Wig Wam - Non Stop Rock'n Roll
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80年代のメタルシーンをモチーフにしたロックバンドが21世紀になってからいくつも散見されるようになって、古い人間から新しい人間までがそういう音を再現したりしているけど、やっぱりそれなりに魅力があったのが80年代のメタルシーンだったんだろう。70年代のロックはまだまだ創世期でもあって、ビジネスという枠も含めて模索から完成へと進んでいた時代だったけど、それが80年代になるともっとすっきりしたから若い世代にはわかりやすい構図になったんだと思う。そのヘンのロックってやっぱり面白い気がするもんな。まぁ、今のシーンも面白いが…。さて、そんな時代の申し子…っつうか年齢もそれなりの連中(笑)。

Wig Wamがついこないだリリースしたばかりの3枚目となる「ノン・ストップ・ロックンロール」。もうねぇ、これは個人的には待望の、っていうくらいに待ったんだよ。最初の「ハード・トゥ・ビー・ア・ロックンローラー」や二枚目の「ウィグ・ワマニア」でもう完全にノックアウトされていて、面白くてさ。ライブも見たし、DVDも見てるし、とにかく楽しいバンド。ノルウェーのバンドで、こんなに明るくて楽しくてエンターティンメントで良いのか?っつうくらいにプロフェッショナル。DVD「ロックン・ロール・レヴォリューション2005」のオマケのディスク見てるともう大道芸人と何ら変わらないくらいのパフォーマーだもん。そんなWig Wamが自信を持ってリリースしたアルバム「ノン・ストップ・ロックンロール」なんだから心して聴かねば、です。
そんでもう既に10回以上は聴いてるかな(笑)。最初の印象はちょっと派手さが足りない?なんて思ったけど何回か聴いているウチに「ノン・ストップ・ロックンロール」と言うアルバムの凄さと楽しさが直ぐにわかってきて、やっぱりR&Rって楽しいもんだ、って実感。もともとは80年代メタルに影響されたバンドという売り方で、楽曲もそういう感じが多いが、それはもう血肉となり、既にWig Wamというバンドのオリジナリティを確立している。80年代に似たような曲調はあったかもしれないけど、ここまで高度に組み合わせて楽しめるようにしていた音ってのはなかったし、それはもうWig Wamの音楽性の成長に他ならない。それでいてアメリカンみたいに脳天気な音かと言うとそうではなく、しっかりヨーロッパ的なエッセンスと繊細さを持ち合わせているから面白い。
さて、アルバム「ノン・ストップ・ロックンロール」の話だが…、最初からもう軽快でポップでキャッチーで80年代です(笑)。今回のWig Wamの「ノン・ストップ・ロックンロール」の根底にはクイーンが多分に入っている感じ。それが顕著なのは冒頭の「Do Ya Wanna Taste It」かもしれんな…、っつうかそうだ(笑)。最初のコーラスワークから途中のドラムフレーズ…、笑えます。そしてその楽曲の才能に驚かされます。以降続く音では如何にこのバンドが巧いかってのも分かるしコーラスワークが完璧にできるバンドってのも分かるだろう。ギターに至ってはEddie Van Halenの影響を多分に聴くことが出来るし、とにかくどこを取っても楽しめる曲ばかり。元気になるんだよ、Wig Wam聴いてると。ロックンロールってそういうもんでしょ?だから好きだね、こういうの。
多分彼等もアラフォーだと思うんだよね…、んで自分達が聴いてた音を再現しながら自分達の音世界を創っているんだろうけど、もうひとつはあの時代の良さを伝えたいってのもあるだろう。とにかくン十年も好きでやっててここの所ようやく花開きつつあるっていうさ…、まぁ、映画「Anvil」と被るような部分もあって、とにかくロック好きなのがありありと分かるから応援したくなる。


Wig Wamがついこないだリリースしたばかりの3枚目となる「ノン・ストップ・ロックンロール」。もうねぇ、これは個人的には待望の、っていうくらいに待ったんだよ。最初の「ハード・トゥ・ビー・ア・ロックンローラー」や二枚目の「ウィグ・ワマニア」でもう完全にノックアウトされていて、面白くてさ。ライブも見たし、DVDも見てるし、とにかく楽しいバンド。ノルウェーのバンドで、こんなに明るくて楽しくてエンターティンメントで良いのか?っつうくらいにプロフェッショナル。DVD「ロックン・ロール・レヴォリューション2005」のオマケのディスク見てるともう大道芸人と何ら変わらないくらいのパフォーマーだもん。そんなWig Wamが自信を持ってリリースしたアルバム「ノン・ストップ・ロックンロール」なんだから心して聴かねば、です。
そんでもう既に10回以上は聴いてるかな(笑)。最初の印象はちょっと派手さが足りない?なんて思ったけど何回か聴いているウチに「ノン・ストップ・ロックンロール」と言うアルバムの凄さと楽しさが直ぐにわかってきて、やっぱりR&Rって楽しいもんだ、って実感。もともとは80年代メタルに影響されたバンドという売り方で、楽曲もそういう感じが多いが、それはもう血肉となり、既にWig Wamというバンドのオリジナリティを確立している。80年代に似たような曲調はあったかもしれないけど、ここまで高度に組み合わせて楽しめるようにしていた音ってのはなかったし、それはもうWig Wamの音楽性の成長に他ならない。それでいてアメリカンみたいに脳天気な音かと言うとそうではなく、しっかりヨーロッパ的なエッセンスと繊細さを持ち合わせているから面白い。
さて、アルバム「ノン・ストップ・ロックンロール」の話だが…、最初からもう軽快でポップでキャッチーで80年代です(笑)。今回のWig Wamの「ノン・ストップ・ロックンロール」の根底にはクイーンが多分に入っている感じ。それが顕著なのは冒頭の「Do Ya Wanna Taste It」かもしれんな…、っつうかそうだ(笑)。最初のコーラスワークから途中のドラムフレーズ…、笑えます。そしてその楽曲の才能に驚かされます。以降続く音では如何にこのバンドが巧いかってのも分かるしコーラスワークが完璧にできるバンドってのも分かるだろう。ギターに至ってはEddie Van Halenの影響を多分に聴くことが出来るし、とにかくどこを取っても楽しめる曲ばかり。元気になるんだよ、Wig Wam聴いてると。ロックンロールってそういうもんでしょ?だから好きだね、こういうの。
多分彼等もアラフォーだと思うんだよね…、んで自分達が聴いてた音を再現しながら自分達の音世界を創っているんだろうけど、もうひとつはあの時代の良さを伝えたいってのもあるだろう。とにかくン十年も好きでやっててここの所ようやく花開きつつあるっていうさ…、まぁ、映画「Anvil」と被るような部分もあって、とにかくロック好きなのがありありと分かるから応援したくなる。
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