Julian's Treatment - A Time Before This
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裏名盤と呼ばれるモノには数限りない…、そりゃ好みの人が勝手に名付けるのだからキリがないのだが、その中でもあちこちで名盤と語られることの多いアルバムがいくつも存在する。ここのところ挙げているアルバムは大体その領域に属するものが多いので、まぁ、普通に進められて聴いてみたっていう限りではかなり良いと思えるレベルのアルバムばかりだと…、うん。まぁ、だからと言って薦めるっていうもんでもないけどさ。やっぱ王道聴いてからこの辺入った方がわかりやすいとは思うからさ。王道に飽きた人はこういう世界って面白いよ、ってのはあるが。

そんな中、裏名盤の誉れ高いJulian's Treatmentの最初のアルバム「A Time Before This」をどうぞ。1970年リリースなのでかなりサイケデリックな雰囲気が曲調に表れていて、楽曲レベルが高い。バンド的にはオルガンやハモンド、メロトロンなどの鍵盤系が強くて女性ボーカルがヒステリックに…、妙にSFチックにエロティックに音の中に紛れ込んでいるので、アヴァンギャルド的な雰囲気さえ漂う、何とも不思議な音世界。曲にドラマ性があってコロコロと変わっていくのでプログレッシヴ的という側面はあるけど、軽く楽しめるってなモンだ。
ジュリアンズ・ジェイ・サヴァリンって人は元々SF小説家の人で新潮文庫から小説が出てるんだけど、ヘリコプターアクションものしか和訳されてなくてそれを読むと、何でまたこんな「A Time Before This」っつうアルバムや、この後のセカンドアルバム「Waiters on the Dance」なんてのが出来上がったんだろうか?と不思議になる。この辺の音世界で描いている世界は多分もっとファンタジックなものだろうに…。という疑問を抱きながらも音楽は音楽として聴いているこの人の二作…、本来は三部作構想だったらしいが三枚目はまだリリースされていないハズ。
ハードロック的という側面は強いが、やっぱりオルガン中心にミーク嬢の妙にリラックスしたアシッドな歌声が空間を制圧しているのでやっぱりドラッグ系な音に近いのかな…。まぁ何回も何回も聴くという人は多くないだろうが、ちょっと気になって聴いてみると何回も聴いてその良さを実感したくなるという中毒的な側面は持っているね(笑)。


そんな中、裏名盤の誉れ高いJulian's Treatmentの最初のアルバム「A Time Before This」をどうぞ。1970年リリースなのでかなりサイケデリックな雰囲気が曲調に表れていて、楽曲レベルが高い。バンド的にはオルガンやハモンド、メロトロンなどの鍵盤系が強くて女性ボーカルがヒステリックに…、妙にSFチックにエロティックに音の中に紛れ込んでいるので、アヴァンギャルド的な雰囲気さえ漂う、何とも不思議な音世界。曲にドラマ性があってコロコロと変わっていくのでプログレッシヴ的という側面はあるけど、軽く楽しめるってなモンだ。
ジュリアンズ・ジェイ・サヴァリンって人は元々SF小説家の人で新潮文庫から小説が出てるんだけど、ヘリコプターアクションものしか和訳されてなくてそれを読むと、何でまたこんな「A Time Before This」っつうアルバムや、この後のセカンドアルバム「Waiters on the Dance」なんてのが出来上がったんだろうか?と不思議になる。この辺の音世界で描いている世界は多分もっとファンタジックなものだろうに…。という疑問を抱きながらも音楽は音楽として聴いているこの人の二作…、本来は三部作構想だったらしいが三枚目はまだリリースされていないハズ。
ハードロック的という側面は強いが、やっぱりオルガン中心にミーク嬢の妙にリラックスしたアシッドな歌声が空間を制圧しているのでやっぱりドラッグ系な音に近いのかな…。まぁ何回も何回も聴くという人は多くないだろうが、ちょっと気になって聴いてみると何回も聴いてその良さを実感したくなるという中毒的な側面は持っているね(笑)。
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