Plastic Penny - Currency
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あのラリー・ペイジが仕切っていたレーベルにPage Oneというものがある。ラリー・ペイジを有名にしたキンクスのアルバムについてはPage Oneレーベルからリリースされることはなくってもっとマイナーな実験的バンドがちまちまと在籍していたレーベルなのだが、何かと耳の肥えた人だったことに間違いはなく、出てくるバンドは何かと秀逸なバンドが見つかる。そんな中のひとつでもあるPlastic Penny…、Octpusの「Restless Nights」のプロデュースをした人物の在籍していたバンドでもありますね。

1969年リリースのセカンドアルバム「Currency」が割と有名…だと思う。サイケとかポップとかというよりももっとロックしている…こんなジャケットのくせに(笑)。2曲目の「Hound Dog」なんてのはあのプレスリーのカバーっちゃあカバーなんだが、思い切りブルースロックにアレンジし直していて、普通に聴くと何だかわからんけど重くてエグイ音だなぁ~っていう感じ。アングラ的な重さがあるサウンドなのでちょっと珍しいかな。他の曲にしてもオルガンとギターで割と重めに作られていて意外と軽さがない。決してサイケデリックなポップバンド的なモノだけではない。奏でられるメロディは割とポップでキャッチーなんだけどしっかりベースが重いんんだよ。さすがにトニー・マーレイの才能が光りまくってる。そういうのがはっきりとわかってしまう楽曲が多いんだよね。
んでさぁ、調べてると面白くって…、Plastic Pennyって元々ブライアン・キースというソロシンガーが結成したバンドだったんだけどファースト「トゥー・サイズ・オブ・ア・ペニー」をリリースしてしばらくすると抜けてしまって、それでも頑張るってことで残ったメンバーが制作したのが本作「Currency」でして、リードシンガーなしでもこれだけのアルバムが作れたっつう事実はよかったものの、やっぱり活動継続は難しかったらしい。んで、面白いのは余談なんだけど、Plastic Pennyに在籍していたドラマーのナイジェル・オルソンはエルトン・ジョンと一緒にやっていることで有名らしいが、実はユーライア・ヒープにも一時期参加していたらしい。う~む、英国史は深いわ…。そう考えるとユーライア・ヒープの源流の一つでもあるワケで、色々なところで絡みまくるんですなぁ、このバンドも。
そう言われると所々でオルガンメインになったベタなハードロックってのも聴けるワケでして、Plastic Pennyってそういうバンドだったのか…とまた聴く角度が変わってしまった(笑)。表現しにくい音だったけど、ヒープを例に出すと例えやすい音というのは間違いない。


1969年リリースのセカンドアルバム「Currency」が割と有名…だと思う。サイケとかポップとかというよりももっとロックしている…こんなジャケットのくせに(笑)。2曲目の「Hound Dog」なんてのはあのプレスリーのカバーっちゃあカバーなんだが、思い切りブルースロックにアレンジし直していて、普通に聴くと何だかわからんけど重くてエグイ音だなぁ~っていう感じ。アングラ的な重さがあるサウンドなのでちょっと珍しいかな。他の曲にしてもオルガンとギターで割と重めに作られていて意外と軽さがない。決してサイケデリックなポップバンド的なモノだけではない。奏でられるメロディは割とポップでキャッチーなんだけどしっかりベースが重いんんだよ。さすがにトニー・マーレイの才能が光りまくってる。そういうのがはっきりとわかってしまう楽曲が多いんだよね。
んでさぁ、調べてると面白くって…、Plastic Pennyって元々ブライアン・キースというソロシンガーが結成したバンドだったんだけどファースト「トゥー・サイズ・オブ・ア・ペニー」をリリースしてしばらくすると抜けてしまって、それでも頑張るってことで残ったメンバーが制作したのが本作「Currency」でして、リードシンガーなしでもこれだけのアルバムが作れたっつう事実はよかったものの、やっぱり活動継続は難しかったらしい。んで、面白いのは余談なんだけど、Plastic Pennyに在籍していたドラマーのナイジェル・オルソンはエルトン・ジョンと一緒にやっていることで有名らしいが、実はユーライア・ヒープにも一時期参加していたらしい。う~む、英国史は深いわ…。そう考えるとユーライア・ヒープの源流の一つでもあるワケで、色々なところで絡みまくるんですなぁ、このバンドも。
そう言われると所々でオルガンメインになったベタなハードロックってのも聴けるワケでして、Plastic Pennyってそういうバンドだったのか…とまた聴く角度が変わってしまった(笑)。表現しにくい音だったけど、ヒープを例に出すと例えやすい音というのは間違いない。
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