Octpus - Restless night
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まずはアルバムジャケットを見てほしいんだけど…。ここまでセンスのない…と言うのか、わかりやすいと言うのか(笑)、何となく海外のマンガってこういうのから始まっているんだろうな、というような印象そのもののジャケットです。タコ女なんだけどどこか超然と宇宙人っぽくしていて、海の底=海底人種なんていう感じなのかね。きっと地球を攻めて人類を滅ぼすミッションを追った悪者なんだろう、と(笑)。いや、そういう感じでさ、最初見た時は笑っちゃったもんね、これ。バンドロゴもそれらしくなってるから余計にさ、コミカルな感じでウケた。他はあんまり見ることのない類のジャケットだからインパクトはあったよ。
1970年にリリースされたオクトパス唯一のアルバム「Restless Nights」です。シングルではその前から活動していたみたいだけど、結局CD再発時に全部収録されたらしいので問題なし。そんなジャケットの印象は割と中身の音にも当てはまっててさ…、ハードな要素が詰まったカラフルサイケポップ的ロックなんだな。っつうかどっちかっつうとハードロックに近いサウンドが基本になってて、そこに時代の洗礼を浴びてカラフルにコーラスや色々な楽器を入れたりして、メロディもポップに奏でているというものだ。でも、ギターとか思い切りファズだったりするし結構エッジ立ってるからハードな部類のハズ。まぁ、アルバムの音がちょっと中音域に集められたようなサウンドなのでパンチはあるけど煌びやかには聞こえないという残念な面もありだけど、その分迫力と音圧があるのでハードな曲は結構重く聞こえる。
昔聴いた時はもっとサイケよりかと思ってたんだけどね、久々に聴いたらハードロックよりだったことに気付いて…、あれこれ見てるとポール・グリッグスとナイジェル・グリッグスという兄弟によるプロジェクトだったそうな。そんでこの「Restless Nights」をプロデュースしたのがPlastic Pennyというバンドのベーシストであるトニー・マーレイという人脈。なかなか面白いが…、内ジャケってのもこれまたエグいので載せておこう~♪

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