Jody Grind - Far Canal
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すっかりと涼しくなってしまった秋の夜長に、英国の憂い響きを聴き漁る…、そんなことを既に数ヶ月続けているとすっかりと英国人と同じ感性で音楽を聴いてしまえているのかもしれない。しかも全然メジャーではないものばかりなので、多分メジャーではないセンスばかりが養われているという状況か(笑)。まぁ、いいじゃないか、どれもこれも正しく英国的であるものばかりで、そんな空気をたっぷりと感じるのだから。休日ともなればそんなのがオンパレード、もちろん他にも聴くけどやっぱり面白いのは英国70年代ですな♪

1970年リリースのJody Grindというバンドのセカンドアルバム「Far Canal」なんてのにも手を出してみるとやっぱり面白い。また知らないバンドだし…という人にはちょっとだけメジャーなお話を…、いや、ちょっとだけ…。ホワイトスネイクのデヴィッド・カヴァデールの最初の二作にキーボードで参加していたティム・ヒックレーっつう人がリーダーで組んでたバンドです。ギターのバーニー・ホランドがとってもかっこよいので思い切りロックなんだけどね。この人はそれこそPattoなんかにも参加したり、テクニカル集団のNucleusにも参加したりしてる職人気質のギタリストだけど、無茶苦茶良いのをこの「Far Canal」では弾いている。ブルースだけでなくってジャズな展開や、もっと美しいフォークでメロディアスなフレーズとか、さすがに器用なセンスをあちこちで聴かせてくれるのでオイシイ。
「Far Canal」というアルバムが語られることは多くないけど、最初の「We've Had It」というとんでもなく切なくて素晴らしい叙情的なバラード?的楽曲を聴いてみると一発で虜になるんじゃないか?旋律の美しさもギターの音色の美しさもメロディーも叙情的で歌唱力すら素晴らしいと聞こえるし、名曲の域に達した作品。日本人は絶対に好きだね、これ。そういう曲から始まるので、Jody Grindって一体どんなバンド?って思う。まぁ、そう思う前に曲の良さに惚れてしまうんだけどさ(笑)。この一曲でノックアウトです。そのせいか次の曲からの展開にはちょっと格差がありすぎるのが問題(笑)。いや、別に悪くはないんだけど、あまりにも起用なので、突然ブルース調な曲になっちゃってね…、切り替えが出来ないんだよ、聴いている側が。んで、その後はこれまたギターが弾きまくる素晴らしい曲で…軽めの音なんだけど良いギター弾くよ~この人。この辺から聴いているとブルージーな世界を知っている職人さんによる軽めの英国ロックの世界でちょっとハードかな、っていう程度。オルガンやハモンドなんかも鳴っているから、割とカテゴライズできるかね、っていうくらいだけど、初っ端の曲があるからやっぱり名盤になってる(笑)。
レーベルがトランスアトランティックから出てきているので、ちょっと前に書いたLittle Free Rockのアルバムに参加してたり、Ten Years Afterのアルヴィン・リーの作品で一緒にやっていたりとJody Grind以降の活躍の方が目立つティム・ヒックレーっつうのも面白いが、この「Far Canal」という作品、良いよぉ~♪


1970年リリースのJody Grindというバンドのセカンドアルバム「Far Canal」なんてのにも手を出してみるとやっぱり面白い。また知らないバンドだし…という人にはちょっとだけメジャーなお話を…、いや、ちょっとだけ…。ホワイトスネイクのデヴィッド・カヴァデールの最初の二作にキーボードで参加していたティム・ヒックレーっつう人がリーダーで組んでたバンドです。ギターのバーニー・ホランドがとってもかっこよいので思い切りロックなんだけどね。この人はそれこそPattoなんかにも参加したり、テクニカル集団のNucleusにも参加したりしてる職人気質のギタリストだけど、無茶苦茶良いのをこの「Far Canal」では弾いている。ブルースだけでなくってジャズな展開や、もっと美しいフォークでメロディアスなフレーズとか、さすがに器用なセンスをあちこちで聴かせてくれるのでオイシイ。
「Far Canal」というアルバムが語られることは多くないけど、最初の「We've Had It」というとんでもなく切なくて素晴らしい叙情的なバラード?的楽曲を聴いてみると一発で虜になるんじゃないか?旋律の美しさもギターの音色の美しさもメロディーも叙情的で歌唱力すら素晴らしいと聞こえるし、名曲の域に達した作品。日本人は絶対に好きだね、これ。そういう曲から始まるので、Jody Grindって一体どんなバンド?って思う。まぁ、そう思う前に曲の良さに惚れてしまうんだけどさ(笑)。この一曲でノックアウトです。そのせいか次の曲からの展開にはちょっと格差がありすぎるのが問題(笑)。いや、別に悪くはないんだけど、あまりにも起用なので、突然ブルース調な曲になっちゃってね…、切り替えが出来ないんだよ、聴いている側が。んで、その後はこれまたギターが弾きまくる素晴らしい曲で…軽めの音なんだけど良いギター弾くよ~この人。この辺から聴いているとブルージーな世界を知っている職人さんによる軽めの英国ロックの世界でちょっとハードかな、っていう程度。オルガンやハモンドなんかも鳴っているから、割とカテゴライズできるかね、っていうくらいだけど、初っ端の曲があるからやっぱり名盤になってる(笑)。
レーベルがトランスアトランティックから出てきているので、ちょっと前に書いたLittle Free Rockのアルバムに参加してたり、Ten Years Afterのアルヴィン・リーの作品で一緒にやっていたりとJody Grind以降の活躍の方が目立つティム・ヒックレーっつうのも面白いが、この「Far Canal」という作品、良いよぉ~♪
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