Baker Gurvitz Army - Elysian Encounter
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ブライアン・パリッシュ氏の歴史の中にガーヴィッツ兄弟の片割れのポール・ガーヴィッツとの共作が二つのアルバムでリリースされている。最初のアルバムはフォーク中心の二人の交友の確認レベルの音だった、と記憶しているんだけど、ポール・ガーヴィッツと言えばハードロックギターの名手でして、ガンからスリー・マン・アーミー、そしてジンジャー・ベイカーと組んだりしたし、なかなかの歴戦を渡り歩いているのだがやっぱりマイナーな扱いで終わっている。まぁ、何となく分かるんだけどちょっと勿体ないかな。聴けば割と好みなんだけど聴きたいか、という程でもないというところか。

ベイカー・ガーヴィッツ・アーミーというバンドを1974年に組み、ジンジャー・ベイカーとガーヴィッツの二人によるトリオでスタートしたが、ファーストアルバム「The Baker Gurvitz Army」ではそのトリオのパワーをがっつりと聴かせてくれていて、ジンジャー・ベイカーさん、なかなか面白い組み方してくれるじゃないか、と思っていたのだが、翌年ともなった1975年に本作「Elysian Encounter」をリリース。この時には職にあぶれていたソウルフルなボーカリストのスニップス=元シャークス=アンディ・フレイザーのバンド、を迎えてリリース。
やっぱりジンジャー・ベイカーの名前にはガーヴィッツ兄弟としてはしょうがないのかなぁ…、どっからどう聴いてもジンジャー・ベイカーの趣味丸出しの音楽性を出し過ぎている感じは否めない。アフリカン的というかドラム面での激しさがガンガン出てくる。もちろんガーヴィッツ兄弟の繊細なセンスとも相見えて面白いトーンは出しているんだけどね。なんでこういう曲調と展開でドラムがそんな風に入るんだ?と言うのが多々ある。それこそがこのバンドの不思議なバランスだったんだろうとは思うが。その合間をあくまでも歌唱力でスタンダードに歌っていくスニップス…、普通なセンスなんだろうな…。やっぱジンジャー・ベイカーの際立ったセンスが突出してしまっているところ。
いや、気を取り直して音を聴こう…。やっぱりジンジャー・ベイカーのドラムが暴れてる(笑)。それでもこのバンドは翌年にもう一枚アルバム「燃えあがる魂」をリリースするのだからガーヴィッツ兄弟も気合いを入れて活動していたってことだろう。ライブ盤もいくつか発掘音源でリリースされているみたい。ドラムソロがガンガンあるらしいが(笑)。「Live in Derby 75」とか「Live」とか。
しかし…なんでこんなにB級感溢れるのだろうか?


ベイカー・ガーヴィッツ・アーミーというバンドを1974年に組み、ジンジャー・ベイカーとガーヴィッツの二人によるトリオでスタートしたが、ファーストアルバム「The Baker Gurvitz Army」ではそのトリオのパワーをがっつりと聴かせてくれていて、ジンジャー・ベイカーさん、なかなか面白い組み方してくれるじゃないか、と思っていたのだが、翌年ともなった1975年に本作「Elysian Encounter」をリリース。この時には職にあぶれていたソウルフルなボーカリストのスニップス=元シャークス=アンディ・フレイザーのバンド、を迎えてリリース。
やっぱりジンジャー・ベイカーの名前にはガーヴィッツ兄弟としてはしょうがないのかなぁ…、どっからどう聴いてもジンジャー・ベイカーの趣味丸出しの音楽性を出し過ぎている感じは否めない。アフリカン的というかドラム面での激しさがガンガン出てくる。もちろんガーヴィッツ兄弟の繊細なセンスとも相見えて面白いトーンは出しているんだけどね。なんでこういう曲調と展開でドラムがそんな風に入るんだ?と言うのが多々ある。それこそがこのバンドの不思議なバランスだったんだろうとは思うが。その合間をあくまでも歌唱力でスタンダードに歌っていくスニップス…、普通なセンスなんだろうな…。やっぱジンジャー・ベイカーの際立ったセンスが突出してしまっているところ。
いや、気を取り直して音を聴こう…。やっぱりジンジャー・ベイカーのドラムが暴れてる(笑)。それでもこのバンドは翌年にもう一枚アルバム「燃えあがる魂」をリリースするのだからガーヴィッツ兄弟も気合いを入れて活動していたってことだろう。ライブ盤もいくつか発掘音源でリリースされているみたい。ドラムソロがガンガンあるらしいが(笑)。「Live in Derby 75」とか「Live」とか。
しかし…なんでこんなにB級感溢れるのだろうか?
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