Kestrel - Kestrel
3 Comments
しかしまぁここのところ自分のブログに並んだ顔面ジャケットを見ているとまったくまともじゃないセンスの塊だな…などと苦笑いしてしまうくらいに楽しい(笑)。アメリカのSSWなんて書いていたらきっと自ずから顔写真ばかりのジャケットが並ぶんだろうが、英国マイナーもので書き連ねていくとこうなるってのは、ある意味それ自体がヒネてて面白い。やっぱりそうでなきゃいかん。自己紹介の顔面写真なんてのは60年代で終わってるべきで、70年代はアートなのだ。ン?今は21世紀?う~ん、精神異常の時代です(笑)。

さて、おそらくはマイナー系と呼ばれる中ではダントツの知名度と人気と実力を誇るケストレルです。もちろん1975年リリースの本作「ケストレル」でバンドは解体です。でも、ネットやアマゾンでちょろっと探してみてわかるようにもの凄い人気です。人気っつうのか、好かれているアルバムだし、聴いている人も割といるみたいだし、聴いた人は皆が皆手放しに褒めているという名盤です。昔は全く表に出てこなかったアルバムだけどマニアには重宝した作品「ケストレル」だったのが、ロックの歴史が長くなるに連れて徐々に浸透していった結果、多分デビュー現役当時よりも今の方が圧倒的に人気もあるし、同じアルバムの売上数量は多いだろうと。そんなバンドはままあるけど、ここまで一般的にも受け入れやすい音っていうのはなかなか見当たらないから見事なものだと。そんなのを35年前に奏でていたってのもやはりセンス。時代を先取りし過ぎていたんだろう。
うん、音はだな…、キラキラしたポップサウンドだけどヒネててウェット感に溢れているという代物。更に展開が凝っているので飽きないってのと味付けサウンドにメロトロンなんてのが出てくるってなもんだ、まぁ、単なる味付けのひとつなので、どっちかっつうと歌メロの楽しいセンスとちょっと歪んだギターのセンスと鍵盤の煌びやかさが売りでしょう。驚くくらいにセンス溢れるポップスってのがわかる。そうだね、10CCとかELOとか…、トッド・ラングレンの世界ってのが一番近いのかもしれない。しかもハイセンスなA級レベルの楽曲クォリティだからそこら辺で流れていたらもっともっと売れてしまうであろう曲ばかりだね。
ジャケットは賛否両論っぽいけど、このジャケットのセンスって…やっぱわかる人とわからない人は分かれるかなぁ…。中味がとんでもなく上質なポップだからこのジャケットは勿体ないっていう人もいるだろうし、逆にこれだけ良質なポップができるんだからジャケットもバンド名もちょっとおちょくってみようか、ってのが読み取れるかどうかだよな…。ケストレルってハヤブサ科の小型の猛禽のチョウゲンボウで結構かっこよいんだけど、ハヤブサではなくってチョウゲンボウってところがこのバンドのヒネたところで…、ハヤブサほどスターにはほど遠いけどちょっと手の届くところまで…ってのがチョウゲンボウ。人にもあまり知られていないっていうところもこのバンドの今の存在位置を示している、ある意味狙い通りに世界を制しているのかもしれない(笑)。

さて、おそらくはマイナー系と呼ばれる中ではダントツの知名度と人気と実力を誇るケストレルです。もちろん1975年リリースの本作「ケストレル」でバンドは解体です。でも、ネットやアマゾンでちょろっと探してみてわかるようにもの凄い人気です。人気っつうのか、好かれているアルバムだし、聴いている人も割といるみたいだし、聴いた人は皆が皆手放しに褒めているという名盤です。昔は全く表に出てこなかったアルバムだけどマニアには重宝した作品「ケストレル」だったのが、ロックの歴史が長くなるに連れて徐々に浸透していった結果、多分デビュー現役当時よりも今の方が圧倒的に人気もあるし、同じアルバムの売上数量は多いだろうと。そんなバンドはままあるけど、ここまで一般的にも受け入れやすい音っていうのはなかなか見当たらないから見事なものだと。そんなのを35年前に奏でていたってのもやはりセンス。時代を先取りし過ぎていたんだろう。
うん、音はだな…、キラキラしたポップサウンドだけどヒネててウェット感に溢れているという代物。更に展開が凝っているので飽きないってのと味付けサウンドにメロトロンなんてのが出てくるってなもんだ、まぁ、単なる味付けのひとつなので、どっちかっつうと歌メロの楽しいセンスとちょっと歪んだギターのセンスと鍵盤の煌びやかさが売りでしょう。驚くくらいにセンス溢れるポップスってのがわかる。そうだね、10CCとかELOとか…、トッド・ラングレンの世界ってのが一番近いのかもしれない。しかもハイセンスなA級レベルの楽曲クォリティだからそこら辺で流れていたらもっともっと売れてしまうであろう曲ばかりだね。
ジャケットは賛否両論っぽいけど、このジャケットのセンスって…やっぱわかる人とわからない人は分かれるかなぁ…。中味がとんでもなく上質なポップだからこのジャケットは勿体ないっていう人もいるだろうし、逆にこれだけ良質なポップができるんだからジャケットもバンド名もちょっとおちょくってみようか、ってのが読み取れるかどうかだよな…。ケストレルってハヤブサ科の小型の猛禽のチョウゲンボウで結構かっこよいんだけど、ハヤブサではなくってチョウゲンボウってところがこのバンドのヒネたところで…、ハヤブサほどスターにはほど遠いけどちょっと手の届くところまで…ってのがチョウゲンボウ。人にもあまり知られていないっていうところもこのバンドの今の存在位置を示している、ある意味狙い通りに世界を制しているのかもしれない(笑)。
- 関連記事
-
- The Move - Looking On
- Kestrel - Kestrel
- Stackridge - The Man In The Bowler Hat