Lordi - Deadache

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 早いモノで新年も既に一ヶ月が経とうとしている…。あれもこれもという感じで考えていた事が全然出来ていないのもいつもの事か。何となくここのブログも飽きられてきた感があるのかな…というのも、ちと気になってきた。またガラリと趣向を変えると云うのも手だが、どうしたものか。やっぱりコンテンツの楽しさを中心にしたい所ですな。はて、そんなことを考えつつもやっぱり楽しめるヘビメタの世界♪

Deadache The Arockalypse

 怪獣バンドっていう売り方で既に4作目のリリースとなったローディというバンドの2009年の期待の新作「Deadache」です。国内初回盤ではプロモビデオの入ったDVDが付いていてなかなかお得なアルバム。もっとも売る側が力を入れているっていうコトなんだが、自分的には結構前から気に入っているバンドでして…、怪獣のルックスはともかく、音が滅茶苦茶ポップでキャッチーで心地良いハードロックなんだよ。キッスをアイドルとしているみたいで、ルックスは子供が怖がるくらいにインパクト絶大だけど音は子供でも楽しめるくらいの軽さってのは正にキッス。そんな路線で4枚もリリースしていて、そのどれもが非常にレベルの高い良質なアルバムになってるところが才能。

 さて、アルバム「Deadache」は最初からキャッチーでタイトで軽快なハードロックでしてね、ホントに外す曲がほとんどないし、聴き所をきっちりと押さえたアルバムで、これだけの才能に驚かされるモノだ。そしてフィンランド出身のバンドなのでどことなくメランコリックなセンスってのはしっかりとアルバム全体に流れていて、美しさってのは必ずあるもんね。その辺の繊細なセンスがヨーロッパのバンドの誇りだろう。決してテクニカルなバンドじゃないんだけど愛らしい面を持ち得るバンド。そんなこと言っててもPVなんかはホラーであることが常というモノで、そのレベルも映画のストーリー仕立てというところがコンセプトにあって、さしずめ短編ホラーを見ている感じ。ジャケットからコンセプト、PVのストーリーラインに至るまで全てリーダーでボーカルのMr.Lordiが仕切っているというから彼のセンスには驚かされる。

 コレまでの4作のどれを聴いても裏切られることなく楽しめるバンドだし、ヘヴィメタって言ってもハードロック的程度で重さはほとんど無いので普通に楽しめる。ルックスの好き嫌いは出るだろうけど、試してみるのはオススメしたいバンド。懐かしの80年代メタルのエッセンスは多分に持ち合わせてオリジナリティで勝負しているというオールドタイムなロックファンにも現代のロックファンにも楽しめる音。こんなバンドがもっといたらロックシーンは更に活性化するのにな…。



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フレ
Posted byフレ

Comments 4

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通りすがり  

映画「欲望」で ジミー・ペイジはギターを演奏しております。
日本の、赤岩和美をはじめとする アホ音楽評論家は、かれこれ
40年以上も間違った情報を伝え続けております。

2010/01/29 (Fri) 19:47 | EDIT | REPLY |   
通りすがり  

「プレゼンス」が録音されたのは、ミュンヘン
 (のミュージックランド スタジオ)です。

2010/01/29 (Fri) 20:09 | EDIT | REPLY |   
通りすがり  

ゼッペリンの73年北米ツアーの最初の公演地は、
ジョージア州アトランタです。
タンパ州ではなく、フロリダ州タンパです。

2010/01/29 (Fri) 21:27 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>通りすがりさん

ご指摘どうもです♪
どれもZepの記事でのミス指摘ですね。気になる方、Zeppelinの記事から指摘箇所をお探し下さい~。本人もどこに書かれてるか記憶にないです(笑)。

2010/01/30 (Sat) 10:21 | EDIT | REPLY |   

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