Blondie - Parallel Lines

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 女性ボーカルによるパンク上がりのバンドってことでもう一つ挙げておくならば超有名なブロンディーかね。デボラ・ハリーですよ。ん?ちょっと前に来日公演を行ったとか?情報収集してないけど、それほど著しく容姿は変わっていなかったとか?いやホントか?見たくないから見ないのだが(笑)。

Parallel Lines Autoamerican
Blondie - Parallel Lines 恋の平行線

 はて、ブロンディの印象って全然パンクじゃなくって単にテクノ調なポップスな印象でロックという感覚すらない音だったというものだが、裏側ではNYパンクシーンの女王様でもあったとか?最近興味を持ったのはシルバーヘッドのベーシストでもあったナイジェル・ハリソンが参加していたってのを突き止めたから。うん、それまで知らなかったんだよね、そんな経緯。だからこのバンドも英米混合バンドなんだな…。もっとも英国的影響度は多くはないのだろうが…。

 そんなことで1978年にリリースされたヒットソング「Blondie - Parallel Lines - Heart of Glass Heart Of Glass」が収録されたアルバム「恋の平行線」ですが、ここには先ほどのナイジェル・ハリソンが参加していて、へぇ~と耳を疑ったものだ。Chequered Pastでも再度マイケル・デ・バレスとバンドを組むこととなるナイジェル・ハリソンがここまで魂売って仕事してたのかと思うようなポップでキャッチーで、テクノな売れ線狙いのバンド…というかアルバムに参加しているとは…。

 そんでもって「恋の平行線」というアルバムはブロンディというバンドとしては三枚目の作品で滅茶苦茶売れたアルバムなんだな。そりゃもう聴いてみればわかるけど、売れない理由がないっていうような作り方しているし、1978年でこの音でしょ?テクノ的なポップを入れ込んだポップメロディでロック的な側面なんてあんまり聴かれないからねぇ…。やっぱりセクシーさも売りだっただろうから、かなりよかったんだろう。音だけを聴いていると一体自分は何聴いているんだっけ?みたいな感覚に陥るが…、適当に流しておくには結構害がなくて良いかも。

 やっぱ、この辺アメリカの音楽なんだな…、ひっかかるものが何もない。ナイジェル・ハリソンの音があるからちょっとでも…と思って何度も聴いたが、やっぱり何もひっかからないんだもん(笑)。そりゃそうか。さて、このアルバム「恋の平行線」は多分リアルタイムな人には非常に印象深いアルバムなんだろう。ちょっとズレてたんだけどレコード屋でよく見かけたような気がするアルバムジャケットだもん。



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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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オダ  

ブロンディ懐かしいですね。
確かにこのジャケットはよくレコード屋で見かけましたよ。

>適当に流しておくには結構害がなくて良いかも

(笑)
プリテンダーズと違ってオダがあんまりはまっていなかったのは、やはりあんまりブロンディの音に害を感じなかったからですかね。
クリッシーはアメリカ人だけど、プリテンダーズってしっかり英国のサウンドだったからねえ。

2010/01/03 (Sun) 21:20 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>オダさん

ブロンディの音…、多分プリテンダーズとは違って作られた音だったからじゃないかな、ハマらなかったのは。プリテンダーズはナマナマしいもんね。ま、英国米国ってのはあるけど(笑)。でも、やっぱ通りますかね、このヘンは。

2010/01/04 (Mon) 00:33 | EDIT | REPLY |   

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