Claudia Acuna - Luna

2 Comments
 新年に入ってから唐突に聴かせる女性達を続けているんだけど、別に理由はいつもの如くありません(笑)。Amy Winehouseを初っ端に取り上げたいな…と思ってて、その後はそういえば…とあちこち引っ張ってきているだけなんだけどね、やっぱりどこか一貫性を持たせておきたがるらしい→自分。んなことで、せっかくなのでこれもまたpapini嬢のトコロで紹介されてて気になった作品…且つブログ盟友のCottonwoodhillさんも偶然聴いて刺激されたということで随分昔に取り上げていましたので、多分ホンモノなんじゃないかと。

Luna Wind from the South
Claudia Acu?a - Luna Luna

 Claudia Acunaという南米はチリ出身の女性がニューヨークに進出してそれでもスペイン語で歌い上げたアルバム「Luna」ですね。2004年にリリースされたみたいです。とても南米チリ出身の歌い手とは思えないようなシックなアルバムジャケットで品性を保っている気がするんだけど、聴くまではかなり熱いのを期待してたんだよね。それがさ、アルバム「Luna」を聴いてみるとかなりしっとりと歌い上げていて、脳天気な歌じゃないんで、ちょっと期待とは異なった。その分本格的な歌でニューヨークに進出するくらい実力を持った歌唱力を聴かせてくれるところがツボにはまった。

 オーソドックス且つシンプルな歌モノアルバムで、特別に有名な曲とかミュージシャンが参加しているというようなものではないらしい。何となくEgo Wrappin'の歌を思い起こしてしまうシーンもあるんだけど、それは声質のトコロね。ジャズっていうと語弊を招くジャンルにカテゴライズなんじゃないかと思うのだが、一般的にはジャズボーカルとして括られているみたい。割と何でも歌いこなしている感じで、もちろん南米のスピリッツも出ている曲も多数あるから多様な楽しみ方はできる作品。

 まぁ、なんだ、さすがにここまで聴かせる人だと逆に眠くなるっつうかさ(笑)、引っ掛からないってのもあって、キライじゃないんだけど好んで覚えるまで聴くってなモンでもない。ただ、家にあったら心地良いだろうなというものかな…自分にとっては。バックに流れていて邪魔になるのはイヤだからこれなら害がないって言うのかね…、いや、良い作品なんだけど自分的にはそういう位置付けかもしれんな…。悪気はないですが…。



関連記事
フレ
Posted byフレ

Comments 2

There are no comments yet.
papini  

おお!嬉しいぞ、とっても♪
いいんだよ、この人も。
特に女性ヴォーカル好きにはたまらない。
実は1stではラテンのフレーバーがあるけど、コッテコテではない。
その辺が「期待はずれ」と、以前勧めた人に言われたんだけど
ま、チリ出身ってだけでそう思うわな、日本人なら(笑
でもね、じっくりとしっとりと歌を聴かせてくれる人で
家でゆったりくつろぎたいときに聴く、って感じかも知れない。

BGM、ってのはとってもわかる。
BGMってヘタなものかけると邪魔になるけど、これは邪魔にならない。
得てしてそういう音盤は、かなりの良質盤なんだとpapiniは思うんだな。

2010/01/04 (Mon) 23:01 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>papini嬢

そうなんだよね、チリ出身っていうのに期待しちゃうんだけどきっちりとスタンダードな世界で勝負してるからミュージシャン的な意地かも。ラテンフレーバー出したらもっと話題取れるだろうけどそれじゃ意味がなかったのかもしれん、と思った。
良いBGMは良盤…、それも一理あるわな(笑)。落ち着くのは確かだね。

2010/01/07 (Thu) 18:46 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply

Trackbacks 1

Click to send a trackback(FC2 User)
この記事へのトラックバック
  •  心地よい南風@チリ
  • 最近、転職を真剣に考えているpapiniですよ。 でもね、なかなか仕事ってないんだね。 ホントは直雇用で契約社員以上で働きたいんだけど 結局、派遣しか見つからず。 う~ん・・・難しいな。 とりあえず、もう量販店はいいや、って思うようになってきた。 ま、実...
  • 2010.01.04 (Mon) 22:55 | Trapo de la eternidad