Sallyangie - Children of the Sun
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マイク・オールドフィールドってもちろんあの「チューブラー・ベルズ」でのヒット以降はメジャーなミュージシャンとして歩むのだが、それ以前からシーンには顔を出していた天才ミュージシャンでもあったんだよな。Kevin Ayersのバンドでのベーシスト参加は二作で終わってしまったけど、その前には実姉のサリー・オールドフィールドとのデュオ作品に参加していたことも有名な話…。

1968年にリリースされたサリアンジーの「Children of the Sun」ではMike Oldfield 15歳、Sally Oldfield 19歳かな?何にしてもこの年齢で自作曲で出てくるって、多分とんでもない話だろう、と思う。そんな天才肌の姉弟だったワケで、その後どちらも成功を収めていくのはある意味当然だったのかもしれないとすら思う。
さて、このサリアンジーの「Children of the Sun」だが、同時代の似たようなアーティストで言えばDavid Bowieの最初期の作品に似た感性を聴けるかもしれない。トラッドに根ざさないファンタジーな感性を持ってアコースティックギターで奏でる感性…、この辺りのルーツってのは一体何なんだろう?と最近違う側面からもぶつかっているテーマでして、12弦ギターを掻き鳴らしただけでは出てこないし、かと言ってトラッドやアイリッシュというルーツには根ざしていない…、全くのオリジナルな感性で奏でて展開していくこの音こそミュージシャンのオリジナリティなのかもしれない。
さて、サリアンジーではもちろん姉のサリー・オールドフィールドの歌がメインなのだが、これがまた浮遊した天使の歌声でとんでもなく可愛らしい歌声なのだ。まぁ、萌え系と言っても良いだろう、今の言葉なら。そこで彼女は実に色々な歌唱法を試していて、可愛い声からちょっとドスを利かせたような声など歌の可能性を広げている。弟のマイク・オールドフィールドの方はこれと言って素晴らしい個性を発揮してはいないけど、15歳にしてこんなスタンダードなサウンドを奏でているのかと思うと驚くばかり。
多分この辺りの時代にしか存在できなかった美しいアコースティックで奏でられるフォーキーな世界、その代表的な一枚がサリアンジーの「Children of the Sun」だから、いつも耳にしてほっとする一枚です。


1968年にリリースされたサリアンジーの「Children of the Sun」ではMike Oldfield 15歳、Sally Oldfield 19歳かな?何にしてもこの年齢で自作曲で出てくるって、多分とんでもない話だろう、と思う。そんな天才肌の姉弟だったワケで、その後どちらも成功を収めていくのはある意味当然だったのかもしれないとすら思う。
さて、このサリアンジーの「Children of the Sun」だが、同時代の似たようなアーティストで言えばDavid Bowieの最初期の作品に似た感性を聴けるかもしれない。トラッドに根ざさないファンタジーな感性を持ってアコースティックギターで奏でる感性…、この辺りのルーツってのは一体何なんだろう?と最近違う側面からもぶつかっているテーマでして、12弦ギターを掻き鳴らしただけでは出てこないし、かと言ってトラッドやアイリッシュというルーツには根ざしていない…、全くのオリジナルな感性で奏でて展開していくこの音こそミュージシャンのオリジナリティなのかもしれない。
さて、サリアンジーではもちろん姉のサリー・オールドフィールドの歌がメインなのだが、これがまた浮遊した天使の歌声でとんでもなく可愛らしい歌声なのだ。まぁ、萌え系と言っても良いだろう、今の言葉なら。そこで彼女は実に色々な歌唱法を試していて、可愛い声からちょっとドスを利かせたような声など歌の可能性を広げている。弟のマイク・オールドフィールドの方はこれと言って素晴らしい個性を発揮してはいないけど、15歳にしてこんなスタンダードなサウンドを奏でているのかと思うと驚くばかり。
多分この辺りの時代にしか存在できなかった美しいアコースティックで奏でられるフォーキーな世界、その代表的な一枚がサリアンジーの「Children of the Sun」だから、いつも耳にしてほっとする一枚です。
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