Leaves' Eyes - Njord
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ヨーロッパでのゴシックメタル…、というかフィメールボイスメタルバンドの人気ってのはかなり加熱してきているようで、日本に飛び火することがどこまであるのか…、それとも既にシーンでは起きていることなのかよくわからんが、最近何となく少々過剰気味かなと思う事がある。エピカが昨年にライブCDとスタジオ盤を出したというのもあったが、そういえばもっと凄かったのはリーヴス・アイズ。昨年ライブCD&DVD「We Came with the Nothern Winds: En Saga」をリリースしながら秋口にはスタジオ新録アルバムをリリースしている。それがまたどれもこれもとんでもなくクォリティが高いというのも恐ろしい。

「Njord」というスタジオアルバムとしては三枚目となる作品で、この世界ではかなり独特の雰囲気を醸し出しているノルウェーとドイツの混合バンド。もうTheatre of Tragedyのリードシンガーだったと言うよりも独自の世界を創り上げたLeaves' Eyesのリブ・クリスティーンと言う方が早いのだろう。毎回何かとテーマを持ってオリジナリティある世界を繰り広げているが、今回の「Njord」は北欧神話での物語の一部ということらしい。まぁ、そのヘンまで深く調べる気もないんだが、神話をモチーフにした作品展開というのは継続的に音世界を創っていくにはやりやすい選択なので、それもありかなと。
そして何と言っても音の方だが、単なるゴシックメタルではもちろん終わるはずがなく、華麗なるシンフォニックな世界を融合させた割とオリジナリティの強いメタル。かなりゴージャスなのでやりすぎじゃないか?と思う部分も多いけど、ここまでやられると心地良い。リブ・クリスティーンの歌声がかなり透明度の高いものなので出来上がる世界観なんだろう。その筋では「神盤」と言われるほどの名盤として君臨しているようだ。まぁ、どうなのかね、そこまではまだ分からないが、かなり良質であることは確か。
しかし冒頭からず~っと捨て曲なしで飽きることのない曲展開で、見事なものだ。ただ、キャッチーで口ずさめる曲があるかと言われるとそれもまた少ないのも面白い。とにかくゴージャスな音作りで仕上がった作品という面が強いね。ただ、もの凄くゆとりを持っているし、自分達がどっちの方向性を目指しているのかも分かってやってるっつう感じあるからなぁ…。ハマり込めないけど流石、というアルバムです。前作のライブ盤もかなり変わった取り組みだったけど、この「Njord」の布石…っつうかそれがあったからこそ「Njord」が生まれたんだろうというのが分かるのも面白い。
そういえば5曲目にはあのサイモン&ガーファンクルの「Scarborough Fair」が入ってるんだが、これまた見事な出来映えのカバーソングで原曲を損なわずにLeaves' Eyesのカラーをしっかりと出したナイスなアレンジ。


「Njord」というスタジオアルバムとしては三枚目となる作品で、この世界ではかなり独特の雰囲気を醸し出しているノルウェーとドイツの混合バンド。もうTheatre of Tragedyのリードシンガーだったと言うよりも独自の世界を創り上げたLeaves' Eyesのリブ・クリスティーンと言う方が早いのだろう。毎回何かとテーマを持ってオリジナリティある世界を繰り広げているが、今回の「Njord」は北欧神話での物語の一部ということらしい。まぁ、そのヘンまで深く調べる気もないんだが、神話をモチーフにした作品展開というのは継続的に音世界を創っていくにはやりやすい選択なので、それもありかなと。
そして何と言っても音の方だが、単なるゴシックメタルではもちろん終わるはずがなく、華麗なるシンフォニックな世界を融合させた割とオリジナリティの強いメタル。かなりゴージャスなのでやりすぎじゃないか?と思う部分も多いけど、ここまでやられると心地良い。リブ・クリスティーンの歌声がかなり透明度の高いものなので出来上がる世界観なんだろう。その筋では「神盤」と言われるほどの名盤として君臨しているようだ。まぁ、どうなのかね、そこまではまだ分からないが、かなり良質であることは確か。
しかし冒頭からず~っと捨て曲なしで飽きることのない曲展開で、見事なものだ。ただ、キャッチーで口ずさめる曲があるかと言われるとそれもまた少ないのも面白い。とにかくゴージャスな音作りで仕上がった作品という面が強いね。ただ、もの凄くゆとりを持っているし、自分達がどっちの方向性を目指しているのかも分かってやってるっつう感じあるからなぁ…。ハマり込めないけど流石、というアルバムです。前作のライブ盤もかなり変わった取り組みだったけど、この「Njord」の布石…っつうかそれがあったからこそ「Njord」が生まれたんだろうというのが分かるのも面白い。
そういえば5曲目にはあのサイモン&ガーファンクルの「Scarborough Fair」が入ってるんだが、これまた見事な出来映えのカバーソングで原曲を損なわずにLeaves' Eyesのカラーをしっかりと出したナイスなアレンジ。
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