…、やっぱ70年代から80年代にかけてしかいなかったけど、それこそがロックアイコンだった。今の時代ってほとんどギターヒーローなんて死語だもんね。だからロックがつまらなくなってきたんじゃないか?ちょっと前にハマってたゴシックメタルにしてもやっぱりお嬢様ってのにスポットが当たるからギタリストとしては日陰者だしさ…。時代を無理矢理変えることもないんだろうけど、またそういう時代が来るのかねぇ…。ロックのかっこ良さを伝えていくのにはギタリストのかっこ良さってのは分かりやすい構図だと思う。

Diver Down
1984
さて、そんなギターヒーローの新しい世代の代表として登場したのがご存じエドワード・ヴァン・ヘイレン。それまでのギターヒーローとは違って圧倒的にギターのテクニックと見せ方によってヒーローとなった人で、以降モノマネが後を絶たないというとんでもないギタリスト。今でも健在だけどやっぱりオリジナルのプレイはインパクトが違う。このブログでも結構書いているんだけどどうしてもデイヴ・リー・ロス在籍時のものばかりでね、サミー・ヘイガー時代ってほとんど聴いていない。思い切りアメリカンになっちゃったからかもしれない。
1982年リリースのオリジナルアルバムとしては4枚目5枚目となる「Diver Down」。もう思い切り手抜き…っつうか契約上の期限切れ直前で凄い短期間で慌てて作ったアルバムってことらしいが、それが思い切り出ている。しかし、エディのギターだけは突出しているんだが、それは多分にそもそもの才能の問題なんだろう…。音色はとんでもなく多岐に渡っていて、ギターとは思えない音使いが多種…、鍵盤と同等にギターを使いこなしていてさ、なんとか奏法とか言えないくらいにあらゆる音を出して楽曲のバッキングとして使っているっつうとんでもない人。「Diver Down」が短期間の制作だったから特にトリッキーに試して入れたのかもしれない。半ば遊び気味で作ったみたいなところあるし。だからカバー曲がダントツに多くて、それももう皆知っているような曲ばかり。もっともアマチュア時代に数百曲のカバーソングをレパートリーにしていたヴァン・ヘイレンからしたらほんのちょっとの抜粋でしかない。
それでもこの「Diver Down」はかなりエンターティンメント性が高くて明るくてポップな作品で、この後のVan Halenをしっかりと予感させる作品に仕上がっているのはある意味アメリカンな脳天気な方向性がラクだったのかもしれない。はたまたデイブとバックの確執かもしれない。音だけを聴いていればやっぱりエディのギターに注目してしまうし…、それと久々に聴いて思ったんだが、アレックスのドラムの音って独特だなぁ~と。ドタバタしてて深胴の音なのか、個性的なドラムの音でちょっとびっくり。それにしても「大聖堂」のギタープレイも驚くし「Little Guitar」でのテクニックに唖然とするし、カバーか…なんて思っていた「Dancing In The Street」のこのギタープレイは一体何なんだ?と。「Hang'em High」もとんでもないし…、いやいや、「Diver Down」はどちらかというと地味目のアルバムとしてラインナップされているけど、その分とんでもない音がいっぱい入っているのでやっぱりVan Halenは全作品聴きまくるべきですな…。




さて、そんなギターヒーローの新しい世代の代表として登場したのがご存じエドワード・ヴァン・ヘイレン。それまでのギターヒーローとは違って圧倒的にギターのテクニックと見せ方によってヒーローとなった人で、以降モノマネが後を絶たないというとんでもないギタリスト。今でも健在だけどやっぱりオリジナルのプレイはインパクトが違う。このブログでも結構書いているんだけどどうしてもデイヴ・リー・ロス在籍時のものばかりでね、サミー・ヘイガー時代ってほとんど聴いていない。思い切りアメリカンになっちゃったからかもしれない。
1982年リリースのオリジナルアルバムとしては
それでもこの「Diver Down」はかなりエンターティンメント性が高くて明るくてポップな作品で、この後のVan Halenをしっかりと予感させる作品に仕上がっているのはある意味アメリカンな脳天気な方向性がラクだったのかもしれない。はたまたデイブとバックの確執かもしれない。音だけを聴いていればやっぱりエディのギターに注目してしまうし…、それと久々に聴いて思ったんだが、アレックスのドラムの音って独特だなぁ~と。ドタバタしてて深胴の音なのか、個性的なドラムの音でちょっとびっくり。それにしても「大聖堂」のギタープレイも驚くし「Little Guitar」でのテクニックに唖然とするし、カバーか…なんて思っていた「Dancing In The Street」のこのギタープレイは一体何なんだ?と。「Hang'em High」もとんでもないし…、いやいや、「Diver Down」はどちらかというと地味目のアルバムとしてラインナップされているけど、その分とんでもない音がいっぱい入っているのでやっぱりVan Halenは全作品聴きまくるべきですな…。
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