Three Man Army - Two
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ガーヴィッツ兄弟が最も輝いていた全盛期の作品じゃないかと思うことのあるThree Man Army時代。それも当然ながら ガーヴィッツ兄弟が最も輝いていた全盛期の作品じゃないかと思うことのあるThree Man Army時代。それも当然ながらドラムにトニー・ニューマンを迎えた頃のが一番好きに重くハードに展開していた時期なんじゃないかな~とここのところガーヴィッツ兄弟関連を聴いていて思う。この人達も音楽生活豊富だったのでアチコチに参加してクレジットされていたりするので、それを追いかけようとするととんでもないことにはなりそうなので止めているけどね。

そんなThree Man Armyの傑作とも言われることが多い、バンドとしては三枚目のアルバム、そしてトニー・ニューマンを迎えてからの二枚目、ということで1974年にリリースされた「Three Man Army Two」です。
凄くかっちょ良いハードロックです。
イヤ、ホントに全く重くてハードで展開していて、メロディも割とキャッチーになっていて何で売れなかったんだ?っていうくらいの出来映えを表す傑作。いや、売れなかったってのは分かるんだが、この頃の英国ロックからしたら売れてもおかしくなかっただろう。やっぱり音楽だけではダメだったんだろうな…と思わせる。今の時代になってから結構再評価されることの多いアルバム、っつうかバンドなのでまだ救われているとは思うけど、とにかくもうゴリゴリで攻めまくるハードロックと美しい叙情的なアコースティックも入れ込まれた傑作。
エイドリアン・ガーヴィッツの才能って凄いんだよ。ちょっと一本調子的なキライはあるけどグイグイと心を鷲掴みにするギターリフが多くて、そのパワーに脱帽ってな感じ。そしてこの「Three Man Army Two」ではトニー・ニューマンのドラムもかなり重ためにハマっていて猛烈にかっこ良くなってる。見せ場もいくつか作られていてこれでセールス面が多少でも上手くいけばバンドとして存続しただろうと思うが、やはり芳しくなかったが故にトニー・ニューマンはデヴィッド・ボウイのバックバンドへと流れていってしまう。まぁ、そのおかげでガーヴィッツ兄弟はドラムにジンジャー・ベイカーを迎えることとなったので、それもまた良しだったんだが…。それでもやはり彼等の歴史の中で一番輝いたのは絶対この「Three Man Army Two」だと思う。
アルバムタイトルが「Three Man Army Two」なのでややこしくて、昔から整理の付かないバンドだったんで今回整理した。最初のアルバム「A Third of a Lifetime」はこれも名盤だけど、この時点でバディ・マイルスのバンドにエイドリアン・ガーヴィッツが参加することによりバンドは一旦解散…って、そんなんでいいのか?そんなことしてるからハジケ切れないんだろうって思うが…。その合間にベースのポール・ガーヴィッツはヒマなので同じくゲスト参加していたブライアン・パリッシュとアルバムを制作している。そしてエイドリアン・ガーヴィッツが出戻ってきてやる事無いのでThree Man Armyをもう一度、って思った時にはドラマーのマイク・ケリーが古巣のスプーキー・トゥースに戻ってしまっていた。そこでトニー・ニューマンの参加となる。そこから快進撃…のハズだったが、結局エイドリアン・ガーヴィッツの恐らく脳天気な性格が災いした結果の立ち位置になってしまった、ってところだ。
…ただ、この人達との絡みによる人脈図もまた見事でメジャーからマイナーまで、そして英国のハードロック関係まで激しく広がっているので面白い。ムーディ・ブルースのグレアム・エッジとのバンドやオリー・ハルソールからパトゥー、ボクサー、それこそデヴィッド・ボウイなどなどまで…。
話を戻すが…やっぱり滅茶苦茶かっこよいギターアルバムだ、この「Three Man Army Two」は。そしてジャケットも印象的でかっこよい。うん、久々に何かを思い出した気がする…。


そんなThree Man Armyの傑作とも言われることが多い、バンドとしては三枚目のアルバム、そしてトニー・ニューマンを迎えてからの二枚目、ということで1974年にリリースされた「Three Man Army Two」です。
凄くかっちょ良いハードロックです。
イヤ、ホントに全く重くてハードで展開していて、メロディも割とキャッチーになっていて何で売れなかったんだ?っていうくらいの出来映えを表す傑作。いや、売れなかったってのは分かるんだが、この頃の英国ロックからしたら売れてもおかしくなかっただろう。やっぱり音楽だけではダメだったんだろうな…と思わせる。今の時代になってから結構再評価されることの多いアルバム、っつうかバンドなのでまだ救われているとは思うけど、とにかくもうゴリゴリで攻めまくるハードロックと美しい叙情的なアコースティックも入れ込まれた傑作。
エイドリアン・ガーヴィッツの才能って凄いんだよ。ちょっと一本調子的なキライはあるけどグイグイと心を鷲掴みにするギターリフが多くて、そのパワーに脱帽ってな感じ。そしてこの「Three Man Army Two」ではトニー・ニューマンのドラムもかなり重ためにハマっていて猛烈にかっこ良くなってる。見せ場もいくつか作られていてこれでセールス面が多少でも上手くいけばバンドとして存続しただろうと思うが、やはり芳しくなかったが故にトニー・ニューマンはデヴィッド・ボウイのバックバンドへと流れていってしまう。まぁ、そのおかげでガーヴィッツ兄弟はドラムにジンジャー・ベイカーを迎えることとなったので、それもまた良しだったんだが…。それでもやはり彼等の歴史の中で一番輝いたのは絶対この「Three Man Army Two」だと思う。
アルバムタイトルが「Three Man Army Two」なのでややこしくて、昔から整理の付かないバンドだったんで今回整理した。最初のアルバム「A Third of a Lifetime」はこれも名盤だけど、この時点でバディ・マイルスのバンドにエイドリアン・ガーヴィッツが参加することによりバンドは一旦解散…って、そんなんでいいのか?そんなことしてるからハジケ切れないんだろうって思うが…。その合間にベースのポール・ガーヴィッツはヒマなので同じくゲスト参加していたブライアン・パリッシュとアルバムを制作している。そしてエイドリアン・ガーヴィッツが出戻ってきてやる事無いのでThree Man Armyをもう一度、って思った時にはドラマーのマイク・ケリーが古巣のスプーキー・トゥースに戻ってしまっていた。そこでトニー・ニューマンの参加となる。そこから快進撃…のハズだったが、結局エイドリアン・ガーヴィッツの恐らく脳天気な性格が災いした結果の立ち位置になってしまった、ってところだ。
…ただ、この人達との絡みによる人脈図もまた見事でメジャーからマイナーまで、そして英国のハードロック関係まで激しく広がっているので面白い。ムーディ・ブルースのグレアム・エッジとのバンドやオリー・ハルソールからパトゥー、ボクサー、それこそデヴィッド・ボウイなどなどまで…。
話を戻すが…やっぱり滅茶苦茶かっこよいギターアルバムだ、この「Three Man Army Two」は。そしてジャケットも印象的でかっこよい。うん、久々に何かを思い出した気がする…。
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