Flash - Flash
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フラッシュのファーストアルバム「フラッシュ」は1972年にリリースされたかなり気合いの入った作品に仕上がっていて…っつうかイエスにかなり近い音だなぁ…ってのが正直なトコロです。歌声もジョン・アンダーソン的なので好みではないけれど、まぁ、いいか。最初の「Small Beginnings」という曲からして9分半の大作なのだが、これがまたギターが大活躍のみならず、ベースもクリス・スクワイアーばりに躍動するラインを弾きまくっているし、ギターと鍵盤のリフについては正にイエス的…、構成もいくつかを組み合わせているので組曲的に出来上がっているスピーディな代物です。70年代英国プログレロックとして聴くとかなり洗練された部類に属する音色であることは間違いないし、ジャケットもとんでもなく素晴らしいじゃぁありませんか。このジャケットのシリーズは後にセカンド「イン・ザ・キャン」、サード「アウト・オブ・アワ・ハンズ」にも続けられていくのだけど、このファースト「フラッシュ」が一番洗練されている気がする。
あかん…話が逸れた(笑)。ん~とですねぇ、アナログで揃えたんですよ、フラッシュは。ジャケットがダブルジャケットで欲しかったからね。やっぱり迫力です。そのおかげで音が多少どうであろうとも持っていることがステータスだったっつうのも大きいな。そういえばあんまり聴かなかったもん(笑)。んでまた引っ張り出しているワケですが…、やっぱりイエス的な音色なのが大きくて好まないようだった、自分。それでもピーター・バンクスのギターのアプローチは平凡ながらもユニークかなってのはある。アルバム全曲で5曲ってのも時代だが、それだけ演奏に力入れたバンドとアルバムだったんだろう。テクニックは申し分ないからね。
そんなことでアルバム全部買って並べて見るのが一番楽しいフラッシュですが…、音の方も好む人はしっかりと楽しめる内容です。
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